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サイクリングeスポーツ世界選で日本のホビーライダーが活躍、新王者はジェイ・ヴァイン

2月26日に開催されたUCI(国際自転車競技連合)2022 UCI eスポーツ世界選手権。男子エリートでは昨年の覇者でドゥクーニンク・クイックステップ入りしたジェイソン・オズボーン(ドイツ)をジェイ・ヴァイン(アルペシン・フェニックス、オーストラリア)が破り、新世界チャンピオンに輝いた。また女子はロイズ・アデーゲエスト(オランダ)が初代チャンピオンのアシュリー・ムールマン(南アフリカ)を下して勝利した。

eスポーツからからリアルのロードチームのプロになった選手たち

今回、優勝したヴァインはZwift アカデミーの優秀選手。Zwift アカデミー経由でアルペンフェニックス入りし、リアルなロードレースではブエルタ・ア・エスパーニャに出場した注目選手だ。最後、昨年の覇者ジェイゾン・オズボーン(ドイツ)が失速したところをオーストラリアの2人が抜き返し、ワンツーフィニッシュを飾った。

コースはZwift空間に作られたニューヨーク、K/QOMヒルクライムでフィニッシュするKnickerbockerコースに挑んだ。フィニッシュ前の坂は全長わずか1.4kmながら、平均勾配6.1%、最大勾配17%という激坂。男女ともに総距離は54.9km、獲得標高は994mでおこなわれた。

日本からは男子エリートに5人が参戦、次々とアタックを仕掛ける活躍

日本からは男子は池田隆人、高杉知彰、笹内秀法、前川聡朗、本田竜介の5人。そして女子はロードTTチャンピオンの樫木祥子が出場した。男子エリートでは日本チームが積極的に動くレースを見せ、早朝のレースにもかかわらずSNS上を大いに盛り上げた。

レース開始早々から本田竜介がファーストアタックをしかけるなど積極的にレースを展開。その本田が集団に捕まるとすかさず笹内秀法もアタックをしかけた。これらの逃げは捕まってしまったが、中盤でもZwift日本チャンピオンの高杉知彰がアタックするなど、世界に向けて配信されたYouTubeライブで日本人ライダーの名前が実況に登場する活躍をみせた。

最終的にはトップは日本チームのエース池田隆人が先頭から28秒遅れの37位が最高位、続いて高杉が32秒遅れの39位でフィニッシュした。「集団の先頭はバケモノでした。世界のトップ選手は600Wを3分間出し続けていましたから」と高杉がレース後にコメントしていたように、その実力差はまだある。

しかし、今回、日本としては初めてのアマチュア5人による代表チームを編成して参戦、走る際にはナショナルジャージを着ての出走となった。世界のトッププロが走るなか、日本の存在を世界にアピールできたことは国内のアマチュアライダーの大きな希望となった。

Zwift公式WEBサイト
https://www.zwift.com/

UCI公式WEBサイト
https://www.uci.org/

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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