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宇都宮ブリッツェンがJCL開幕2連勝、小野寺が宇都宮クリテリウム勝利!

新ロードレースリーグ「三菱地所JCLロードレースツアー2021」の第2戦「カンセキ宇都宮清原クリテリウム」が3月28日(日)に宇都宮市清原工業団地の公道で開催され、ホームチームとなる宇都宮ブリッツェンの小野寺玲選手が勝利。さらに宇都宮ブリッツェンは前日の「カンセキ真岡芳賀ロードレース大会」で増田成幸選手が勝利しており、チームとしての2連勝となった。

スプリント勝負を狙う、地元ブリッツェンが見せた戦略

三菱地所JCLロードレースツアー2021の開幕2連戦の2日目、「カンセキ宇都宮清原クリテリウム」が3月28日、栃木県宇都宮市清原工業団地の特設公道周回コースで行われた。T字を横に伸ばした形の2.3kmコースは、2箇所の直角コーナー、3箇所の180度コーナーがあり、選手は23周回50.6kmの間、100以上のコーナーでストップ&ゴーを繰り返す。

午前中から降り始めた雨は、午後1時15分のスタート時には勢いを増し、風も強くさながら嵐の中でのレースとなった。レース序盤に先手を取りたいチームが攻撃を仕掛け、集団は最初からトップスピードに。しかし3周目の直角コーナー手前、複数人が巻き込まれる落車が発生。この日有力なスプリンターの1人、黒枝士揮(スパークルおおいたレーシングチーム)も転倒しダメージを負った。スパークルおおいたはキャプテンの黒枝咲哉も序盤でリタイア。スピードマンを多く揃えて台風の目とされていたが厳しい展開となった。

有力なスプリンターのいないチームは、先行して少人数に持ち込みたいところ。キナンサイクリングチームが積極的だが、集団はなかなか逃げを許さない。中盤9周目、鈴木龍(レバンテフジ静岡)の単独アタックにキナンは山本元喜・大喜の兄弟がそろって合流。得意の展開へと持ち込みにかかる。ここへさらに小坂光(宇都宮ブリッツェン)、宇賀隆貴(チーム右京 相模原)が合流。先頭は5人のグループになった。

しかし先頭に加わった小坂は、実は逃げを潰す役目を持っての合流。小坂が先頭でペースアップに加わらず協調を乱す一方で、同じ宇都宮ブリッツェンの増田成幸がメイン集団の先頭を牽引。宇都宮ブリッツェンが落ち着いた動きで強力な逃げを11周目に吸収し、レースを振り出しに戻した。

レース後半になり雨はほぼ止んだが、激しいアタック合戦は止むことがない。しかし集団スプリント狙いの宇都宮ブリッツェンは「最後スプリントにするために、(アタックは)全部潰してやろうと思っていた」という小坂が逃げに乗り、増田が集団を引いて吸収する動きを幾度か繰り返す。小石祐馬(チーム右京 相模原)も集団先頭で積極的にペースを作る動きを見せる。

一方でアタックを繰り返すのはキナンサイクリングチーム。山本兄弟や新城雄大が積極的に攻めるが、決定的な動きは許されない。新人賞ジャージを着る本多晴飛(VC福岡)も幾度となくアタックするが、こちらも逃げ集団を作るには至らない。

プランどおりに小野寺が大会4連覇

レースは逃げが決まらないまま残り3周を切り、集団スプリントが濃厚となった。各チームの位置取り争いが激しくなるなか、キナンサイクリングチームもスプリントに切り替え、トマ・ルバが集団先頭でスピードを上げる。しかしここで波乱、最終周回に入る直前の180度コーナーで落車が発生した。静岡の鈴木や、沢田桂太郎(スパークルおおいたレーシングチーム)といったスプリントに強い選手も巻き込まれ、優勝争いからは脱落した。

残り1周に入り、ルバに代わって先頭に出たのは宇都宮ブリッツェンの隊列。増田、西村大輝、小野寺玲が縦に並び、この宇都宮清原クリテリウムでの開催レースで3連覇中の小野寺の必勝体制を整える。ゴールまではやや距離があるかとも思われたが、前日優勝の増田が最終コーナー直前までの長距離を強力に牽引。西村がさらに加速して小野寺を発射した。

小野寺の番手を確保したのは、エーススプリンターを失いながらも単騎でスプリントに挑んだ孫崎大樹(スパークルおおいたレーシングチーム)。だが途中の展開で脚を使っていた孫崎に対し、ここまでスプリントに集中し温存していた小野寺のスピードが圧倒的に優っていた。小野寺は先頭を譲らずゴールして勝利のポーズ。宇都宮清原クリテリウムでの開催レースとしては、前人未到の4連覇を達成した。2位は孫崎、3位には畑中勇介(キナンサイクリングチーム)が入った。

