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6000台の自転車が高速道路を走った! 4年ぶりに「サイクリングしまなみ2022」開催

10月30日(日)、「サイクリングしまなみ2022」が開催された。2019年11月にナショナルサイクルルートのひとつに指定された「瀬戸内しまなみ海道」を舞台としたこの大会は、2年に1度、供用中の高速道路本線を自転車で走ることができる日本唯一の大会として国内外から参加者を迎え、国際的な人気を誇るサイクリング大会となっている。新型コロナウイルス感染症の影響で2020年大会は中止となったため、じつに4年ぶりの開催。今年は6,371名が出走し、6,185名が完走した。

コースは8つあり、今年はモデルの日向涼子さんが尾道から今治までを走るAコースのゲストとして参加。2度目の参加となる日向さんが今大会をレポートする。

高速道路を封鎖するぜいたくな空間、大人気で即完売の人気イベント

8時30分以前に生口島南IC手前管理道に到着した場合は、多々羅大橋も高速道路区間を走行できる

サイクリングをはじめると、誰しも一度は「しまなみ海道」の名を聞くのではないでしょうか。瀬戸内海に浮かぶ島々を橋で結び、多島美が一望できる絶景スポットとして人気が高い瀬戸内しまなみ海道ですが、「サイクリングしまなみ」では封鎖された高速道路を走れるということで、世界中のサイクリストや何度もしまなみ海道を訪れるコアなファンにも注目されている大人気の大会です。

私も数えたらきりがないほどしまなみ海道を走りましたが、それでも普段は自転車での走行ができない高速道路を自分の脚で走れるという開放的なこの大会は特別な存在。前回走った2018年は今治から尾道間を往復するコースでしたが、今年は尾道からスタートして今治をゴールとするAコースを走りました。往復コースはエイドが多くぜいたくではあるのですが、距離が長い分、少し慌ただしく感じたので、今年はワンウェイコースを走ることになり、「よーし、今回はいっぱい写真を撮るぞ!」と、かなり前から楽しみにしていました。

料金所を通過して高速道路を走ります

朝4時過ぎに起床。ホテルのチェックアウトは5時頃だったでしょうか。10月末の日の出時間はまだ先で、外は真っ暗。そんな中、Aコースにはスタート前から楽しみがあるのですよ。

日が昇る前から走り出し、向かうは尾道駅近くにある渡船場。尾道からしまなみ海道を走ったことがある方はご存じでしょうが、尾道とスタート地点がある向島はフェリーで渡船する必要があるのです。「しまなみ海道は海の上を橋で渡る」というのは訪れたことがない方でも知っていると思いますが、この尾道~向島区間は船を利用します。じつは船も使うのです。たった数分のことですが、船に自転車を乗せて島へ渡るなんて、ちょっとしたイベント気分ですよね。

初の広島・尾道側の高速道路を開放して、向島スタート

向島インターチェンジでのスタート前の様子。先導車の後ろに並ぶ参加者たち

スタートは尾道の向島インターチェンジ。向島インターチェンジから高速道路を走るようになったのは今大会から。高速道路の料金所で待機するって、それだけで非日常的。号砲が鳴ると、1レーンに2人ごとに通過します。最初はゆるい上りがありますが、なぜか先頭は先導車についていくかのように爆走! 少し焦りますが、今回は片道で時間はたっぷりあるので私はマイペースに走ります。

トンネル内はライトを点灯しましょう。クルマの往来がないのでトンネルがあってもストレスは感じません

そのうち、たくさんの人に追い抜かれもしますが、周囲につられて頑張りすぎたなーと思ったであろう人たちがペースを落として下がってきて、第一スタートで走りはじめたはずなのに、あっという間にたくさんの人たちと合流します。

そうそう、今回の大会は6,983名のエントリーがあり、そのうち、Aコースは900名近い人たちが走ったそうです。それだけの人たちが一気に高速道路を駆け抜ける様は圧巻です。天候にも恵まれ、見事なサイクリング日和。青い海、青い空。いつも緑豊かな島々は紅葉が差し色となり、また、高速道路から眺める景色は少し視点が高くなるせいか、いつもとは違ったしまなみ海道の風景が楽しめました。

第一エイドステーションの「多々羅しまなみ公園」。今治側からスタートした参加者も合流

レモン栽培やレモンスイーツで有名な生口島で高速を降り、多々羅大橋を渡って「多々羅しまなみ公園」の駐車場に入ります。ここは楽しみにしていた第1エイドステーション。太鼓の音で迎えられ、まんじゅうやみかんゼリーなど、大三島名物をいただきました。ここでは反対側の今治からスタートした人たちとも合流できるので、大にぎわいでした。

若さあふれるドリンクコーナー

続いて、伯方島の第2エイドステーション「伯方S・Cパーク」では「伯方の塩」を使ったスイーツを、第3エイドステーションの「よしうみバラ公園」では焼豚やじゃこ天などでタンパク質補給です。

伯方の塩を使ったスイーツとみかんジュース

それぞれの島で特徴的な補給食をいただき、大島の外周コースを走りながら今治市街を目指します。……が、ここは起伏が激しくて上りも多いのです。坂では自転車を押す人もたくさんいて、ピークでは座り込む人もいました。でも、そのきつかった思い出は、今頃はいい思い出、笑い話になっているのではないでしょうか。

「伯方の塩を使用したレモンジュレですよ!」

来島海峡大橋は追い風。前回は漕いでも進まないような向かい風だったので、今回も覚悟していただけにビックリ。長い長い橋を渡って今治市街へ。今回からゴールは今治市役所前となり、フィニッシュゲートを越えると、その先では商店街の人たちが沿道に出て、「おつかれさまー」と声をかけてくれました。商店街だけでなく、どの島も沿道には地元の人たちの声援があり、世界中から集まる華やかな大会でありながら、温かみも感じられる素晴らしいイベントでしたよ。

ゴール後にはフィニッシュフードが用意されていた。アンパンやパイ菓子のほか、B級グルメのたまご丼も。目玉焼きの下にチャーシューが隠れている

「2年後もまた走りたい!」

今回も強くそのように思わせる大会で……次回も倍率が上がるんだろうなあ。

ゴール会場でトークショーをする日向涼子さん

しまなみで見かけた参加者の皆さん

普段からしまなみ海道を走っているという地元の女性たちと。地元の人にとっても「サイクリングしまなみ」は特別なものだとか
親子でタンデムバイクという参加者も
日本在住のみなさんたち。とても気さくで陽気な方々でした
親子で参加という女性3人組。しまなみ海道は数回走ったそうだが、今大会は初参加
「この大会を目標に自転車の練習をしました」という小学校4年生の女子とお父さん。Hコースは小4から参加できる
奈良から参加という女性グループは元気いっぱい

 

 

公式サイトはこちら

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PROFILE

日向涼子

Bicycle Club / モデル/サイクリスト

日向涼子

自転車イベントのゲストや食に関する講師などマルチに活躍中。フランスとイタリアの欧州グランフォンド完走、東京ヒルクライムOMIステージ優勝など、男性も顔負けの実力アリ。シュルーモデル事務所所属。

日向涼子の記事一覧

自転車イベントのゲストや食に関する講師などマルチに活躍中。フランスとイタリアの欧州グランフォンド完走、東京ヒルクライムOMIステージ優勝など、男性も顔負けの実力アリ。シュルーモデル事務所所属。

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