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インターハイ代替⼤会でサプライズ! 競輪選手村上&深谷から高校生にトロフィー授与

9月11日から13日の3日間、インターハイ(全国⾼等学校総合体育⼤会⾃転⾞競技⼤会)の代替大会としてJCSPA (日本サイクルスポーツ振興会)が主催する全国大会が京都 向日町競輪場にて開催。

その大会最終日は個人競技各種目決勝戦が行われた。各競技の優勝者には地元京都出身の競輪選手の村上義弘選手からトロフィー、深谷知広からエアロヘルメットが贈呈され、自転車競技を目指す高校生にとって思い出となる大会となった。

「今年の感染症の影響で全国大会に賭けて来た高校生達は非常に苦しい思いをしてきました。そんな中で、暑い日も寒い日もペダルを踏み続けた彼らに少しでも励みになればとトロフィーを贈呈させて頂きました」と村上選手。

村上選手とともにプレゼンターとして登壇した深谷知広選手

【スプリント1-2位決定戦】予選トップの中山(九州学院)が勝利

スプリント予選である200mハロンの上位8名により繰り広げられたスプリント競技順位決定戦。止まる程の速度で相手との出方を慎重に探りながらゴールとの距離をはかり、好機を掴んだタイミングで一気に速度を上げて勝負する。1組3本勝負で行われた1-2位決定戦はハロン200mを10秒677でトップを穫った九州学院 中山遼太郎(3年)が福井科学技術高 小谷寛待との勝負に2本連続で先着し優勝した。

九州学院 中山遼太郎 3年

「仕上げて来ただけに素直に嬉しいです。横に並走した時点で勝つという確信があったので、最後ゴールまで一気に踏み切りました。将来は競輪選手になり、深谷知広選手の様に強い選手になることが目標です。」

【500mタイムトライアル決勝】又多(星稜)が初入賞でV

女子個人種目である500mタイムトライアル。ゼロ地点からスタートし400mバンクを1周+100mで競われた。20名10組で行われた本種目で38秒を切る好走をしたのは2名。優勝は星稜高等学校の又多風緑(3年)が37秒519が本大会の本命のひとり祐誠高校 金田舞夏(3年)を下し優勝を果たした。

星稜高等学校 又多風緑 3年

「全国区の大会でこれまで入賞をしたことがなく、高校最後の年にはじめての入賞が優勝で終る事ができて嬉しいです。36秒台も狙っていたのですが、強気にタイムを狙った事が結果に繋がったと感じています」

【1kmタイムトライアル決勝】伊藤(朝明)が唯一の1分5秒台!

朝明高等学校 伊藤京介 3年

「高校最後の大会、タイムに拘って自分の力を出し切れたと思っています。来年は大学に進学し競技を続けて自己ベストを伸ばして行きたいと思います」

【ポイントレース決勝】柏野(岡山工)が後半の盛り返しで勝利

岡山工業高 柏野健吾 3年

「前半を体力を温存し中盤からポイントを穫りながら調子を上げて最終周の倍点に全てを賭けました。僕の中で優勝の最低ラインが15点獲得と考えていたので、狙い通りの走りが出来たと思います。競輪選手になりたいのでここで気持ちを切り替えて試験に向け練習を集中して行きたいと思います」

【スクラッチ決勝】佐藤(松山城南)が市原(城東工)を捕まえV

8kmで行われたトラック中距離のスクラッチ決勝。ゴール先着順で順位が決まる本種目は予選4組を上位で勝ち抜いた20名がスタートした。レースは中盤から積極的な選手達の単発の逃げがあるものの、押し寄せる追走にのまれる展開が続く。終盤2名の逃げを単独で追いそのまま1人先行する力走を魅せたのは城東工科高 市原幹丸(3年)、あわや逃げ切りという勢いではあったが、追走の主軸となり4コーナーから一気にスピード伸ばして来た松山城南高等学校 佐藤壮志(2年)がゴールを制した。

松山城南高等学校 佐藤壮志 2年

「ラスト1周に逃げ切る気持ちで先行を捉えました。後ろには強い3年の選手達がいる中で最後まで先行出来たのは自信になりました。将来は競輪選手を目指しています、来年は短距離種目に転向して力を入れて行きたいと思います」

【女子ケイリン】大野(岐阜第一)が500mTTの無念を晴らす

岐阜第一高等学校 大野風貴芽 2年

「500mタイムトライアルでは自分の走りが出来なかった悔しさをバネに、とにかく前に攻めて行く走りに徹して優勝出来ました。色々なギアを試してきてそれがバッチリハマったのも勝因だと感じています。」

【男子ケイリン1-6位決定戦】競り勝った松本(九州学院)が勝利!

九州学院 松本秀之慎 3年

「先行するという自分が走りが徹底出来たのは良かったと思います。10月に競輪の試験を控えているので、そこに向けてもう一度、1から練習を重ねて行きたい思います」

レース概要

2020 JCSPAジュニアサイクルスポーツ大会 全国大会
令和2年 全国大会高等学校総合体育大会自転車競技大会中止に伴う全国大会

日時

2020年9月11日(金)~13日(日)

競技種目

男子(個人種目)
1kmタイムトライアル
スプリント
ケイリン
3kmインディヴィデュアル・パーシュート
スクラッチ
ポイント・レース
男子(団体種目)
チーム・パーシュート
チームスプリント
女子(個人種目)
500mタイムトライアル
2kmインディヴィデュアル・パーシュート
ケイリン(エキシビション)

大会の模様は動画でも配信

YouTube『京都向日町競輪場チャンネル』にてLIVE配信
https://www.youtube.com/channel/UCdBuL72WRnKDIvAekxS2NxQ

大会公式WEBサイト (一財)日本サイクルスポーツ振興会
https://www.jcspa.or.jp/events/ jcspa-junior-cycle-sports-competition /

https://www.japan-sports.or.jp/

 

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PROFILE

管洋介

Bicycle Club / 輪界屈指のナイスガイ

管洋介

アジア、アフリカ、スペインなど多くのレースを走ってきたベテランレーサー。アヴェントゥーラサイクリングの選手兼監督を務める傍ら、インプレやカメラマン、スクールコーチなどもこなす。

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