3本ローラーの上でストップ&ゴー【団長安田の自転車大サーカス】
団長安田
- 2021年04月21日
ほんとうにちゃんと乗れている?
3本ローラーの上でストップ&ゴー
3本ローラーに乗ることはかろうじてできている団長。
けれども、ゆっくり走ったり、一瞬止まることはできない……。
ちゃんと乗れるようにアベントゥーラサイクリング管洋介監督に教えてもらった
バランスをとるコツは アゴ! ヘソ! ペダリング!
「アゴ! ヘソ! ペダリング!」って言い方によっては呪文のようなフレーズ(笑)
コレさえつかめば3本ローラーにちゃんと乗れる!
たまには3本ローラで技術力を上げよう!!と思ったのですが、ひさしぶりに乗ると怖いやん!! 乗れたはずなのに!!
そこでスクールやオンラインでレッスンを行っている管さんに教えてもらうことにしました。 3本ローラーの上で「スーパーマン乗り」に挑戦!! できるかーい!! ということで「バンドルの持ち変え」と「ストップ&ゴー」に挑戦!!です。
そしてなんと!30〜40分ほどのレクチャーで、できました! 「転ぶ練習や3本ローラーの上でバランスをとって走る練習は、実走しているとき危険を回避したり、集団落車に巻き込まれずに走ったり、安全に走るためにとても役立ちます」とのことだ。みなさんも挑戦してみてください!
01
地上で転ぶ練習をする
3本ローラーの上でよろけたときに転倒しないように、バイクが傾いてもバイクの上である程度バランスをとって、安全に脚をつけるように慣れておく。恐怖心もやわらぎ、上達するのが早くなる
02
片脚ペダリングをする
ローラー台の脇、BBより後ろに踏み台を置き、片足を踏み台についたまま片脚ペダリングを行う。ペダリングの具合によってバイクがローラーの上で左右に流れたり、安定する感覚を知る
03
踏み台から徐々に足を離す
踏み台から足を離したり、ついたり、ペダルに乗せて回したりしながら、徐々に乗れるようにする。肩を壁に頼って乗る練習は、壁にもたれがちになり、なかなか乗れるようにならない
04
バランスをとる
Image 1 喉元はフォーク(ヘッドセット)の上
フォークの上に喉元を乗せるイメージで上半身を整えると、目線も落ちず、肩甲骨まわりがリラックスする。上半身の力が抜け、ハンドル荷重も抜け、バイクが安定する
Image 2 ヘソはボトムブラケットの上
ヘソはBB(ボトムブラケット)の上に位置するように意識をする。少し腰を入れる感じで、背中がまっすぐになったほうがバランスを取りやすい。喉元と同時に意識しよう
Image 3 脚を上下に動かし、くるぶしで円を描く
ペダリングは太モモを上下して行う。このときにペダルを回そうと意識するのではなく、くるぶしで円を描くように意識すると、スムーズにクランクを回すことができる
05
ハンドルを持ち替える
3本ローラーの上でバランスをとって乗れるようになったら、ブラケットから上ハン、下ハン、ショルダーなどに持ち替える。手を動かすときは優しく!
06
ローラーの上で、一瞬ストップ!
慣れてきたらペダルから足下の力を抜いてゆっくりと減速していき、利き足のヒザ下をフレームに軽く当てると安定して車輪を止められる。「これで3本ローラーのバランスはバッチリですね」と管さん
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