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足首の角度にもクセがある!? クリートウェッジで足首を安定化してみた

多くのサイクリストが抱えるヒザの痛みも、ペダリングパワーの効率的な伝達も、すべてはライダーとバイクの接点である足のフィッティングがカギを握る。今回の記事では、クリートウェッジを使った足首角度の補正方法を、サンメリット BIKE FIT スタジオの伏見真希門さんに聞いてみた。

足首の安定性がアップするクリートウェッジとは?

人それぞれ脚長差があるように、足首の角度にもクセがあることが多い。足首が内側に傾いている内反や、外側に傾いている外反が起きたままペダリングをすると、足首の安定性が確保できず、ペダリングの軌道がブレやすくなる。一例として、脚長差があると短いほうの脚は無意識のうちに長さをそろえようとして、足首の内反動作を起こしやすい。プロショップのフィッティングサービスでは、足首のアセスメントチェックは必須項目として実施されているが、ここでは、ひとりでも簡単にセルフチェックできる方法を紹介しよう。

左右の足首のクセをチェックしよう

イスの背中側に向かってヒザを立てて座わり、ヒザから下をリラックスさせる。このときに足首の自然な内旋具合をチェック。ひとりで実施する場合、スマホのセルフタイマー撮影などを活用する。上体をひねって目視で確認しようとすると、その動きによって正解さが欠けてしまうので注意。パートナーに足裏へ硬いものを当ててもらい確認してもらってもいい。

専用測定器もある

伏見さんは、バイクフィットから販売されている足首や足底前足部の外反・内反を測定できる専用計測器を使いフィッティングサービスを行う。カラーガイドが、使用するウェッジ量の目安を示してくれるすぐれもの。

カント調整補正器具、バイクフィットのクリートウェッジ

シューズとクリートの間にクリートウェッジを入れることで足の内反や外反を補正でき、ヒザが左右にブレないシンプルな垂直軌道のペダリングができるようになる。バイクフィットのクリートウェッジは1枚で1度の角度をつけられる。クリートタイプに合わせて2つ穴用、3つ穴用、4つ穴用が用意されている。

クリート先端の削れ具合をチェックしよう

ヒザに痛みが起きやすい人の多くは、今すぐにビンディングペダルの先端の削れ具合をチェックしてみよう。O脚が多い日本人は足が内側へ向きやすく、ペダルの内側(フレーム側)にキズがつきやすい。そのため、クリートウェッジで足首の角度を補正することで足を安定させることができる。

シューズの中で何が起きているのか!?

BEFORE:外側へ力がかかってしまう

足首自体が内反していると、ペダリングで踏み込むたびに、足の外側に力がかかりやすくなる。シューズ自体はクリートで固定されるため、ウェッジで角度を付けなくても水平になるが、内反した足はシューズの中で不安定になり、全体的に外側へ力が加わりだす。この結果、長時間のライドで足裏へ局所的な圧がかかりやすく足裏に痛みが発生してしまう。このとき、ヒザも左右へぶれ、ヒザ下にはねじれが起きてペダルに対してまっすぐ力を加えにくい。

AFTER:足を安定させて足全体で踏める

足首の内反角度に合わせて、シューズとペダルのすきまを埋めるようにクリートウェッジを挿入。これにより、足首の内反角度に合わせたシューズのアライメント調整が実現。シューズの中で足の暴れを抑制でき、シューズのソールに対して垂直に力を加えることができるようになる。結果、足裏への圧が均一になり足裏の痛みを誘発しにくくなる。足裏の安定が作れるようになると、ペダリング時の脚の動きも整い、垂直方向にペダルに力を伝えられる。

教えてくれた人

サンメリット BIKE FIT スタジオ
伏見真希門さん

カナダ留学中に海外のサイクリングシーンに触れるなかで、フィッティングについて興味を持ち、フィッティングの祖として知られるポール・スウィフトが提唱する「バイクフィット」を学ぶ。2010年頃から国内のフィッティングサービスの普及に尽力。現在、バイクフィットやスペシャライズドが提唱するリトゥールフィットを駆使してチームからパーソナルまで幅広くサービスを提供する。
https://bikefitting.jp

※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年5月号 No.433]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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