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プロに聞く洗車のコツと心得! 洗車の頻度はどのぐらいがベスト?|走りを変える洗車術

あなたのバイクの走りを変えるもっともカンタンな方法は「洗車」だった! 具体的な洗車方法は別の記事で紹介しているが、ここでは洗車のプロである須田晋太郎さんに、洗車の心得を教えてもらった。

洗車に絶対の正解はない
自分なりの100%洗浄を目指してみよう!

あらためて、洗車がもたらす効果とはなんでしょうか?

冒頭にあるように「自転車の機械的な負担が減り、ペダリングロスなく快適に走れること」です。でも個人的には、ピッカピカなバイクに乗るのは気持ちいいでしょう?というところです(笑)。むしろこちらをメインに考えてもいいくらいです。
副次的な効果としては、洗車中に不具合が発見でき、事故などのリスクが減り、ライドの安全にもつながる点ですね。裏を返せば「汚れているバイクは危ないかも」ということです。実際お店には長年洗車をしておらず、ひどく汚れたバイクが持ち込まれることもあります。そういったバイクは機械的な問題を抱えていることが多いです。お店で修理のサービスは行っていませんが、その不具合をご報告させていただきます。

どのくらいの期間で洗車を行うのがいいのでしょうか?

ライド環境や頻度によりますが、毎週末にサイクリングしているくらいなら目安として「2カ月に1回」くらいでしょう。これなら自転車の性能の90~100%を常時発揮できるはずです。
そして洗浄とは別に「メンテナンス」を年1回行うこともお忘れなく。買ってから何もしていないって人は、やばいかもしれませんよ。

汚れが落ち、ピカピカになったロードバイク。洗車中に不具合のチェックもすませているので、安全の確認とスピードアップが両方行えたということだ。洗車は簡単作業なのに、いいことがたくさん!

ローターへの対応や水の扱い方が、メカニックや店ごとに異なるのですが……?

まじめな日本人は、「ヨーロッパのプロチームメカニックが行っているような洗車こそが正解だ」と思いがちですが、そうではないはずです。自転車の使い方や環境(とくに洗車できる自宅のスペース環境)など、彼らと日本の一般的なサイクリストとでは求められるものが全然違います。そもそも選手やメカニックはそれが仕事であり、ある意味命がけの行為ですからね。

絶対に正しい洗車というものはないということ?

はい、そう思います。高圧洗浄機なんていらないです(笑)。あれは時短のためのアイテムです。「ここはこうやって洗うのが正しい、このケミカルがベストだ」など、いろいろな人がそれぞれの正解をもっています。
それなので、プロメカニックとは違っても「自分なりの100%洗車を目指す」のがいいと私は思います。雑誌の記事を見て10%達成、ちょっとケミカルやブラシを買いそろえてみて50%達成、水はジャブジャブ使えないけどしっかり流して75%達成、コーティングなしだけどタオルで磨いて100%達成。こんな感じでOKです。
洗車はメンテナンスとは異なり、特殊な技術が必要ない行為です。やれば必ず効果があり、物理的にも心理的にも速く走れるので楽しくなります! 高いパーツを買うよりも、まず先に洗車をするのがオススメです。それでも洗車がめんどうくさい、洗えるスペースがないという人は、ぜひわれわれプロの洗車サービスをご利用ください(笑)。

きれいになったバイクは間違いなく速くなります!

教えてくれた人

須田晋太郎さん

ウォークライド シクロアカデミア、 日本スポーツ協会 公認自転車競技コーチ。10代のころから自転車競技に取り組み、実業団トップカテゴリーで活動後、トレーナーとして国内チームに帯同。現在、プロコーチとして幅広い層のサイクリストのコンディショニングやフィッティングサービスを行いながら、大磯クリテリウムや箱根ヒルクライムなど人気イベントも主催する。

全国に拡大中「センシャバイシクル」

スポーツバイクはもちろん、ママチャリ、キッズバイク、車いすなどの洗車はおまかせ! あなたの愛車をプロがピカピカに洗い上げてくれる自転車洗車専門店だ。2022年6月には東京・八丁堀に「SENSHA Bicycle 東京中央店」もオープン!
https://sensha-bicycle.com

※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年1月号 No.431]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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