旧多摩川小学校の校庭にモジュラー・パンプトラックが集結!子どもたちがBMX&MTB体験
Bicycle Club編集部
- 2021年03月01日
ペダルを漕がずに斜面やコブを利用して重心移動だけで起伏のついたコースを走るパンプトラックは「子供から大人まで年齢に関係なく遊べるバイクパーク」として人気を集め、今では世界選手権が開催されるほど。
せまい場所でも作ることが可能なため、日本でも新しいバイク遊びとして注目されているが、木材や樹脂で作った斜面やコブを分割して持ち運び可能にすることで、平らな場所でもパンプトラックの楽しさを体験できる「モジュラー・パンプトラック」の面白さを体験できるイベントが、たちかわ創造舎(東京都立川市)で開催された。
旧多摩川小学校の建物や校庭を利用する「文化創造のための活動拠点」たちかわ創造舎は、多摩川サイクリングロード沿いという立地を活かしたサイクルステーションの設置や、自転車を使ったイベントが開催されている。
今回はCYCLING GAMESを運営するバックス事務所を中心に、コジパンプwithまちさが里山サイクリングの会、Go Ride、StartBMX.infoの3団体がそれぞれ製作したパンプトラックを持ち寄り、体験コースとタイムアタックエリアを開設。またアウトドアグッズやMTBブランドが出展。
緊急事態宣言下での開催と言うこともあり、当然ことながら検温やソーシャルディスタンスの呼びかけなど感染症対策を実施しての開催だったが、未就学児童から50代まで幅広い世代が集まり、1日中ゲーム感覚で楽しんだ。
整備されたグラウンドをフルに使ってレイアウト。タイム計測はワイルドボアカップ運営チームが担当した。
主催グループのまとめ役は、元自転車専門誌編集者で日本スポーツ協会自転車競技コーチの資格も持つ松本敦さん
バイク関連ブランドだけでなく、MTBが持続的に走れる環境づくりを目指す団体も出展
建築家の小島正治さんが手がけるコジパンプは、キッズでも安心して走れるスムーズなデザインが特徴
時折強風に見舞われたものの、ランバイクからBMXのトップアスリートまで、和気あいあいと楽しんだ
タイムアタックも1.5mのソーシャルディスタンスを保って待機。MCは緑山のJOSF戦でもおなじみの風間康弘さん
ビギナーを対象に、パイロンを使ったライディングスクールも実施。レンタルバイクも用意された
「漕がずに凸凹を走らせるのは難しい」と言っていたパンプトラックビギナーも、重心移動ができるようになると「楽しい!」
BMXのトップレーサー吉井康平選手も参加。あまりに素早いプッシュ&プルにキッズもあ然。
自転車で遊ぼう!PUMP JAM
日時:2021年2月27日(土) 10時~15時
会場:「たちかわ創造舎」( 旧多摩川小学校)
主催:PUMPJAM実行委員会
共催:たちかわ創造舎
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。