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日本唯一の本格的自転車博物館「シマノ自転車博物館」本日リニューアルオープン!

歴史的自転車が一堂に会する、大空間の2階A展示フロア

3月25日「シマノ自転車博物館」がいよいよリニューアルオープンする。展示面積は従来の3.5倍になり、内容も大幅に拡充。圧巻の展示内容、その見どころを紹介!

堺市の大仙公園内にあった「自転車博物館サイクルセンター」。この博物館がリニューアルされた

日本で初となる自転車博物館は、1992年に開館した「自転車博物館サイクルセンター」。堺市の大仙公園内にあったが、堺東駅前の堺市堺区南向陽町に博物館を新しく建設、移転した。

3倍以上もの規模となった新博物館。建物はシンプルな外観の5階建て

自転車という身近な乗り物の誕生から現在、そして未来へとつながる流れを迫力ある大空間で楽しみ、学び、体験できる施設となっている。

ひと足先に体験できるツアーに参加したので、博物館の魅力をちょこっと見せ!

1階

1Fエントランスにある堺と自転車とのつながりを紹介する展示ギャラリー

まず1階はミュージアムプラザ。エントランスホールほか1階のほとんどは無料ゾーンとなっており、気軽に来館できる。堺と自転車など、日本の自転車産業の礎を築いた堺という土地についての展示や映像も。

ヒストリーシアター「自転車の誕生とあゆみ」展示全体の導入として最初に見る映像解説

より深く自転車を知りたくなったら有料ゾーンへ(一般500円、高校・大学生200円)。入るとすぐのところにシアターがあり、自転車の誕生と歩みを解説する映像を鑑賞できる。この映像解説を見て歴史の概要をつかんだら2階フロアへ。

2階

Aゾーン

歴史的自転車の実物が並ぶ自転車黎明期の展示。背景はその時代の道をイメージさせる当時の写真

Aゾーンは、自転車黎明期の展示。壮大で重厚な空間に歴史的自転車が並ぶ圧巻の展示。さきほど見たヒストリームービーの実物が並んでいるのを見て感動! ここもシアターになっており、6面映像と実車が連動した演出の自転車発明家ストーリーが上映される。

6面のモニターと実車が連動したパノラマシアター「発明者たちの夢」

Bゾーン

Bゾーンは、展開期から現在に至る多様なひろがりを見せる自転車を展示。「なぜ倒れないのか」など自転車の科学、部品の構成、フレーム製作など自転車のものづくりなどの展示も。

バイクのパーツ構成を紹介する展示。背後には多岐にわたるジャンルの歴史的自転車が並ぶ
マニアはぐっとくる一台。早すぎたエアロコンポ、デュラエースAXを搭載したプロトタイプ
世界初のマウンテンバイク、ジョー・ブリーズが1977~8年に作った10台のうちの1台

Cゾーン

Cゾーンは、自転車のこれから。自転車とサスティナブル社会、健康、すばらしさなど未来に続く可能性を紹介。「ここに来れば、誰もが自転車に乗りたくなる」という博物館のメッセージが凝縮されたエリアとなっている。

多彩なスポーツサイクルから自分にピッタリの一台を選ぶタッチパネルコーナー。選ばれたタイプの自転車に乗る自分の顔が入った自転車雑誌の表紙画像をゲット!

バイシクルギャラリー

好きな人は長時間必須の2階ガレージスペース。よく見れば超有名ライダーの歴史的レーサーがぎっしり

こちらは、2階の展示も兼ねたガレージ的ギャラリースペース。3階は所蔵する自転車の倉庫となっている。

4階

ストリートオブバイシクルコンポーネンツ

4階は自転車歴史回廊、堺と世界の自転車年表が壁一面に展示。ストリートオブバイシクルコンポーネンツは、お待ちかねのロード&MTBのフラッグシップコンポーネンツをずらり展示。

4階のコンポーネンツ紹介コーナー。自分が使った時代のデュラエースやデオーレのセットにご対面。思い出話もつきない

マルチメディアライブラリー

マルチメディアライブラリーでは、書籍ほか博物館が所蔵する情報をデジタルアーカイブとして公開(こちらは準備中)。

ライブラリーに設置された検索端末。大量の本や研究資料などのアーカイブを電子入力中だ

身近な自転車に何気なく乗っていた人も、サイクリングを愛する人も、自転車好きなマニアックな人も、自転車の新たな魅力に気づく博物館。「自転車ってすばらしい!」という気分になれる。誰しもが訪れる価値ある日本で唯一の自転車博物館だ。

シマノ博物館

[開館時間] 午前10:00~午後4:30(入館は午後4:00 まで)
[休館日] 月曜日、祝日の翌日(土、日の場合は開館)、年末年始
〒590-0073 大阪府堺市堺区南向陽町2-2-1
代表:072-221-3196

https://www.bikemuse.jp

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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