ワイドタイヤ対応! ケーブル内蔵でよりエアロなNEWバッソ・ディアマンテSV|BASSO
Bicycle Club編集部
- 2020年09月03日
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イタリア、ベネト県ヴィチェンツァにあるバッソ、オートクレーブによるカーボンフレームの自社生産にこだわるブランドだ。そのバッソが最上位ロードバイクモデルディアマンテSVがフルモデルチェンジした。今回は従来のデザインをブラッシュアップし、3D構造のセラミックナノ粒子を使った塗装、ワイヤーを内蔵化するなどトータルインテグレーションを高めることで空気抵抗を低減しているのが特徴だ。
トータルでよりエアロに、軽く進化したSV
ディアマンテSVのSVは「SUPER VELOCE」の頭文字をとったもの。それは超高速を意味する。今回、より走るために全面的に空気抵抗の低減を実現、そのためにハンドルを専用にすることでケーブル内蔵化を実現している。このほか、フォーク、塗装による突き詰めた空気抵抗の低減を行っている。
塗装を使って空気抵抗を低減
NEWディアマンテSVでは3D構造のセラミックナノ粒子を使うことで、塗装の多孔性が低く抑えることができる。結果として塗装表面がより均一になり、空気を引きずりにくくなり、より空気抵抗を低減することができる。
空気抵抗を低減するためにフォークのクリアランスを拡大
最大32mm幅タイヤまで対応
空気抵抗の低減を考え、OpenFlowと呼ぶタイヤクリアランスに余裕を持せる設計をすることで空気の流れを改善している。さらに最大32mm幅のタイヤまで対応するなど、現在のトレンドにマッチした設計になっている。前から見るとワイヤー類の飛び出しがないことがわかる。さらにフォークは垂直方向にはコンプライアンスを確保しながらも、横方向に剛性アップさせている。
余裕のあるタイヤクリアランスを作るころで、空気抵抗を低減させる設計だ。
専用ハンドルを使いケーブルを内蔵
専用ハンドルとステムを組み合わせることで、ケーブルを内蔵化している。ハンドルのクランプ部分にワイヤーを通すための開口部があり、ステムはフルオープンする構造になっている。メーカーを問わず電動式、機械式どちらのシフターにも対応する。
ワイヤー類はハンドルからステム、を通してフレーム内を通るルートになっている。
コラムスペーサーは左右に分割できる構造になっている。
ステムはフルオープン式で、ハンドル中央のクランプ部分にケーブルを通す開口部がある。
各サイズで適正化した剛性コントロール
各フレームサイズごとに適正な剛性バランスを実現するため、フレームサイズごとにフレームの断面形状、カーボンレイヤーの積層を変え、最適化している。フレームサイズが小さいから固い、大きいから柔らかいといったことをなくしている。
ダウンチューブは前モデル同様にカムテールデザインを採用。より空気抵抗を低減を意識した設計になっている。
継続される快適な乗り心地
3つのボルトでシートポストを固定する従来のディアマンテで採用している。前モデル同様に振動を抑えるゴムを使った3B VIBRATION DANPENIGシステムを採用。
シートポストとシートチューブの間にゴムが入ることで快適性を維持している。
バッソWEB特設サイト
https://diamantesv2021.bassobikes.com/it/
[バッソ・ディアマンテSV]
日本での価格、納期詳細は未定
ディスクブレーキモデル
サイズ:450、480、510、530、560、580、610、630
日本での問い合わせ:ジョブインターナショナル
www.job-cycles.com
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