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この1本で生活や環境をチェンジ!「マルチビブ」がバイクスタイルに彩りを与える|CAMELBAK

1989年アメリカで、救命士のマイケル・エドソン氏は過酷なロードレース中の水分補給のために、点滴袋に手術用チューブをつけ、それに靴下を履かせてジャージのポケットに詰め込んだ。この発明をベ-スに生み出されたのがCAMELBAK(キャメルバック)のハイドレーションシステムだ。その後、この機能的なハイドレーションパック&バッグは世界中に普及。また現代においても、「ポディウムチル」ボトルは自転車界に広く知られている人気モデルだ。

キャメルバックの始まりはロードレースにあった。名作「ポディウムチル」ボトルは愛用者も多い

単なる保冷ボトルではない! キャメルバック・マルチビブ

そんなキャメルバックが、今期から展開するNEWアイテムが「MULTIBEV™(マルチビブ)」だ。一見するとオシャレな500mlの保冷・保温ボトルに思えるが、じつはこのマルチビブの魅力はそれだけではない!

2022年から初入荷となるマルチビブ。保冷・保温に加え、さらなる機能が備わっている

今回はマルチビブのもつスペシャルな機能やこだわりに注目。キャメルバックブランドマネージャーの中野維人さんがそのポイントを教えてくれた。たった一本のボトルが、自身の生活スタイルや世界の環境にまで影響を及ぼすかもしれない⁉

ブランドマネージャーの中野維人さん。ご自身も熱心なサイクリストだ

キャメルバック・マルチビブの機能とは

マルチビブは容量500mlで、真空断熱構造による保冷時間14時間、保温時間20時間を実現するボトルだ。アウトドアスポーツからインドアアクティビティ、オフィス作業中のひとときにも使える。そしてその際、本体を上下に分割することで「ボトル」&「タンブラー」両方で使えるのが最大の特徴だ。いわば2in1ボトル!

ボトル下部を外すとタンブラーになる! これまでにない新機能だ

タンブラー単体は350mlで、3時間の保冷、6時間の保温機能をもっている。使い捨ての紙コップやペットボトルを使用しないため環境にやさしく、また直飲みをしないファッショナブルなスタイルを演出することもできる。

「お一人で飲み物を運ぶ・飲むといった使用もできますし、お二人で飲み物をシェアするという使い方もできます。ピクニックやちょっとしたアウトドアにオススメですね。保冷・保温時間ともに十分な持続時間なので、ほぼ一日快適な温度で飲み物が飲めるはずです」と中野さん。

マルチビブの各パーツ。右下のボトルインナーキャップ内に、タンブラーのラバー製のフタが収納されている

「キャメルバックだからこそ」のこだわりが詰まっている

近年こうしたオシャレな保冷保温ボトルやタンブラーは、各メーカーから多数発売されている印象を受ける。そのなかで示される「キャメルバックらしさ」について、中野さんはこう語る。

2in1のボトル&タンブラー、マルチビブ。その特徴とこだわりを解説する中野さん

「キャメルバックの特徴としては、例えばマルチビブのタンブラーの塗装を見てください。上部の縁まで塗られています。これは口が当たったときに金属の風味を感じにくくするようにするためで、ユーザーからの要望に応えた結果です。またボディ表面全体の厚さは真空状態を保ちつつ、かなり薄く削っています。保冷・保温機能をスポイルしないギリギリの薄さです。口に当たる表面積が減り、より香りや味の広がりを感じやすいです」

ボディの外周はかなり薄いが、きちんと真空断熱構造になっている

「さらに底面のシリコンベース。置いたときに滑らず安定するのはもちろんのこと、高級家具を傷つけない、置くときに音がしないなどの『金属商品ならではの問題』を解決しています」

タンブラー底面はシリコンベースとなっているため滑りにくく、置いた際の音も発生させない

マルチビブはどんなスタイルを生み出すか?

