フカヤレーシングの2022年新体制を発表。鈴木来人が新加入
Bicycle Club編集部
- 2022年04月09日
アジア唯一のマウンテンバイクチーム「フカヤレーシング」が、2022年の新体制を発表。20歳の鈴木来人が新たに加入するとともに、新監督兼メカニックには小林輝紀が着任。より一層の高みを目指す。
UCIチーム登録を果たした新体制フカヤレーシング
4月8日、ルブリカントアラカワベースにて行われた新体制発表記者会見で、マウンテンバイクチーム「フカヤレーシング」の2022年新体制が発表された。今年度からUCI登録を果たし、これまでよりも世界の舞台でスムーズに戦えるようになった。
また2021年唯一欧州に拠点を置きフランス籍のシクロクロスUCIチームに所属していた鈴木来人が、新たにチームメンバー入りを果たした。マウンテンバイクレース競技歴わずか3年、20歳の同選手に2022年の目標を聞いた。
国内選手権優勝、そして世界の舞台を目指す鈴木来人のコメント
「フカヤレーシングに入ることで、個人で活動していた去年までとはケタ違いに大きな活動ができるようになりました。ほんとうにうれしいです。マウンテンバイクのクロスカントリー競技としてはまだ3シーズンめですが、小学生時代からマウンテンバイクには乗ってきました。今年の目標としては、まず国内では全日本選手権での優勝を目指しています。そして海外のワールドカップではフルラップで完走をし、そこから先に続けるかたちで世界選手権を目指す、といった活動をしていきます」
新監督兼メカニックに着任した、小林輝紀のコメント
「新体制となったチームですが、僕のなかで一番大事なのは『安全』。つまりこの1年を健康に過ごすことです。このフカヤレーシングで目標に向かってチャレンジできて、目指している走りができて、選手が心身ともに健康的に1年を駆け抜けることができれば、絶対に日本一を目指せる。さらにアジア選手権での代表も勝ち取れる。そんなふうに僕は考えています」
新たな活動もスタートしつつ、新スポンサーも歓迎中!
またフカヤレーシングは選手個人レース活動&サポートのみならず、次世代のライダーを育成する意味で「TeensMAP(ティーンズマップ)」活動も開始。10代の高校生のジュニアワールドシリーズ参戦のための海外遠征をサポート。プロ選手として独立できるための準備を行っていく。
2022年、新たな門出を迎えたフカヤレーシングの今後の活動に注目だ。
問:フカヤレーシング
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