自転車で巡る皇居まわりのSNS映えスポット、いくつ知ってる？｜東京バイシクルガイド

都内には自転車やサイクリングに関連する名所や聖地がじつは数多く存在している。今回はそんなコース＆スポットのなかから東京の都会的な景色や雰囲気を感じられる「皇居まわり」を紹介。ガイド役の杉本さんのアドバイスとともに、自転車で巡って楽しもう！

ここが本当の都心！　一周後は東京駅へ

東京らしい風景といえばまずはここが挙がるだろう。東京の中心とも考えられる皇居のまわりはランナーが多いイメージだが、サイクリストもよくそのまわりを走っている。日本を代表するオフィスビル街を、さっそうと駆けるサイクリスト。そんな様子が「都会派」と呼ぶにふさわしいのかもしれない。反時計まわり一周約5kmで、わずかなアップダウンはあるもののほぼ平坦。コースとしてひと汗かくくらいのちょうどよさが人気だ。

毎週日曜日にはパレスサイクリングが開かれることも知っておきたい。午前10時から午後4時の間、なんと一部区間が自転車専用道路になる。あくまでゆっくりサイクリングが前提だが、クルマを排除してのライドを楽しめるぜいたくなひとときだ。
※現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の間、開催を中止している。詳細は自転車産業復興協会のHPをチェックしよう。

「皇居まわりは周囲に電柱がなく、都会的な景色がきれいに映りますね。お堀やビル、東京駅など写真を撮りたくなる場所もたくさんあります。写真映えとしては夜景がオススメですが、走るなら早朝がいいですね。クルマが少ないので」と杉本さん。

皇居まわり

東京都千代田区千代田1-1周辺

コースを紹介してくれた人：杉本雄隆さん

ツール・ド・宮古島優勝のレーサーながら、カフェ好きが高じて日々都内を駆け巡り、ときに海外からのゲストをガイドする。ウエアブランド「マープ」のアンバサダー。インスタグラムのアカウントは@yutakun2

※この記事はBiCYCLE CLUB［2021年1月号 No.429］からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。