MTBワールドカップでエンリケ・アヴァンチーニが勝利!母国ブラジル初の快挙
Bicycle Club編集部
- 2020年10月06日
10月4日(日)、ノヴェー・メスト(チェコ)で開催されたMTBワールドカップにて、キャノンデール・ファクトリー・レーシングのエンリケ・アヴァンチーニ(ブラジル)が自身初、そして母国ブラジル初のワールドカップクロスカントリー勝利を獲得した。以下、プレスリリースより。
エンリケ・アヴァンチーニが自身初、
母国ブラジル初のワールドカップクロスカントリー勝利
経験したことがない短縮されたシーズン。キャノンデール・ファクトリー・レーシングチームは、自分たちが間違っていないことを証明するために、ひとつの目標に向かって努力を重ねてきたのです。最強チーム、という称号を手にするために。
「なんて日だ! (チームとして)ついに、ワールドカップ初優勝を手にすることができた。キャノンデール・ファクトリー・レーシングチーム全員にとって、とても大きな一日となったね。この日のために、何年も努力し続けてきたんだ。自分も含め、チームメイトも、何度も何度もあと一歩のところまで来ていた。ついにその願いが叶ったよ。」エンリケ・アヴァンチーニ
この勝利のために約10年間の準備を重ね、ついにエンリケ・アヴァンチーニは自身初、そして母国ブラジルにとって初のワールドカップクロスカントリー優勝という栄冠をノヴェー・メスト(チェコ)で手に入れたのです。歴史に刻まれるこの一勝を追い求め、これまで数えきれない優勝ならびに表彰台を獲得してきたチームメイトたちによって支えられた一日でした。
エンリケは、巧みな戦術でレースを展開し、彼を含む5人に絞られた先頭グループはファイナルラップへ突入。そして、パンプトラックセクションで先頭に立ち、後続の行方を塞ぎながらペースを完全にコントロール。最後のアスファルトでのスプリント勝負でこのレースを制したのです。
「実のところ、金曜日のショートトラックの疲れがまだ残っていて、レース前半はペースをつかむのに苦労したんだ。3周目を過ぎたあたりから調子が戻ってき、最終的に勝つことができた。少し長めのスプリント勝負になることは分かっていたし、そばには強力なライバルたちがいたから早めに仕掛けることにしたんだ。いつもどおり前に立てたら、そのままゴールできると確信していたんだ。」
1週間に4回もレースが開催されるという歴史上稀にみるノヴェー・メストワールドカップは、CFRにとって、2つの勝利と3つの表彰台獲得という輝かしい成績で幕を閉じました。新たな歴史がいま始まろうとしています。
(Photographs by Michele Mondini)
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問:キャノンデール・ジャパン
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