初めての人も、そうでない人も! 新鮮な驚きに包まれるシマノの電動変速「105 Di2」|SHIMANO
Bicycle Club編集部
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自転車乗りの誰もが知る世界一のパーツメーカーがシマノ。プロユースからホビーユースまで幅広い製品をラインアップするなかで、レースにも街乗りにも使えるコストパフォーマンスの良いコンポーネント(変速機・変速レバー・ギヤ・ブレーキ・ホイールなどのパーツ類を指す)が、スポーツ自転車向けの「105(イチマルゴ)」シリーズだ。
今年、そんな105シリーズに変速を電動化した「105 Di2(イチマルゴ ディーアイーツー)」が登場した! 「これまで以上にロードバイクの楽しさが広がる」として注目を集めている。
今回はMCやラジオパーソナリティとして活躍し、トレイルランニングやマラソン、ロードレース・トライアスロンなどフィットネス全般に通じている岡田拓海さんに、自転車ショートトリップを兼ねてシマノ105 Di2を体験していただいた。
ギヤがスパスパと決まる
岡田さんがロードバイクを購入したのは今から約7年前。当時、シマノから電動変速が出ていたことは知っていても、それはデュラエースなどの上位グレードに限られていて、高価なモノで、レース好きなガチな人のためのモノという思いがあったそう。そこで、エアロロード形状のカーボンフレームにワイヤー式変速の105完成車を手に入れた。
とはいえ、今ではその105にDi2が加わったことで岡田さんは興味深々。試走後、開口いちばんに出てきた言葉は……。
「ほんのわずかな間で、『なんて快適なんだろう』と感じました。ワイヤー式のシフト変速はレバーを少なからず内側にヨイショと押し込む動作がありましたが、それがボタン操作ひとつでできて、変速動作も速い。指に力を入れずにギヤがスパスパと決まることって、こんなにもラクだったんだ、と。自分が操作しているものの、クルマにたとえるとマニュアル車から滑らかに変速しながら走るオートマチック車に乗り換えたようでした」
ゲームのコントローラーのような操作感
「フロントの変速性能も驚きです。フロントの2枚のギヤはチェーンリングの歯数の差が大きいのでチェーンが大きく移動しますが、リアの変速と同様にいとも簡単に切り替わってくれる。自分はワイヤー式にストレスを感じていませんでしたが、こうした進化を体験するともう戻れないのでは、と(笑)」
Di2の操作方法はワイヤー式と基本的に同じで、レバーを押す動作がボタンを押す動作に変わったと考えるといい。長めに押すことで多段変速(一回のレバー操作でギヤを連続して変速させること)もできる。
それに加えて、リアディレイラーの動きに合わせてフロントのディレイラーの位置を自動で微調整するDi2ならではの機能も備わっている。
「まだロードバイクに乗ったことがない人に、変速はレバーを内側に倒してするんだよといっても、なかなか想像がつきにくいですよね。実際、『難しそう』という顔をされたこともあります。ただ、Di2ならスマホを操作する感覚というか、ゲームのコントローラーを操る感覚でできるので、とっつきやすいし、勧めやすいですね。直感的に操作できるから、誰もが自転車に乗るコトにより集中できる気がします」
どこでも行ける、どこでもギヤ
「自転車乗りって、坂道に対してだいたいこれぐらいの力で走ればいい、という目安がそれぞれにあると思いますが、その想像以上にペダルを踏み下ろすときの感覚が軽かったですね。坂道でいちばん軽いギヤに入れたとき、誰かが後ろで押してくれるような、電動アシスト自転車みたいな感覚がありました」
試乗車に付いていたリアのギヤは34T。ひと昔前まで軽いギヤといえば28Tや32Tだったが、今モデルにはさらに軽いギヤが用意され36Tの発売も予定されている。
「変速段数が11段から12段へと進化したことで、こうした軽いギヤも付けられるようになったんですね。坂道で脚を着いてしまうとクヤシイものですけど、これなら急勾配の坂が現れても安心して走れそうです」
ブレーキがナチュラルで自然
坂道を上ったり下ったり、平地でスピードを出したり、いろいろと試すなかで岡田さんは、Di2の快適な変速性能と並んでディスクブレーキの優秀さも挙げる。
「レバーを引くと、カチっとした感触とともにスピードをしっかり抑えてくれるので安心できます。そして、なによりいいのが、その減速していく感覚がナチュラルで自然なことですね。急に止まるのではなく、スピードが吸い込まれるように止まってくれます」
狙ったところで止まる、安心できるスピードまで下げる、そんなことが感覚的にしやすいという。
自転車が日常に溶け込むスタイリング
岡田さんは普段の足にはシングルスピードの自転車を使い、仲間とのトレーニングやレースではエアロロードを使っている。その理由は、普段着でロードバイクに乗って街中を走るのはなんとなく似合わないような気がしていたから。
「ロードバイクには「よし、今日は乗るぞ、スポーツするぞ」というレーシーな雰囲気があるので、ちょっとコンビニまでという使い方ができなくて……。ただ、105 Di2の各パーツは、黒を基調としたシンプルなもので精悍でクールですね。ホイールもマットな色合いでカッコいい。最初に『Di2は快適」と話しましたが、それに『カッコいい』も加わるのだから、もう最強です(笑)」
シチュエーションを選ばずに使いたい
「Di2を試してみて、初めてロードバイクに乗ったときの良い衝撃が蘇りました。カーボンフレームの軽さやスピードの速さ、路面を疾走する爽快感に大きな驚きを受けましたが、それに近いインパクトが今回の105 Di2にもありました。今この一台を手にできるなら、僕ならレースやトレーニング、そしてカジュアルな街乗りまでシチュエーションを選ばずに使います。自転車のライフスタイルが格上げされる感じがしますね」
これからスポーツ自転車を始める人や、自転車の変速はワイヤー式と考えていた人にこそ体験してほしい、そんな新鮮な驚きに包まれる製品となっている。
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- CREDIT :
- TEXT:タナカ ダン PHOTO:小野口健太
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