BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

プロショップもおすすめ! ペダリングが即上達すると話題の「ゼンスリップ V2.0 クリートシム」

ロードバイクをはじめた多くの人がぶつかる壁のひとつがペダリングだ。レース志向ではない人も、スムーズなペダリングができればより速くラクに走ることができる。とはいえ、効率の良いペダリングが染みついているプロ選手と違って、ビギナーが正しいペダリングを身につけるのは一朝一夕のことではない。
今回の記事では、そんなペダリングの悩みを短期間で解決できる話題のアイテム「ゼンスリップ V2.0 クリートシム」を、群馬県前橋市にあるプロショップ「サイクルハウスWISH(ウィッシュ)」の下田店長に紹介してもらった。

YouTuberも注目のクリート&シムでペダリング効率UP

イタリアのSKOPRE(スコプレ)から発売されているクリート&シム。ラインナップは2つでLOOK Keo/Blade対応のクリートタイプ「ZENクリート」と、シマノSPD-SLなど3穴クリート用のシムタイプ「ゼンスリップ V2.0 クリートシム」がある。そのZENクリートが先日、夫婦でロードバイクを楽しむかつおちゃんねるのブログで紹介され、ヒルクライマーを中心に話題となった。

いずれの商品も絶妙な厚みと角度がついているのが特徴で、ペダル下死点の入力ベクトル方向を変えることでペダリングパフォーマンスを改善できるという。今回の記事ではクリートとシューズの間に挟み込むシムタイプのゼンスリップ V2.0 クリートシムを紹介する。

挟むだけでペダリングが上達する

普通ペダルを踏み込んだときは真下方向に力が加わるが、ゼンスリップ V2.0 クリートシムを使用することによって真下ではなく斜め後ろ向きの力がペダルに加わる。普段と変わらないペダリングをしているにもかかわらず、クランクの回転方向に効率よく力を加えることができるため結果として速くラクに走れるのだ。とくにヒルクライムのような低回転時に効果を発揮し、トルクをかけて進んでいくような場面でも、その力の方向を最適な向きに整え、効率のよいペダリングを可能にする。

パワーが5%上昇するという研究結果も

もちろん、感覚的な話ではなく、本国イタリアでの検証によると、ケイデンス80回転で11分間ペダルをまわしたとき、ゼンスリップを使用すると平均パワーが5%向上し、ペダリング下死点でのトルクが20%も向上するという結果も出ている。
1分、1秒でもタイムを縮めたいヒルクライマーはもちろん、効率のよいペダリングでサイクリングをもっと楽しみたいという初・中級者にもおすすめのアイテムだ。

シマノにも対応&前作より耐久性がUP!

ゼンスリップは汎用性の高いシムタイプの製品となっており、同社から発売中のLOOK専用ゼンクリートに対し、シマノのSPD-SLなど一般的なロード用3穴クリートにも広く対応。また、前作のシムタイプからも進化しており、耐久性が大きく向上。長期間の使用でもひび割れやカケが発生しにくく、安心して使えるように改良されている。

下田店長がインプレッション!「楕円リング」よりもおすすめなワケとは?

効率のよいペダリングが期待できるゼンスリップ V2.0 クリートシムだが、プロ選手以外の一般的なサイクリストでもその違いを実感できるものなのだろうか? ここから先は群馬県前橋市のサイクルショップ「サイクルハウスWISH」の下田店長にリアルな使い心地を語ってもらった。

いつもどおりのペダリングで滑らかさを実感

使ってみてまず思ったのは、いい意味で大きな変化はないということ。僕は本当にいつもどおりペダリングをしているだけで、フォームを変えたりする必要がないのがよかった。ペダリングの効率化ということで、楕円ギヤとコンセプトが通じるものがあるが、使ってみた当初は楕円ギヤのように明確に変化を感じるものではなく、何となく言われてみれば下死点あたりのペダリングがラクに感じるというものだった。

ただ、ライドを重ねるうちに上死点に足が到達するのが一瞬早く感じるようになり、次のペダリングの準備が余裕をもってできる感覚につながった。これによりケイデンスがあがる効果もあるのではないかと思う。普段と違うことを特別やっているわけではないなかで、こういった効果が得られるのはいいですね。実際に普段のヒルクライムコースを走ってみると、ゼンクリート装着時にはケイデンスが1回転上がることもありました。

いちばんの変化はダンシングでのトラクションのかかりの良さ

高速巡航やヒルクライム、走り出しなどにも滑らかさを感じていたが、個人的にいちばん変化があったと感じたのはダンシングですね。僕はペダリングが上手いほうではないので、無理にダンシングをしようとするとペダリングの際にスルッと抜けてしまうんです。ただ、ゼンスリップを使用してのダンシングは下死点近くまでぐっと踏めるので、トラクションのかかりが良くなった印象がある。また、ケイデンスが上がるのでヒルクライムでもメリットがあると思う。どちらかというとヒルクライムが嫌いなのですが、ゼンスリップがあるなら山を上ってみようかな?と感じるほどでした。

