
快適に走れる下山スタイルを伝授! 見落としがちな下山時の注意点とは|ヒルクライムデビューガイド

Bicycle Club編集部
- 2022年05月28日
まもなく本格的なヒルクライムシーズンが到来、今年も各地で大小さまざまなヒルクライムレースが開催される。ここでは大会のエントリーをはじめ、レース当日のスタート&下山時の過ごし方を紹介する。
下山ウエアは、防寒対策を第一に考えたアイテム選びが大切だ。そのうえでスマートに着こなして、ストレスなく安全走行に集中できるスタイルを用意しておきたい。下山時の注意点といっしょに予習しておこう。
晴れていても、下山時は肌の露出を避けるのがベスト
夏場の天候がいいときの下山スタイルの例。晴れていてもアームカバーやレッグカバー、長指のグローブは着用したい。すべてジャージの上から着用できる。最後にウィンドブレーカーを着用して防風性を高める。この下山時の最低限の防寒グッズとは別に、冬用のジャケットなど極寒時のアイテムの準備も忘れずに。
バイシクルクラブ7月号はにアームカバーが付録します
夏場でも防寒対策!
レインジャケットや防風・防水機能のあるシューズカバー、保温性のある冬用グローブは下山時の定番アイテム。うまく活用しよう。

極寒時には超薄手のゴム手袋が活躍
雨や寒さ対策として、薄手のゴム手袋をした上に冬用のグローブを着用すると、保温性と防水性を保つことができる。下山だけなら汗で蒸れることもないので快適だ。ふだんバイクのメンテナンスで愛用している、モデルローブのメカニックグローブをオススメしたい。
意外と見落としがちな下山時の注意ポイント
ゴール直後の補給食も忘れずに
ゴール地点にドリンクや軽食が用意されている大会は少ないので、下山荷物の中に500㎖ペットボトルと補給食など最低限の飲食物を入れておきたい。エネルギー切れを防ぐことは、下山時の安全を考えても大切だ。
下山の前にタイヤの空気圧をやや下げる
レース中は空気圧をやや高めに充填していることも多い。標高が上がることによるタイヤの膨張はほぼないが、下山時のタイヤのグリップ力を高めるため、わずかに空気圧を下げておくと安心だ。バルブのヘッドを2回ほどプッシュして、空気を抜こう。
※この記事は別冊BiCYCLE CLUB[ヒルクライム完全攻略]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- TEXT&PHOTO:ハシケン
SHARE
PROFILE

Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。