ロードバイクに新たなポジションを！新型ハンドルバー「ABB」４月末よりオーダー開始｜SPEECO

Bicycle Club編集部

2021年04月12日

空気抵抗を大きく軽減できるエアロダイナミックポジションがとれる新型ハンドルバー「SPEECO ABB」の国内取り扱いがスタート。ABBは、風洞実験の結果をもとに完全にカスタマイズされたハンドルバーで、ロードバイク乗車時に選択するハンドルバーのポジション、ドロップ、ブレーキフード、バー上部のほかに、TTバイクのような4つめのポジションを提供する。通常のハンドルバーとは異なり、腕を置く場所の外側にエッジを設け、腕がズレにくく安定するように作られているのが特徴だ。オーダー開始は４月末を予定。以下、プレスリリースより。

ロードハンドルバーで最も速い4つめのポジションを実現！

SPEECOの共同オーナーのJules deCock（右）とNoahvan Horen（左）はサイクリングの要素であるパワーや耐久性、転がり抵抗とグリップ、重量と空気抵抗などの飽くなき研究をする情熱的なサイクリストです。

Noahvan Horenはマウンテンバイクのナショナルユースタレントの所属していた経験を持ち、Jules deCockは炭素製造方法のスペシャリストでもあります。

SPEECO ABB-The Aero breakaway barは空気力学のパイオニアであるJan-Willem vanSchipと共同で開発されました。

Jan-Willem vanSchipは2019年のポイントレースのトラック世界王者の実績を持っています。vanSchipは体のポジションが空気抵抗を減らす上で最も重要である事を良く理解したプロライダーです。vanSchipが最も知られる革新はシフターが内側に傾き、スーパーナローハンドルバーを使った事です。この事により、プロトンの革命が起き、今では多くのライダーがこれらを真似ています。
vanSchipは完璧なポジションを見つける為、SPEECOに連絡し、風洞実験の結果をもとに完全にカスタマイズされたハンドルバーを開発しました！

それは、ロードハンドルバーで最も使用率の高いブレーキフード位置であり、ドロップを握るポジションよりも速いポジションです。

これにより、ロードハンドルバーで4つ目のポジションを得る事になりました！
※現在、UCIとハンドルの使用の承認を取っています。

腕を置く場所の外側にエッジを設け、腕がズレにくく安定するように作られています。

ロードは勿論、トライアスロンやエンデューロでも素晴らしいアドバンテージがあります。

腕を置く接地面が確保されている為、腕の負担を軽減。
ブレーキレバーを握るポジションは、路面の凹凸や突風などでも安全にバイクコントロールが可能。

トライアスロンでは、コーナーの優位性が上がり、競技の新たな展開の可能性も

従来のDHバーはコーナー前にブレーキレバーに持ち変える動作が必要です。Speeco-ABBはギリギリまで減速せずにスムーズにコーナーに入れます。

またコーナーを出た後も同様にDHポジションに切り替える動作が発生します。Speeco-ABBはブレーキレバーから手を離さず、すぐにエアロポジションが取れる利点があります。（コーナーでのブレーキングの安全性は非常に高いものがあります。）余計な動作が無い為、パワーの節約に期待が出来ます。

ABB使用時のフォーム

4つのハンドルタイプから選択できる「ABB」

SPEECO ABB

価格：216,000円（税抜）
販売開始：4月末

Specs

Carbon Monocoque
Laminated with a mix of UD Carbon and 2K Twill Weave Carbon
355 mm reach
32 cm width top
37 cm width bottom
± 500 grams (handlebar+stem)
Milled aluminum fork clamp
※カスタムハンドメイドの為、重量やサイズなどは参考値になります