折りたたみ自転車「iruka」がJIDAデザインミュージアムセレクションに選定
Bicycle Club編集部
- 2021年01月26日
街乗りに最適な優れた走行性を備え、折りたたみ時の収納性と携行性を革新的に進化させた折りたたみ自転車「iruka(イルカ)」が、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会(以下「JIDA」)が主催する「JIDAデザインミュージアムセレクション vol.22」に選定された。以下、プレスリリースより。
唯一の自転車の選定!電動アシストではない自転車としては8年ぶり
JIDAデザインミュージアムセレクションは、国内唯一のインダストリアルデザイナーの全国組織であるJIDAが、インダストリアルデザインの普及と啓発を目指して時代をリードする優れた製品を選定し、広くその成果を発表・展示・収蔵するミュージアム活動です。
22回目を迎える今年度は、株式会社本田技術研究所の「Honda e」、ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社/ソニー株式会社の「グラスサウンドスピーカー LSPX-S2」、株式会社スノーピークの「HOME & CAMPバーナー GS-600」など56点が選定されました。
自転車の選定は今回irukaが唯一で、2018年のBESV PSA1とYAMAHA YPJ-C(いずれも電動アシスト自転車)以来2年ぶり、電動アシストではない自転車としては8年ぶりです。
本年5月6日から12日には、六本木AXISギャラリーにて選定製品を展示する「JIDAデザインミュージアムセレクション Vol.22東京展」 が開催され、irukaも展示される予定です。
審査委員解説コメント
「シーンに合わせて4つの姿にワンタッチですばやく姿を変えることで、様々な場所に連れてまわれる道具となっている。走る時は小回りのきく18インチホイールが快適な走りを実現し、後輪をたたむとどこでも自立する。歩く時には前輪と後輪が同軸上に平行にたたまれた姿で、キャリーカートのように転がせる。たたみ込むと新幹線の座席にさえ持ち込めるサイズになる、まさに手放せない相棒になる自転車である」(審査委員/藤本英子氏)
イルカ創業者/代表取締役 小林正樹のコメント
「irukaが、名だたる有名大企業の製品が並ぶ中で、また、電動アシストではない自転車としては8年ぶりにJIDAデザインミュージアムセレクションに選定されたことは大変光栄ではありますが、実はそれほど驚いてはいません。irukaのデザインは、フリッパー(irukaオーナーの総称)のみなさんから「美しすぎる折りたたみ自転車」「自転車のMac」といった愛称をいただくなど、国内外で高く評価されていたからです。特に海外のフリッパーは、Apple MacBookなどと同じく酸化皮膜処理が施されたミニマルで優美なirukaフレームから日本刀を想起するなど、irukaに日本的なデザインマナーを感じるようで、興味深く感じています」
iruka(イルカ)公式サイト
https://www.iruka.tokyo/
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。