ロードバイクのタイヤが裂けた! 出先でもできるパンク修理方法&おすすめの対策
Bicycle Club編集部
- 2021年10月08日
チューブの穴をパッチで塞ぐ補修方法
タイヤが裂けたり貫通したときは、たいていチューブもパンクしている。タイヤが無事でも、経年劣化やリム打ちなどでチューブのみパンクすることもある。リム打ちした時は、写真のように2カ所同時に穴が開く。予備のチューブに交換するほうが作業時間は短くてすむが、予備のチューブがなかったり、使い切ったときはパンクした箇所をパッチで補修しよう。ただし、チューブの穴が1㎝を超えるような場合には、パッチを当ててただけでは補修できないので、チューブ交換となる。チューブは怪しいと思ったら早めに交換しよう。
パッチ修理キットを忍ばせておく
今回使用したパークツールの「スーパーパッチ」は、のり付きのパッチ。コンパクトで作業時間も短く済むので、外出先でのパンク修理に便利。写真上のマルニの修理キットはパッチとゴムのりが別で、ゴムのりを乾かすのに時間がかかるが補修後も頑丈だ。
バルブまわりも確認する
チューブのパンクは、バルブまわりからの空気漏れも多い。リムの穴にまっすぐ入っていないと、余計な力がかかってさらにパンクしやすい。パッチでは補修できないので、新品のチューブに交換することになる。とくに携帯ポンプで空気を入れる際、バルブが根元から折れることが多いので気をつけよう。
チューブにパッチを貼るやり方
パンクした箇所を特定するには、チューブに空気を入れて漏れる音で探す。耳を近づけてみよう
パンク箇所が見つかったら、パッチをあてる。ゴム糊を使うタイプの場合には、先にゴム糊をチューブに塗って完全に乾かす。パッチを貼る際には台紙を半分だけはがして、位置を決め仮止めしよう。
チューブは伸びるので、パッチの対角線を断面方向に合わせて貼ると、その伸びに対応しやすい。
パッチをチューブに貼り、残った剥離紙もはがす。タイヤレバーなどでパッチとチューブを密着させる。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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