優勝、マイヨラファール(スプリント賞)
小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) コメント

大会4連覇(※)、まさかできると思っていなかったので、嬉しいです。序盤から攻撃するチームが多くて、雨で気を遣うこともたくさんあり、しんどいレースでした。昨日は中盤で脚をつらせて失速してしまったので、今日はすごく不安に感じるレースだったんです。逃げ切りもメンバーによっては考えたのですが、そうはならなそうだったので、僕は最後に集中してレースを展開するように心がけました。最終局面はすごくゴチャゴチャしていて、まとまり切れるか心配だったのですが、自然と僕の周りに集まってくれて引き上げてくれたので、すごく安心感を持って最後のスプリントに行けました。

※JCLとしては初めて開催するカンセキ宇都宮清原クリテリウム。ただし、小野寺玲選手は宇都宮清原工業団地周辺公道を使っておこなわれたクリテリウムを含めた意味で、4連覇という表現をしている。

 

2位 孫崎大樹(スパークルおおいたレーシングチーム)

本当は沢田選手がラスト3周くらいから自分の後ろに付けて、最後沢田選手を発射するような形で狙っていたんですけど、ラスト1周入る前のコーナーの落車で、沢田選手が巻き込まれてしまったので、自分が行くしかないなと切り替えて挑みました。勝利を目指し走っていたのですが、一歩届かず悔しい結果だったので、次こそは勝利を目指して勝てるように頑張りたいと思います。

3位 畑中勇介(キナンサイクリングチーム) コメント

悔しいです。チームとしてはかなり攻めたので、本当はきついレースにしてチームで優勝者を出したかったんですけど、セカンドプランでスプリントに僕がトライしました。チームの連携も良かったのと、あとはライブ配信等でかなり応援してもらっているので、選手って応援されるとむちゃくちゃ力が出るんです。僕ら選手は本当にいいレースを見せていこうと話しているところなので、引き続き頑張りたいと思います。

個人ランキングリーダーマイヨプリエ(個人ランキングトップ)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

小野寺に勝ってほしかったので、少しずつスプリントの方に流れを持っていって、手繰り寄せていけたのが良かったと思います。最後は自分の余力を計算して先頭を引きました。思いのほか序盤から後半までずっと激しい展開だったので、(ライバルは)みんな脚も消耗していたのかなというところもありますし、その中でうまく動けたというのは、自分の調子が良い証拠だなと感じました。リーダージャージは守るということは全く考えてなく、これにあまり固執してしまうとチームのための走りもできなくなりますし、それでもチーム一丸となって頑張った結果としてこれを着ることになって、それはそれで嬉しく思っています。自分たちはこの結果に満足せず、次のレースまで期間が空きますが、プラスに捉えてより厳しいトレーニングを積んで、またチーム皆で調子を上げていけたらと思います。

新人賞リーダー 本多晴飛 コメント

僕はスプリンターではないので、チームのスプリンターを第一に、僕はあわよくば逃げで勝ち逃げに入りたいと後半動きました。新人賞と言っても結局(順位では)表彰台に上っていないので、次こそ入賞して表彰台が目標です。10年近くトライアスロンをずっとやっていて、今も日体大のトライアスロン部で、去年は国体にも出させてもらっています。去年チームに声をかけてもらい、自分に向いているなら何でもチャレンジしてみようとやっています。

リザルト カンセキ宇都宮清原クリテリウム 50.6㎞ 平均速度43.43km/h

1 小野寺玲 宇都宮ブリッツェン 1:09’54”
2 孫崎大樹 スパークルおおいたレーシングチーム +0″
3 畑中勇介 キナンサイクリングチーム +0″
4 新城雄大 キナンサイクリングチーム +0’01”
5 小山智也 チーム右京 相模原 +0’01”
6 宇賀隆貴 チーム右京 相模原 +0’02”
7 西村大輝 宇都宮ブリッツェン +0’02”
8 西村基 レバンテフジ静岡 +0’03”
9 渡邊翔太郎 那須ブラ―ゼン +0’03”
10 本多晴飛 VC福岡 +0’03”

JCL各賞リーダージャージ表彰

マイヨラファール(スプリント賞)
小野寺玲(宇都宮ブリッツェン)

マイヨラファール(スプリント賞)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

マイヨエスポワール(新人賞)
本多晴飛(VC福岡)

チームランキング

宇都宮ブリッツェン

地元特別表彰

ベストアシストライダー(下野新聞)
トマ・ルバ キナンサイクリングチーム

 

ベストアグレッシブライダー(トヨタカローラ栃木)
本多晴飛(VC福岡)

 

ベストホープフルライダー(日本通運)
宇賀隆貴(チーム右京 相模原)

【ハイライト動画】
JCLロードレースツアー2021 第2戦 カンセキ宇都宮清原クリテリウム

 

JCLロードレースツアー2021公式ホームページ
https://www.jcleague.jp/

JCLロードレースツアー2021公式YouTubeチャンネル
https://youtu.be/tQKtKWoVfBI

 

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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