グレーチングが怖い人は要チェック、ガタガタ道の走り方|自転車通勤で役立つテクニック
Bicycle Club編集部
- 2022年04月13日
ロードバイク初級者が通勤・通学、ソロライドで目指したいのが、安全に走って自宅に帰ること。そのためには基本の危険回避術を覚えておくのが有効だ。ここでは「ガタガタ道の走り方」を紹介する。
ガタガタ道は腰を浮かせてクリア
グレーチングや荒れた舗装路など、ロードバイクでも路面状況が悪い場所を通過しなければならないことは多々あるもの。疲労している場合や下りなどでは転倒のリスクもあるため路面からの衝撃に対応する走りを心がけたい。シッティングでのペダリングが基本のロードバイクだが、このような状況ではサドルから腰を浮かせて走ることで、直接体に衝撃が伝わらず、ヒジとヒザで衝撃吸収できるためパンクのリスクも軽減できる。
腰を浮かせた基本フォーム
ペダル水平で腰を浮かせるのが基本。わずかでもサドルから浮いていれば衝撃はかなり軽減できる。惰性でクリアできる場合は無理にペダリングする必要もない。
サドルを内モモで挟んで安定させる!
サドルからお尻が離れてしまったぶんをサドルの両サイドを内モモで挟んで補助する。これによりバイクの挙動が安定する。
あむちゃんが実践してみた!
荒れた路面に進入前
路面状況が悪い場所を発見したら事前にペダリングを止めて腰を浮かせる。急ブレーキは逆に危険なので、軽く減速する程度で。
腰を浮かせて通過する!
下り坂の場合は腰を後方に引いてカカトを下げることで安定する。ハンドルをしっかりと握って直線的に通過する。
先生&生徒役はこの人
コーチ/管 洋介
競技歴24年のロード選手にしてチームオーナー。コーチとしてレースで速く走るためのスキルはもちろんのこと、安全に走るための指導にも定評がある。現在はオンラインレッスンも行っている。
チャレンジャー/愛あむ
「あむちゃん!」チャンネルでロードバイクやゲーム実況を配信するユーチューバー。ロードバイクに乗り始めて約1年で初級者代表として安全に走るテクニックを学ぶ。イラストレーターやデザイナーとしても活動中。
※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年8月号 No.424]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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- CREDIT :
- TEXT:猪俣健一 PHOTO:後藤武久
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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