BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

和歌山で女子3人旅! 3泊4日で自転車、シーカヤック、山登りを満喫

フィールドライフ(アウトドアアクティビティー)、ランドネ(山登り)、バイシクルクラブ。それぞれの編集部員が集まって、さまざまなアクティビティを楽しむ旅行を計画! すべてをギュッと楽しめる和歌山県の串本町と古座川町を訪れた!

和歌山県で楽しむ、アクティビティー満載の3泊4日!

担当雑誌は違うけれど、隣で仕事をしている3人。今回の旅はそれぞれが得意または未経験のアクティビティー(サイクリング、シーカヤック、山登り)をすべていっしょにやってみよう!というのが始まりだ。

和歌山県の串本町と古座川町では、この3つのアクティビティーをすべて楽しめると聞き、さっそく旅を計画。ざっくりとスケジュールを決めたら、用具の準備だ。

シーカヤックはツアー&レンタルが基本! 山登りはガイドなし!? など、未経験の私(モチ)は知らないことだらけ(笑)。逆に、サイクリング未経験の2人からはピチピチウエアって着なくちゃダメ? など、いろいろ聞かれた(笑)。

1日めは絶景&グルメも満喫できるサイクリングへ

今回のコースはサイクルトレインとなっているJR西日本のきのくに線が並走している区間なので、初サイクリングでも安心。それをふまえてサトさんと私はロードバイク、ニノさんはeバイクをレンタルした。

サイクリストに優しい空港としても知られる南紀白浜空港
バイクラックと空気入れが常備され、空港内では工具の貸し出しや着替えルームもある。県内800㎞にもわたり、ブルーラインが敷かれた和歌山県の玄関口だ
ジャイアントストア南紀白浜店。ロードバイク、クロスバイク、eバイクなどレンタルできる。専用サイトからも予約ができる

まずは南紀白浜空港から串本町までサイクリング! 海沿いの道はナショナルサイクルルートにも指定されている太平洋岸自転車道だ。意外とアップダウンがあり、すぐ横に海が見えたり、木に囲まれた道を走ったり、上から海を見下ろしたり変化に富んだ景観に3人とも感動!!  リズムのいいアップダウンを楽しんだり、仕事や趣味について話したり、かなりスローペースなサイクリングだ(笑)。

海沿いだけれども山の平地を走っているような景観

暑いなか走って、道の駅志原海岸で飲んだ有田みかんのフローズンは格別! さらに小腹が空いたころに現れる道の駅すさみでは、肉感あふれるジューシーな餡が詰まったイノブタ肉まんを堪能! ゆっくり走ってちょこちょこご当地食を食べる、私好みのサイクリングとなった♪

ベアーズロックがある志原海岸
志原海岸の道の駅には“有田みかんのフローズン”や地元のフルーツを使ったスイーツがある
道の駅すさみでは“すさみブルーなくりーむソーダ”を満喫
“イノブタ肉まん” も絶品!
尾鷲牧場直営店(和歌山県東牟婁郡串本町高富805-1)で食べられるソフトクリーム。牛乳を生かした味わいがノドをスッと流れる
橋杭岩のすぐ近くに建つフェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本に宿泊。日の出&夕日ねらい!

2日めは初体験のシーカヤック!橋杭岩を眺めに海へ

橋杭岩の日の出。絶対早起きする価値あり

朝日が上り始めると橋杭岩は幻想的な表情になる。2日めはこの橋杭岩のまわりをシーカヤックで周遊するツアーから。シーカヤックはPFD(ライフジャケット)を装着したら、パドルの持ち方と漕ぎ方を習い、海へ!

カヤックに座った瞬間、心臓がめちゃくちゃドキドキする! サドルにまたがっただけで心拍数があがってしまう人と同じ状態?(でも平然をよそおう)で、漕ぎ始め、橋杭岩へ向かった。

「てこの原理を使った全身運動だね!」

橋杭岩はマグマが板状に固まった岩脈。虫や微生物が住むような岩肌ではなく、石のようになめらか。そこに波がおだやかにあたり、間近で見ると、それがなんともきれいだった! 透き通った水の中を魚が泳ぎ、シーカヤックはその上を滑り、橋杭岩の間を抜け、小さな岩を避けながら進んだ。浅瀬には岩床が広がり、心拍数は落ち着いていた(笑)。

橋杭岩の一つ、夫婦岩の夫を間近で見る
シーカヤックを操り、小さい岩を避けるのはゲーム感覚でおもしろい

マグロの養殖も盛んな串本町でマグロ丼を食べたあとは、本州最南端潮岬〜紀伊大島をサイクリング。南国のような木々が生え、1日めのライドとはまた違う景色がおもしろい。そしてかなり長くて急な上りがいくつかあり、eバイクのよさを体感(いや痛感か)!

