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【レビュー】自転車キャンプ、ファイントラックのカミナモノポールをバイクパッキングで使ってみた!

編集部員西山がひさびさの本格ライド付きのバイクパッキングに出かけてきた。サイクリングとキャンプを組み合わせる場合、軽いテントを選ぶことになるが今回、初めてファイントラックのテントを使ってみることにした。ファイントラックというと機能的なインナーなどアウトドアウエアの国産メーカーとして知られるが、じつはテントもリリースしている。知る人ぞ知る軽量山岳テントがコレだ! 

カミナモノポール1

「カミナモノポール」というシングルウォールのテントだ(価格:4万9500円)。山岳テントだけに、ソロ用のカミナモノポール1だと総重量890gと超軽量なのが魅力。これは重量を減らしたいバイクパッキングでも使えるはず! カミナドームというスタンダードなダブルウォールのテントもあるが、カミナモノポールは超軽量タイプで、テントとツェルトの間くらいのいい塩梅の機能を備えている。

モノポールというだけに、ポールは1本の非自立式。ポールは折りたたんだ状態で39㎝しかないので自転車で運ぶのにも便利。シンプルな構造で軽量ながら、テント生地自体はわりとしっかりしている。

9月30日まで「カミナモノポール +1(プラス1)プレゼントキャンペーン」中だ。カミナモノポールを購入すると、このツーリングバッグかフットプリントがもらえる。容量は5Lで、なんとフレームに付けられるツーリングバッグの中に、テントとポールがすっぽり入る! 写真はカミナモノポールが入った状態、わりと余裕で入る、まだほかのアイテムも入りそう。50デニール66ナイロンリップストップ生地、止水ファスナー採用。

今回のキャンプ仕様のバイクに装着してみた。ホリゾンタルのフレームだが、難なく収まった。フレームサイズにもよるが、スローピングしたグラベルバイクなどのフレームであってもマッチしそうな形状だ。

テントがフレーム内に収まっているアドバンテージはでかい。サドルバッグなどもまだまだ余裕あるライトなキャンピングスタイルとなった。

いざキャンプライドへ

バイクパッキング好きの皆さんとキャンプライドへ。千葉県のグラベルを走って、山中にあるキャンプ場を目指す。

千葉の山は低いとはいえ、山道はアップダウンが続きなかなか険しい。でもテント自体は1㎏を切っているので、宿泊装備でもヒルクライムできる。坂道が遅いのは、荷物があってもなくても自分の場合あまり変わらない感じ……。

自分のペダリングはわりと内股気味なのでツーリングバッグの厚みが気になったが、さほど不自由なくペダリングできた。朝から夕方近くまで、グラベル&アップダウンの山道をひた走ってようやくキャンプ場へ。距離はそんなに長くないのだけど充実のコースでお腹いっぱい。はあ疲れた……。

キャンプ場でテント設営

カミナモノポールは非自立式のテントだが、設営はびっくりするほど簡単。まずは底辺の四隅をペグダウン。1本のポールを通す。

ガイラインと前室をペグダウンすれば、完了!

これはカンタン! 初めて設営したが、5分もかからなかった。慣れた人なら最短2分半というのもわかる。

シングルウォールのテントなのに、しっかり前室を備えているのが特徴。やはり前室があると外したサイクルバッグやシューズを置けるので便利。サイドをメッシュにできるので、通気性もなかなかいい。

超軽量テントながら居住面積も広く、なによりテント自体がしっかりしているので安心感があった。夜中に予想しない大雨に降られたがぜんぜん大丈夫。これはオールシーズン使えるというだけのことはある。軽くコンパクトで、かつ山岳で使えるレベルの機能を備えている。結論としては、カミナモノポールをサイクルキャンプで使うのは大いにありと思った。自転車で使いたい人は、ツーリングバッグがついてくる今が買いかも!

問い合わせ:ファイントラック
www.finetrack.com

カミナモノポール +1(プラス1)プレゼントキャンペーン
https://www.finetrack.com/news/post-68815/

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PROFILE

ニシヤマ

Bicycle Club / 副編集長

ニシヤマ

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

ニシヤマの記事一覧

自転車暦35年以上。中学時代からランドナーに乗る、ヴィンテージ(ジャンク)自転車大好き人間。バイシクルクラブのバイク&キャンプなアウトドア系記事、自転車レストア&カスタム記事など製作。またマニアックな自転車ムック職人。加えて最近は、付録職人でもある

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