「ケルビム カフェ」オープンに思う【革命を起こしたいと君は言う……】
Bicycle Club編集部
- 2021年06月05日
スチールバイクの限界に挑む今野製作所「CHERUBIM(ケルビム)」のマスタービルダー、今野真一の手稿。今回はケルビムが新たにオープンさせた町田駅近くにカフェのおはなし。
町田駅近くにカフェ開店!
この春より、ケルビムは自転車乗りのためのカフェをオープンさせることとなった。
スチールフレームの歴史に触れながら、コーヒーや食事を楽しんでいただくといった空間を目指し、店内ディスプレイを定期的に変更したり、世の中が落ち着けばさまざまなイベントなども計画したりしている。町田駅から徒歩1分という立地で自転車以外でのアクセスも良好だ。
コーヒー豆は地元で焙煎されたケルビムオリジナルブレンド!
豆の香りのなか、みんなが自転車談義に花を咲かせるような空間となればと思っている。
1964年東京オリンピック出場のチネリや、1968年メキシコオリンピック出場のケルビム、ヴィンテージなシクロウネなどが飾られている。自転車の歴史を振り返っていただければうれしい。
読者のみなさんもサイクリングや町田ショッピングの休憩にぜひお立ち寄りください!
ヴィンテージの魅力
なにかを飾ろうとなるとついつい古い物が集まってしまう。
私は最新のバイクを作り続ける職人だと自負しているが、プライベートではどういうわけか、古い物ばかりが集まってきて、心を奪われる。自転車、クルマ、楽器に食器まで……。
みなさんもそのような人では?「雰囲気がいい」「希少価値」など理由はさまざまだろう。
私の場合、「時代に関係なく精巧にできている」「仕事の肥やしになる」などに魅力を感じる。
ややオールドなカフェのインテリアを考えるにあたり、理由を考えなければならないと思った。なぜ人は古いモノを振り返りたいのか、その意義は?
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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