休日のアウトドアシーンやアクティビティにマッチするマルチビブ。しかしより広いシチュエーションにも活用できると中野さんは語る。

さまざまなニーズに対応できるキャメルバックのボトルやタンブラー。「中間色」で日常生活にも自然に溶け込む

「前述したようなアウトドア以外でも、例えばオフィスで使ってスタリッシュなライフスタイルを演出する、なんていうのもいいですね。キャメルバック全体のデザインカラーに注目してみると中間色、いわゆるアースカラーと呼ばれるモデルが多めで、こういった色味は現代のトレンドであるとともにライフスタイルにマッチしやすい色ですから」

アウトドアスポーツやアクティビティだけでなく、家庭内やオフィスでの使用にもマッチする

「もしサイクリストであれば、ボトルカラーはマイバイクのフレームの色に合わせるというのもいいと思います。使用用途としてはゆるめのロングライドやサイクリング。乗車したまま飲むより、目的地でひと休みする際に使ってもらうことを奨めます。マルチビブはやや径が広めですが、もしご自身のボトルケージに合うならばぜひ使ってほしいモデルです」

形状にもよるが、スポーツバイクのボトルケージにも対応。バイクカラーとの相性をチェック!

 

マルチビブ

価格:8800円
本体素材:真空断熱ステンレススチール
キャップ素材:BPAフリーポリプロピレン
容量:500ml (ボトル)、350ml(タンブラー)
サイズ:L27.9×W8.0×D8.0cm
カラー:ブラック、ネイビー、コースタル/ラグーン、モス/ミント、デューン、テラコッタローズ/カメリア、ホワイト
重量:514g

▼「マルチビブ」の詳細はこちらをチェック。
製品ページ

もうひとつのオススメ「フォージフロートラベルマグ」

もうひとつ中野さんがオススメするアイテムが、フォージフロートラベルマグ 350mlだ。保温5時間、保冷10時間を実現するやや小ぶりなマグで、こちらも軽いスポーツからオフィスワーク、家でのくつろぎのひとときにと、マルチに使えるモデルだ。

フォージフロートラベルマグ350ml。かわらしいサイズ感とワンタッチキャップでどこでも気軽に水分がとれる

スマートに補給できるキャップ

その特徴はキャップにある。側方にあるレバーをプッシュするだけで開口部が開く。キャップ自体を回したり外したりする必要がないため、すべての動作が片手で行え、スマートに飲み物を補給できる。

レバーを人指し指で押している間、開口部が開いている状態に。飲み口もこぼれにくい構造だ

またキャップを閉じている状態ならバッグ内で中身が漏れ出すこともなく、安全だ。さらにキャップ構造を複雑な形状にしていないため、非常に洗浄がしやすい。保冷・保温機能に加え、利便性とスタイリッシュさも兼ね備えたマグだ。

キャップは、このワンパーツの状態で内部のほぼすべてを洗える。細かく分解する必要なし

 

フォージフロートラベルマグ350ml

価格:5500円
本体素材:真空断熱ステンレススチール
容量:350ml
サイズ:L18.3×W10.6×D7.2cm
カラー:ブラック、デューン、モス、ホワイト、コースタル、テラコッタローズ
重量:299g

▼「フォージフロートラベルマグ350ml」の詳細はこちらをチェック。
製品ページ

キャメルバックボトルがSDGsに貢献する

自身のライフスタイルの彩りとして有用なキャメルバックのボトルシリーズ。しかしこれらのボトルがもたらすのは個人の満足だけにとどまらない。サステナブル(持続可能)な社会や、SDGsの面で世界にも貢献できるという。

金属製ではないカラフルなボトルたち。これらを日々使い続けることでゴミの削減になる

中野さん曰く「例えば日本に住む人の10人に1人がこうした再利用可能なボトルを使ったとすると、一年間で廃棄されるペットボトル約23億本分=約6万トンの削減につながります。個人では小さなことかもしれませんが、こうした人数が増えることで、自然環境の保護やSDGsに広くつながっていきます。自分の生活を豊かにしながらサステナブル社会にも貢献していくことが、キャメルバックの目標です」

サステナブルグッズEXPOにて、キャメルバックボトルを展示。関心を持ってブースを訪れる人多数!

 

▼「CAMELBAK(キャメルバック)」の全ラインナップはこちらをチェック。
CAMELBAK 公式サイト

 

問:ライトウェイプロダクツジャパン
https://www.riteway-jp.com

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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