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スマートな縦型か、ラクな横型か。ツーリングで使う輪行袋の選び方

輪行をマスターすれば、全国の駅をツーリングスタート地点もしくはゴールに設定できる。さまざまなタイプがある輪行袋だが、大きくわけると縦型と横型だ。輪行スキルにも左右されるが、それぞれのメリットを旅のベテランに聞いてみた。

輪行袋は縦型か? 横型か?

一般的には最初に買ったタイプを使い続けている人も多いかも。輪行達人の多くは縦型と横型をシチュエーションで使い分けているが、多く使うほうはどっちなのだろうか?

場所をとらずにスマートな
「縦型タイプの輪行袋」

縦型タイプの輪行袋。エンド金具が必要だが、接地面積が小さくジャマになりにくい

幅をとらない縦型を愛用(浜田)

オーストリッチのロード220を長く使用していて、安定する置き方を心得ているつもり。横型のメリットは背の低い人でも担ぎやすいことだが、少々幅をとるので縦型がいい。

ハマダ:元自転車ショップ店員であり、最新バイクや新製品の情報を日々追っている編集部員。短期ツーリングや週末サイクリングを好むザ・アベレージ サイクリスト

安心のオーストリッチ派(絹代)

オーストリッチ派です。両方にホイールポケットのある1点留めを愛用しています。

絹代:サイクルライフナビゲーター。NPO法人自転車活用推進研究会理事。自転車の魅力や健康、地域の観光振興における活用アドバイスなど情報を発信

ポケットに車輪が収まる(平本)

内部に車輪を収める仕切りがあるもの。3本ベルトタイプは手間ヒマかかる。しっかりとしたコシのある袋の中央部にフレーム、左右のポケットに前車輪、後車輪をさっと収め、袋の口を締めて、その袋を運ぶスタイル。オーストリッチのロード320輪行袋が押し。より厚いロード520なら、なおよし。

平本雅典:サイクリング評論家。自転車百哩走大王の代表。全国各地のロングライド大会に多数参加、ロングライドのノウハウや楽しみ方を多数発信。ソロ旅経験も豊富

電車で場所をとるのはちょっと……(日向)

縦型しか使ったことないです。横型はラクそうだな〜と思うけれど、やっぱり電車の中で場所を取るので。

日向涼子:日本のサイクリスト・モデル。シュルーモデル事務所所属。坂バカ女子として知られ、全国各地の峠を走破。自転車イベントのゲストや講師などマルチに活躍

エンド金具なしでも使える
「横型タイプの輪行袋」

横型タイプの輪行袋。フレームを逆さまにする方法が多い。エンド金具不要だが大きめ

作業時間を短縮できる(澤田)

エンド金具が不要となり、作業時間の短縮や軽量化に寄与する。車内が混雑してきた場合は、フロント側を下にして立てるという裏技もアリ。

澤田 裕:自転車ジャーナリスト。自転車関連雑誌の編集、ツーリングレポート制作などに長く関わる、ベテランサイクリスト。各地のサイクリングロードに詳しい

エマージェンシートにも早変わり(三船)

横型が多いです。マルトのRK-2やエマージェンシーシートとしても役立つ、EMGを使用しています。

三船雅彦:元プロレーサー。引退後はブルべに積極的に参加。パリ〜ブレスト〜パリに3回連続参加し日本人最速記録を樹立。超長距離に関しては右に出る人のいない達人

エンドのトラブル防止に……(管)

横型です。エンド側で車体を立てるのが、なんとなく気が引ける。

管 洋介:本誌インプレライダー。アヴェントゥーラサイクリングの選手兼監督を務める。世界のレースを走る現役選手ながら、旅マインドも持ち、ノウハウ豊富

ディスクロードの普及で横型が増える?(西山)

キャリパーブレーキのロードは縦型のほうが多い。けれど、ディスクロードになって以前の安定したエンド金具が使えなくなって、横型が増えてきた気がする。エマージェンシー用にもエンド金具のいらないコンパクトな横型を忍ばせている。

ニシヤマ:自転車暦35年。中学時代からの、生粋のヲタクランドナー乗り。近年は、バイシクルクラブのツーリングやeバイク関連の連載やムック製作を担当

【総論】輪行の手軽さか? 輪行時のコンパクトさか?

オーストリッチの縦型で輪行を始める人も多く、横型は使ったことがない人も。たしかにエンド金具が必要だが、縦型のほうが都市近郊でもジャマになりにくいメリットは大きい。工程を省略できる間仕切りのあるタイプの縦型愛用者が意外と多い。横型はエンド金具が必要ないので、たしかにラク。金具がないぶんエマージェンシー用にもいい。

2020年5月から新幹線では特大荷物スペース付き座席が登場。輪行の場合、料金はかからないが事前予約しておけばスムーズだ。予約した場合でも、5席ある乗客の共用スペースとなるため、譲り合っての利用となる ※写真はイメージ

 

※この記事はBiCYCLE CLUB[2020年10月号 No.426]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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