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TTバイクのピンブローチ、若手自転車選手・小笠原匠海が作るその細部に注目

昨年、フランスと日本両国でロード選手として活動している小笠原匠海さんがロードバイクのピンブローチを制作し、SNSで話題を呼んだ。今回、その第2弾としてTTバイクバージョンを作った。

「なぜTTバイクなのか?」それは匠海さん自身が自転車選手になるキッカケとなった、東京・大島での全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード(2016年開催)を、ピンブローチのモチーフとしたからだ。そのタイムトライアルでの2位という結果が、その後、本格的にプロ選手を目指すきっかけとなったからだという。

ピンブローチの詳細を見る

機械ではなく手作業でワックスから型をつくった

小笠原匠海さんの父、政晃さんはジュエリーブランドARTISAN(アルチザン)を手掛けており、拓海さんのまわりにはジュエリーを自分で作る環境が整っていた。その環境で育った匠海さんは昨年、コロナ禍でできた時間を利用してロードバイク(自転車)ピンブローチを作った。それがジュエリーづくりのはじまりだ。その後、自のために指輪を作るなど元々の手先の器用なさもあり、ジュエリー作りの魅力に惹かれていった。

 

昨年手掛けたロードバイクピンブローチ

今回作ったTTバイクピンブローチのサイズは約13.6mm×約24.8mm×約10.9mmという小さいものなので、手先の器用さとセンスが要求される作業だ。あえてレーザー加工機などの機械に頼ることなく、手作業でワックスで原型を作り、それをもとに鋳造する「ロストワックス製法」で今回TTバイクピンブローチは作られている。

ピンブローチの制作工程

  1. ワックスで原型を作る
  2. 原型から型を作り、ベースとなる金属モデルを作る
  3. 金属モデルからゴム型を作り、その型から製品のもとを作る

初めの工程ではワックスでTTバイクの形を作る。ワックスは熱線入りのコテとカッター、そして歯科で使う工具により成型されていく。

第2段階で作る、元になる金属モデル。

選手らしい細部にこだわってみた

「今回、思い入れのあるTTバイクを表現してみました。前輪はディープホイール、そして後輪はディスクホイールを表現しています。できればTTバーにブレーキレバーなど、もっと細かく作り込むことも考えましたが、製品化したときに壊れてしまう可能性もあり断念しました」と匠海さんがいうように、選手としてのこだわりの部分と、仕上げを担当する職人との相談のなかで、今回の形が決められていった。

そして、職人による仕上げを経て、クランク部分にはアクアマリンを入れて仕上げられたのがTTバイクピンブローチだ。

TTバイクピンブローチ
購入ページへ

4アームをイメージするクランクと、その中心にはアクアマリンを配置する。

ARTISAN(アルチザン)TTバイクピンブローチ

ピンブローチを固定するキャッチは薄型タイプ。

購入はこちらから

スペック

16,500円(税抜)

素材:シルバー925(本体)、洋白(針)、ニッケルメッキ(キャッチ) / サイズ:約13.6mm×約24.8mm×約10.9mm(キャッチ含む) / 重量:約3g(キャッチ含む)

※受注生産。納期はご注文後2~3週間。

いまだけもらえる特典も

いまTTバイクピンブローチを購入すると、限定で小笠原匠海さんのサイン入りポストカードが付く。2021年4月30日まで受け付けなので、お見逃しなく。

小笠原匠海

2000年東京生まれ。八王子桑志高校自転車競技部出身。2016年、東京・大島で開催された全日本選手権ロードのタイムトライアルでジュニアで2位となり、そこから自転車選手への道を選んだ。昨年から、フランスヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ドルドーニュ県に拠点をもつTeam Cycliste Perigord 24に所属し、レースを走っている。国内ではEQADS(エカーズ)準所属となる。フィジークブランドアンバサダーも務める。

TTバイクピンブローチ
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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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