リオ五輪ロードレース代表、内間康平(チームUKYO)がコロナ禍でロードから競輪へ転向
Bicycle Club編集部
- 2020年09月01日
リオ五輪自転車競技ロードレースの日本代表だった内間康平が8月末で所属するチームUKYOから離れることが発表された。内間は日本代表選手としてリオ五輪自転車競技ロードレースに出場し、2019年シーズンからチームUKYOへ移籍、2019年4月マレーシアで行われたツアー・オブ・イスカンダーで総合2位 そして自分自身の大きな目標の一つであった地元ツールド沖縄では2位 という成績でシーズンを終えている。 ただ、今年はコロナ禍で出場予定だったUCIアジアのレースが次々とキャンセルという状況に直面していた。
チームの発表によると、このコロナ禍でロード競技を続けていくのは困難と考え、ロードレース選手としては引退し、チームを離れ競輪選手への道を選んだという。
内間康平選手コメント
世界中に流行が続くコロナの影響を受け、闘いたかったUCIアジアツア ーで参戦の見通しが立たない中、モチベーションの維持が難しく、自分 の中で自粛期間中に悩んでいた所、高校の先輩であり、現在も競輪選手 の方から転向してみてはどうだろう?という話が有りました。
ロードレースと競輪は同じ自転車ではありますが、特性の違う種目です。しかし やはり自分は自転車が大好きで新たにチャレンジに臨みたいと決意いた しました。 競輪のトレーニングをこなし、やはり今後ロードレースを走るのは厳し いしチームメイトへ迷惑もかけてしまい、両立は難しい事をチームに伝 えてこのような形での契約終了となった事を報告致します。
ロードレース界から去る事になりますが、自転車競技は続けて行きます。 チームメイトには自分の我儘を聞いてもらい 申し訳ない気持ちでいっぱいです。 そして今まで応援して下さったファンの皆様 スポンサーの皆様へ深く御礼を申し上げます。 短いロード競技生活ではありましたが、本当に ありがとうございました。
今後は10月下旬の日本競輪選手養成所第121回 選手候補生入所試験へ向けて頑張ります。
チーム公式WEBサイト
http://www.teamukyo.com/
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