バーテープの変わり巻きに挑戦! 2色巻きや忍者巻きのやり方とは?
ニシヤマ
- 2022年01月04日
外を走るのがツラい寒い冬こそ、セルフメンテナンス&自転車DIYをやってみよう。今回編集部の西山が挑戦するのはバーテープの巻き方、じつは2色を分けて巻く「忍者巻き」にすることもできる。普通の交換方法とは違う、ちょっと変わった巻き方、超カンタン方法と、難しい方法を紹介!
INDEX
バーテープを交換して愛車の印象をガラリと変えよう
バーテープもリフレッシュして心機一転。ここでは、超カンタンな交換方法と超面倒なやりかたを紹介しよう。
ドロップハンドルにバーテープを巻くとき、ちょっと難しいなと思うのは、ブラケット部分だ。ここの鬼門を通過するのがおっくうで、バーテープの巻き変えをためらうことがけっこうある。
そこで、バーテープの上半分だけを交換する。だいたいバーテープが汚れるのは、上ハンドル部分のことが多い。ついでなのでカラーも変えれば2色巻きとなるので、フレームカラーの塗り分けに合わせればちょっとオシャレだ。
2色巻きの上級編として、2色を刀の柄のように巻く、忍者巻きも紹介しよう!
キホンの2色巻き
2本巻きのベーシックパターンは、ブラケットのところで違うバーテープにする。カラーに変化がつけられてオシャレに。またブラケット部を回避できるので、初心者でも巻きやすい。バーテープが上だけ汚れているときにも有効だ。また上下のバーテープ素材も変えられる。上ハンはクッション性が高いEVA素材を使い、下ハンは握りやすい薄手のテープにするという、テープの機能を分けられるメリットもある。
やり方
忍者巻きに挑戦!
こちらは難度が高い、2色を使った忍者巻き。2本のテープを編むようにして巻くので、刀の柄のようなひし形の文様ができる。用意するのは薄手のバーテープ。コットンテープを使うのが主流だ。1台ぶん仕上げるには、まずブラケットから下へ次にブラケットから上へと4回に分けて忍者巻きを行う。なかなかめんどくさいが、仕上がりはカッコイイ!
やり方
ラケット用グリップテープを巻く
忍者巻きから、ハンドル上部は違う種類のバーテープを巻く。2色巻きの応用パターンだ。さてバーテープの半分の長さのちょうどいいテープがある。それはテニスラケット用のグリップテープだ。先ほど半分に切ったバーテープを合わせると、グリップテープはちょうど同じ長さだ。ラケット用のテープは、汗を吸収するドライタイプや、手にくっつくウエットタイプなどいろいろな種類が手に入る。
やり方
※この記事はBiCYCLE CLUB 2020年7月号 No.423からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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