感覚を確かめながらサドルを上げたほうが良い

今回このゼンスリップを使うにあたり、シムを挟むことによってペダルまでの距離が変わるためサドル位置を調整する必要があった。最初は取扱説明書どおりに7mm上げたのだが、ポジションが合わなかったのか腰が痛くなった。その後、走りながら少しずつ調整していき最終的にサドルの高さを3mm上げることで落ち着いた。もちろん、これはケースバイケース。外国で開発された製品なので、記載の内容が日本人の体格にそぐわないこともあります。サドルのポジション出しは利用者それぞれの感覚で調整をしたほうがいいかもしれませんね。

足あたりがマイルドだった

踏み面が広いシマノのクリートが苦手で、普段はあまり使用しないのですが、ゼンスリップがあることで足あたりがマイルドになり優しい感じがしました。ライド後に足の疲れがなかなか取れないことも多いのですが、今回はいつもより少し調子が良かった気がします。接客やメンテナンスなど、お店でも立ち作業が多いので、足の疲れが残りにくいというのは働くサイクリストにとってもうれしいポイントですね!

クリートをペダルにはめ込むには慣れが必要

クリート交換のあるあるかもしれませんが、実際に僕が最初にゼンスリップを装着して走ったとき、クリートをペダルにはめ込むのにかなり苦労しました(笑)。走っているときは特に違和感なくペダリングできるのですが、クリートの付け外しのときだけはやっぱり少し感覚が違いますね。ただ、ある程度使っていったら自然にはまるようになってきました。レースやイベントでの使用を考えている人は、余裕をもって導入し、着脱に慣れておくほうがいいかもしれませんね。

ペダリングスキルに自信のない人にこそおすすめ!

僕もそうなんだけど、ペダリングがあまり得意でない人は下死点あたりの処理が難しくなってきますが、それを機械的に補ってくれるのがこのゼンスリップ。ペダルを踏み込む人ほど下死点まで力が加わっているため、“ペダルを回す”タイプではなく、“ペダルを踏んでいく”タイプの人のほうがさらに効果を実感できると思います。

コスト面での優位性は高い!

同じような目的を達成するアイテムとして、先にもお話したように楕円リングがありますが、ゼンスリップはそれと比べて圧倒的に安く、導入のコスト面での優位性が高いです。取り付けも簡単ですし、とりあえず試してみるということが可能な店もこの商品の魅力ですね。

▼「ふくらはぎが攣りやすい」ペダリングから進化させるポイント ZENクリートの深い解説
ライトウェイプロダクツジャパン
公式ブログはこちら

今使っているシューズにそのまま取り付けるだけ!

ゼンスリップ V2.0 クリートシムのメリットはなんといっても導入のしやすさ。大規模なカスタムなどの必要がなく、今使っているシューズにそのまま装着できることが魅力だ。取り付けには少しコツが必要だが、ポイントさえ押さえればアーレンキー1本で簡単に装着できるという。

まずは古いクリートを外す

装着するにあたり、まずは今ついているクリートを外そう。その際、自分のポジションを忘れないよう基準のクリート位置をしっかりと覚えておくことが大切だ。不安な人はシールなどを使って位置を記録しておくのもおすすめだ。

ゼンスリップとクリートを合わせてシューズ裏にあてる

もともとのクリート位置を目安にシムを置き、その上に再度クリートをあてる。シムには左右があり、「SLIP」の文字がある方が外側になるよう配置しよう。なお、クリート位置はシムを挟むことで使用前より少しカカト側に下がる。こちらもサドルの高さ同様に自分の感覚で微調整していき、最適な位置を見つけよう。

付属のボルトで固定する

位置が定まったら付属のボルトでクリートとシムを同時にシューズに固定し完了だ。シムとクリートが滑ってやりづらい場合は、小さな両面テープなどでシムとクリートを仮止めしてから固定するのもおすすめだ。

製品情報

ゼンスリップ V2.0 クリートシム

価格:5,478円(税込)
付属:取り付けネジ
対応クリート:ロード用3穴クリート(Shimano SPD-SLなど)

ゼンスリップ V2.0 クリートシム
製品サイト

教えてくれた人

サイクルハウスWISH店長 下田晋一郎さん

高校生のとき、たまたま深夜に見たツール・ド・フランスをきっかけにロードバイクを始め、今ではグラベルバイクも楽しむ。お店に来てくれた人には「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」と挨拶をすることでコミュニケーションをとり、お客さまそれぞれに合わせた自転車と楽しみ方を提案することを大事にしている。

サイクルハウスWISH 前橋南店

住所:群馬県前橋市天川原町1-7-5
TEL.027-289-4141
営業時間:月曜~土曜 10:00~19:00、日曜・祝日 13:00~19:00
定休日:火曜
※高崎足門店もあり。詳細は公式サイトへ

サイクルハウスWISH公式サイト

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load