インソール交換で一体感を高める! 足裏の痛み解消にも役立つ高機能インソールを紹介
Bicycle Club編集部
- 2022年08月24日
多くのサイクリストが抱えるヒザの痛みも、ペダリングパワーの効率的な伝達も、すべてはライダーとバイクの接点である足のフィッティングがカギを握る。今回の記事では、パフォーマンスアップにもおすすめの高性能インソールのメリットをサンメリット BIKE FIT スタジオの伏見真希門さんに聞いてみた。
足とシューズの一体感を高めてくれるインソールのメリット
インソールはシューズの中に入っている地味なパーツではあるが、その果たす役割は大きい。足裏とシューズの間でフィット感を高めてくれるインソールは、ペダリングの軌道を安定させるだけでなく、足裏の痛みを解消することも期待できる。
既製品のシューズに標準で付いてくるノーマルインソールは、足裏の適性を高めることがおもな目的であり、シンプルな構造がほとんど。いっぽうで、高機能インソールは、アーチサポートなど機能面が充実。各々の足裏に合わせたフィット調整が可能だ。
足裏のパフォーマンスを高める高機能インソール
自宅のオーブンで成形できる軽量モデル
「レイク・レイヴン熱成形式 カーボンインソール」
オーブンで熱成形し、アーチとヒールカップをカスタマイズできる。レイクシューズ以外にも使用可。
プロが愛用するインソール専業メーカー
「ソールスター ・コントロール」
コア部分にカーボンを採用し、アーチサポートにより足裏の安定を実現。目的に応じて3タイプ展開。
熱整形も可能なフランス発のベストセラーモデル
「シダス・バイクプラス」
足の形状に合わせて自由にカットでき、熱成形によって高いフィット感を得ることができる。
シマノ最高峰のフィット性能とパワー伝達性
「シマノ・カスタムフィット インソール(RC9)」
熟成型EVAフォームを特長とし、高さの異なるアーチパッドにより好みのアーチサポートが可能。
教えてくれた人
サンメリット BIKE FIT スタジオ
伏見真希門さん
カナダ留学中に海外のサイクリングシーンに触れるなかで、フィッティングについて興味を持ち、フィッティングの祖として知られるポール・スウィフトが提唱する「バイクフィット」を学ぶ。2010年頃から国内のフィッティングサービスの普及に尽力。現在、バイクフィットやスペシャライズドが提唱するリトゥールフィットを駆使してチームからパーソナルまで幅広くサービスを提供する。
https://bikefitting.jp
※この記事はBiCYCLE CLUB[2021年5月号 No.433]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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- CREDIT :
- TEXT & PHOTO:ハシケン
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