ヘルメット用ライトを取り付けよう! 夜ライドにおすすめなライト4選!
FUNQスタッフ
- 2022年05月29日
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「ナイトライド」をみなさんは楽しんでいますか? ナイトライドは昼間とは違った楽しみがありますよね。輝く街明かり、人里を離れれば満天の星空、美しい景色で夜ライドの疲れも吹き飛び、自分だけの世界に浸れる時間がそこにはあります。
素敵なナイトライドを楽しむためにはヘルメット用ライトは必須のアイテムと言えるでしょう。街灯がない場所や、街灯が少ない所などでは視界が悪く、相手側から見えにくいもの。衝突されたり、事故に巻き込まれてしまっては、せっかくのナイトライドが台なしです。
また、こちらからは見えていても、車内などの明かりがある所から暗い場所は見えにくいもの。そして、もしも「無灯火」で対人事故等を起こすと保険でのやり取りも不利になります。
今回は、これからナイトライドを始めようという方、「やってるけどヘルメット用ライトを買い換えたい!」という方にもおすすめのヘルメット用ライトをご紹介します。ライトの重要性、必要性、注意点も含めてご説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ヘルメット用ライトを利用するべき理由
「自転車にはリアライトが付いてるのにさらにつけるの?」そう感じる方もいると思います。自転車にリアライトを付けるのは義務ですが、ヘルメットにはライトを付ける義務はありません。
しかし、被視認性を高めるといった点でヘルメット用ライトは安全のための重要なアイテムです。ライトは自転車とヘルメットどちらにも装備することをおすすめします。
夜間ライド中の被視認性を高められる
ヘルメット用のライトは自転車のリアライトよりも高い位置にあります。なので障害物等で自転車の高さまで体が隠れてしまっても、ヘルメット用ライトで存在をアピールできます。
1つの明かりでも被視認性は確保できますが、2つになればより確実に存在をアピールできます。相手から常に見えているとは限らないので、存在を認知してもらうために有効です。
2つのライトを使用することで予備にもなる!
前方を照らすライトが切れたときはすぐに気が付きます、しかし後方のライトは切れていても気が付きにくい上に、気が付いたら切れていた、そんな経験ありませんか?
もしリアライトが切れているのに気が付かずに走っていたら?そんなときにヘルメット用のライトが付いていなかったら危険ですよね。
ヘルメット用ライトは被視認性アップや、リアライトの予備の役目も果たすのです。
ヘルメット用ライトを選ぶときの注意点
防水性能
ナイトライドをしていて突然雨に降られる、そんな経験もあると思います。雨に降られてライトがつかなくなったりしたら非常に危険。そしてヘルメット用ライトを選ぶ際には防水性能も気にしておきましょう。ここでは防水性能の表記の見方をご説明します。
※例「IP68」:IPとは(Internationl Protection)の略で2003年に「国際電気標準会議」で定められたものです。電気製品の防水・防塵性能を表す規格です。後の二つの数字ですが、「68」前の6の数字は防塵性能の等級を表すもので、後の8は防水性能の等級を表します。
「IP6X」や「IPX8」等の表記もあります、これは防水・防塵のどちらかだけを表しています、性能を表記している方に数字、省略している方にはXが使われています。
防水性能は0~8の9等級に分かれる
保護等級 | IPコード | 保護内容詳細 |
0 | IPX0 | 保護されていない ※防水性能無し |
1 | IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴による有害な影響なし |
2 | IPX2 | 垂直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響無し |
3 | IPX3 | 垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響無し |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響なし |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響なし |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響なし |
7 | IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
