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東京五輪、山本幸平最後の晴れ舞台を飾る!マウンテンバイク競技機材

7月26日15時から、いよいよMTB(マウンテンバイク)クロスカントリー男子のレースが伊豆MTBコース(静岡県伊豆市)で開催される。日本代表の山本幸平にとって最後の最高の舞台となるだけに、さまざまな趣向をこらしたスペシャルモデルが投入されると思われるが、その愛機を紹介しよう。

4度目のオリンピックに挑む山本幸平

レースキャリアの集大成として今大会にのぞむ山本幸平が乗るのは、2019年から機材供給をうけるキャノンデールのフルサスペンションモデル「スカルペル」。

2001年のデビュー以来「究極のXCレースバイク」として、同社の最新テクノロジーが投入されてきたこのモデルは、2020年のモデルチェンジにより、今のXCOレースに最適なスペックを手に入れた。

旧モデルからジオメトリーを大きく変更。69.5→68度と大きく寝かされたヘッドアングルと73.5→74.5度と立てられたシートアングルによって、下りのハンドリングと上りでのペダリング効率が向上。さらにトラクションとペダリング効率に優れる4バーリンクのサスペンションシステム「ホルストリンク」を、キャノンデール独自の技術的解釈で、より軽くレスポンスに優れるデザインに昇華させたFlexPivotを採用。

2020年の始めからプロトタイプに乗り、その後、ナショナルチャンピオンのペイントが施されたモデルが到着。

「エンリケ・アヴァンチーニやマヌエル・フミックら、オリンピックに出るキャノンデールライダーと同じく、ナショナルカラーがテーマになっています」(山本和弘/キャノンデール・ジャパン)

2020年モデルを駆って全日本選手権XCO、XCCと2つのタイトルを獲得

CANNONDALE SCALPEL HI-MOD

SPECIFICATIONS

SPECIFICATIONS
サイズ:L
フレーム:BallisTec Hi-Mod Carbon,Proportional Response Tuned, FlexPivot Chainstay
リアサスペンション:FOX Float DPS Factory EVOL, 100mm
サスペンションフォーク:Lefty Ocho Carbon, 100mm
ブレーキ:シマノXTR
コンポーネント:シマノXTR 12sp
サドル:Ergon SR Pro Carbon
シートポスト:シマノ・ドロッパーポスト
ホイールセット:Stan’s Crest CB7 × Lefty 60(F)/シマノXTR(R)
タイヤ:Maxxis Aspen 29×2.4 Test Pilot

PRO Tharsis カーボンフラットバーとPRO Tharsis 90mmステムをチョイス。グリップは以前から愛用しているシリコン製のESIチャンキー
エルゴンSRプロ・カーボンレールにプロトタイプと思われるドロッパーポストの組み合わせ
激しい加減速を繰り返す現在のXCOレースでも、安定した制動能力を発揮するXTRディスクブレーキ
2.4インチ幅ワイドタイヤに対応するスタンズ・クレストCB7カーボンリム。単体重量325gと超軽量
市販とは異なるコンパウンドを採用、マキシス契約のトップライダーにのみ供給される”TEST PILOT”モデル
エルゴンSRプロ・カーボンレールに、シマノ製プロトタイプ?ドロッパーポストの組み合わせ
ヘッド角の変更に合わせて55mmオフセットとなったレフティ・オチョ・カーボン

山本幸平

ドリームシーカー MTB所属。1985年生まれ、北海道幕別町出身のプロMTB ライダー。全日本MTB 選手権12勝、MTBアジア選手権大会10勝、ワールドカップ最高位は15位。オリンピックへは東京で4度目のチャレンジとなる。オリンピックでの成績は北京では46位、ロンドンオリンピックでは27位、そしてリオでは21位となっている

http://yamamotokohei.com

TOKYO2020の詳細はこちらへ↓
TOKYO2020の2021年新スケジュール決定、自転車競技は7月24日のロードからスタート

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2020年07月18日

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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