紀州なぎさの駅 水門まつり (みなとまつり)のよしだ本鮪丼定食。中トロと大トロの両方を楽しめる。単品注文した牡蠣フライは濃厚な味わい
生命力あふれる木のトンネル
長い激坂! 自分の不摂生に腹が立つ(笑)

紀伊大島にあるパンの有名店ナギで休憩したあとは、トルコと日本の友好の原点へ。
ホテルに戻ると、窓には夕日に染まる橋杭岩が絵画のように映し出されていた。

行きたかったパンとカフェ ナギ
樫野崎灯台までライド

3日めは山登り! かなり上位クラスの嶽の森山へ

3日めは初山登り。道の駅一枚岩の近くにある「嶽の森山」へ。初級者でも登れるという約3時間歩く山だ。

歩き始めの5分はもうダメかと思うくらい心拍が上昇。アップなしでヒルクライムをしている感じだ。けれども少し標高が上がり、木陰が増えると急にラクに!(えー!? 全然登れる!) ペースもつかめてくると、植物を見る余裕も出た(笑)。

1400万年前にマグマが作り出した南北41㎞東西直径23㎞にもおよぶ熊野カルデラ。その南に沿ってできた古座川弧状岩脈の一部にあたる嶽の森山
木や地形について話しながら登る

最初の見どころはナメトコ岩。大きな一枚岩を流れる渓流瀑はまるで映画のセットのような景観。足場をはずさないように一歩ずつ進み、根っこゾーンを抜け、岩を登ると頂上、雄岳に到着。標高は376mと高くないけれど、すごい満足感!

下まで滑れそうなナメトコ岩。岩肌を流れるめずらしい渓流が見られる

でもこれだけではない! 嶽の森山はツインピークスなので、次なる頂上、雌岳を目指した!

手足の短い私は岩の登りも下りもボルダリング状態(笑)。指先やソールの側面を使う登り降りはけっこう楽しかった! そして雌岳の山頂は最高の見晴らしだった!

立つのは怖いくらい見晴らしがいい嶽の森山の雌岳。標高369mの絶景をゲット!
下山途中にある豆腐岩。大きさ、自然が作り出す立方形状に圧巻!
嶽の森山からサイクリングをして滝ノ拝へ。岩には自然が作り出した大小さまざまな円形の穴が無数にある
道の駅一枚岩モノリスのモノリスバーガー。ジビエを使ったパテに地元産のブルーベリーソースを合わせた逸品
古座川にある沈下橋
農家カフェつくるのスイーツ。この日は桃のチーズクリームタルト。ランチもおすすめ

4日めは南紀白浜空港まで海沿いをサイクリング

4日めは串本町から南紀白浜空港までサイクリングで帰る。海側を走るので行きより海が近く、またひと味違ったライドを楽しんだ。
ジャイアントストア南紀白浜店でバイクを返却し、ストアが併設されているホテルシーモアで汗を流して帰路へ。
初ルート、初山登り、初シーカヤック。それぞれは楽しいアクティビティーだけど、組み合わせることでとても刺激的な旅になった!

ブッシュドコーヒーで休憩
テラス席で海を見ながら3種のソーダとピザを食べる。波と波が寄り添う夫婦波が潮の満ち引きの時間帯によって現れる。夕日も美しい
窯焼きされたマルゲリータは絶品!

和歌山県 白浜町→古座川町を満喫できる3泊4日の旅

※新型コロナウイルス感染拡大防止中は感染対策をしてマナーを守って行動しよう

DAY 1

移動:羽田空港→南紀白浜空港
レンタサイクル:ジャイアントストア南紀白浜店
サイクリング:南紀白浜空港→串本(約60km)

DAY 2

シーカヤック:橋杭岩周遊ツアー
サイクリング:串本めぐり(約40㎞)

DAY 3

山登り:嶽の森山 サイクリング:滝の拝

DAY 4

サイクリング:串本→南紀白浜空港(約60km)

ライダープロフィール

モチ(右/バイシクルクラブ編集部員)

和歌山県を訪れるのは3回めだが、白浜空港〜串本町〜古座川町を走るのは初めて。山登りもシーカヤックも初めて。女子旅はひさしぶりだ!

ニノさん(中央/ランドネ編集部員)

自然を楽しむヒントを掲載する隔月誌「ランドネ」の編集部員。山なら何時間でも歩けるし、雨でも登るというガチの山登り好き。早朝ランニングやトレランも楽しんでいる。

サトさん(左/フィールドライフ編集部員)

アウトドア専門のフリーマガジン「フィールドライフ」の編集部員。シーカヤックや山登り、スキーなどアクティビティーの経験豊富。体幹が強く、どんなスポーツもこなす!

 

エリア別ガイドや人気スポット、お役立ち情報などが満載

和歌山県の情報は「和歌山県公式観光サイト」をチェックしよう!
和歌山県公式観光サイト

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load