8 | IPX7 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
ヘルメット用ライトの防水性能は、上の表を参考にして選んでみてくださいね。
明るさ
暗い夜道ではとにかく自分の存在を周りにアピールすることが大切です、ヘルメット用テールライトは、相手からの視認性を高めてくれる安全にとって重要なアイテムです。
ヘルメット用テールライトの明るさの基準は、「100m後方からでも視認できること」が道路交通規則となっています。
選び方としては10〜15ルーメン程度の物がよいでしょう、また、「点滅」だけでなく必ず「点灯」できる物を選びましょう。「点滅」も被視認性でいえばチカチカするのでよく目立つのですが、人によっては「チカチカしてうっとうしい!」「目がおかしくなる!」等と思う人もいるようです。
お互いのためにも適度な明るさのものを選ぶ事をおすすめします。
軽さ
長時間のライドではヘルメットのライトが重すぎると、首や肩に疲労が蓄積してしまいます。ブルべなど長距離乗る人にとっては軽さはとても重要なポイントの一つ。軽いものでは15g程度の物もあり、付けている感覚さえないものもあります。
取り付けやすいか
ヘルメット用ライトにもたくさんの種類があり、取り付け方もさまざまです。
基本的には一回付けてしまえば大体の方は付けっぱなしにしていますが、簡単に取り付けたり、取り外すことができると便利です。
バンドで固定するタイプや、直接固定できるダイヤルタイプ等。あなたの持っているヘルメットのタイプにとって使い勝手の良いものを選ぶといいでしょう。
きちんと固定されるか
自転車に乗っていると振動や衝撃は少なからずあります。せっかくヘルメットにライトを取り付けても、走っている時の振動等でライトがずれたり、外れたりしたら意味がありませんよね、ライト単体でうまく固定できないときは、固定用クリップやホルダーを用いてしっかり固定しましょう。
ヘルメット用ライトのおすすめ4選!
【キャットアイ(CAT EYE)】
セーフティライト SYNC WEARABLE
クリップ型の薄型コンパクト設計、重量は驚きの21g! バッグやサドルバック、ウエアにも取り付け可能の万能なライトです。ラバーバンド付属なので自転車にも取り付け可能、このライトが2つあれば自転車のテールライトとヘルメットライト、2つの役割を果たせますね。
電池はリチウムイオンポリマー充電池内蔵、充電用ケーブルも付属。
多彩な6種類の発光パターン(ハイ・ロー・点滅・ラピッド・グループライド・デイタイムハイパーフラッシュ)、防水性能はIPX4です。
【BIKEGUY(バイクガイ)】
トライスター 充電式
三角形のフォルムに三角に配置されたLEDが3つ内蔵、抜群の明るさで視認性もバッチリです。点灯は3パターンで、回転・点滅・点灯。重さもわずか17g、大きさも500円玉程度の超軽量モデル、防水性能IPX4で雨にも負けません。
クリップ付属でサドルバッグやウエアにも取り付け可能、電池は充電式リチウムイオンポリマー電池で電池代もかかりません。
【TOPEAK(トピーク)】
テール ルクス
ヘルメットやサドルバッグに取り付けられるテールライト、重さも14gの小型設計。充電式ではないですがCR2032電池で点灯50時間・点滅100時間使えるタフな仕様。
【キャットアイ】
テールライト ORB SL-LD160-R
CR2032電池を2つ使用するため、明るさも強めになっていて、点灯50時間・点滅100時間というタフネスぶり。アルミ切削ボディでスタイリッシュかつコンパクトなデザイン。ヘルメットはもちろんサドルポストにも取り付け可能です。
ロードバイクは安全に走ることが基本
こんな綺麗な夜景の中をロードバイクで走れたら、どれだけいい気分でしょう。ナイトライドにはこういった素晴らしい夜景や、景色の中を走る魅力があります。その魅力を存分に味わうためには、「安全である」ことが最重要事項ではないでしょうか。
いかがでしたか? お気に入りのヘルメット用ライトは見つかりましたか? ロードバイクは20〜60キロのスピードが出る物もあるので、安全に正しく使いたい乗り物。そうすればとても便利な移動手段の一つになります。
逆を言えば安全に正しく使用しないと周りの人やモノに対してケガや損害を与えたり、自身も大ケガをするリスクもあります。ヘルメットはちゃんとかぶれていますか? ライトの電池は切れていませんか? リアライトはサドルはもちろんですが、ヘルメットにも付いていますか?
あなたのロードバイクライフがより良いものになるように安全装備はきちんとしましょう。
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