BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

絶景を見に超級山岳「渋峠」へ!  驚きの方法でけんたさんが楽しくヒルクライム|おすすめヒルクライムスポット

著名サイクリストがお気に入りの峠を紹介。「いったいなぜ自分がその峠を好きなのか」を存分に語ってもらった。今回は国道最高地点がある峠として非常にメジャーな「渋峠」の魅力を、人気YouTuberのけんたさんに聞いてみた。

景色を存分に楽しむためeバイクをフル活用!

山頂からの景色。雪の白と草木の緑、空の青が見事なコントラスト。「一生に一度は見に行くべき!」とけんたさんに言わしめる絶景だ

「俺峠」は2020年5月に行った渋峠です。数年ぶりの開通となったと聞いて「これはおもしろそう」と旅立ちました。そしてクライミングバイクとしてスペシャライズドのリーボSLエキスパートを使いました。

はい、eMTBです。それまでパークや施設内でしか使っていなかったこのバイクの実力を試してみたかったし、「フルターボモードで標高1000m上れるのか?」を検証してみたかったんです。

知っている人も多いと思いますが、渋峠は標高2172mの国道最高地点がある峠。「ザ・ヒルクライム向き」といったきれいな舗装路が続いています。途中火山ガス地帯に入ると立ち止まり禁止なのでちょっと怖いのですが、ちょうどそのへんから高い木が少なくなり、はげた山肌が見えてきます。そうなると、とにかく景色がよくなってきて気持ちが上がってきます!

さらに上っていくと大地に雪がちょろちょろっと見えだし、標高2000mを超えた山頂付近地点では雪の回廊が出てきました!

いや〜やっぱり感動しますよ。見たところ雪壁は3mほどで、例年に比べると低めだったかもしれません。でもそれでも超感動! それに山頂付近は高い木がほぼなくなり、ごつごつした岩の色、緑の草と白い雪のコントラストがめちゃくちゃ映えて美しい! 青空だとほんとうに遠くまで見渡せて、たまりませんよ。

雪の回廊に感動したぜ!

スタート地点がだいたい標高1200m地点で、獲得標高で9 00〜1000mくらい上ったことになりますね。肝心のeMTBはフルターボモードでギリギリバッテリーがもち、下りの安定感も抜群でした。ただ最後は自動で弱アシストモードに……。

たしかにロードバイクでも上ろうと思えば上れます。でもラクに景色を楽しめるという点でeバイクの選択は間違っていませんでした! おかげで渋峠の絶景を存分に楽しめたと思います。

あと渋峠付近のオススメスポットと言えば草津温泉。ここには日本のヴィンテージバイクの祭典「エロイカ・ジャパン」が開催された際に仲よくなった人がたくさんいます。温泉はどこの浴場でも気持ちいいの一言。「ただ峠を上るだけじゃなく、そのまわりで観光を楽しむ」。これがけんたさん的な「俺峠」の楽しみ方です!

標高2172mの国道最高地点にある石碑。読者のなかには「ここまで上ったことあるよ!」という人もけっこう多いのでは?
日本を代表する温泉地、草津。土地の温泉に寄ることも峠の楽しみかたのひとつ
草津温泉には自転車イベントを通じて知り合った友人がたくさん

渋峠(群馬側ルート)

距離:18km
平均勾配:5%
標高差:925m
スタート地点:草津国際スキー場前 1247m
ゴール地点:国道最高地点 2172m
冬季閉鎖:11月中旬~4月下旬予定

教えてくれた人

ユーチューバー けんたさん

チャンネル登録者数20万人を超えるNo.1自転車ユーチューバー。ロード、グラベル、MTBにキャンプツーリングなどなど、ジャンルを問わずさまざまな面から自転車のおもしろさや楽しみ方を伝える。バイシクルクラブにもたびたび登場。

※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年12月号 No.440]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load