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ドイツブランドのロードバイクが20万円以下、シリアス・ヴァルパローラ105|SERIOUS

ロードバイクやMTBといったスポーツバイクを幅広く展開しているドイツ発の自転車ブランド「SERIOUS(シリアス)」。ヨーロッパの人気をそのままに、今季から日本への入荷をスタートしている。そんなシリアスから、20万円以下で購入できるValpalora(ヴァルパローラ)105をインプレッション! 完成車のディテール画像と合わせて紹介しよう。

シリアス・ヴァルパローラ 105のディテール紹介

ヴァルパローラ105は「コスパの高いアルミ製ロードバイク」の王道をいくモデル。シンプルなスタイルを突き詰めた結果、17万8000円(税込/配送料別)という驚きのコスパを実現。スタンダードながら、ところどころにこだわりを見せる一台のディテールを見ていこう。

ジロ・デ・イタリアのコースとしても知られるヴァルパローラ峠(イタリア・ドロミテ)に由来したモデル名
ダウンチューブふくめ、基本新円系のフレームで構成される。シフトケーブルは一部内装となり、スッキリとした見た目も演出
11速のシマノ・105コンポーネント(リムブレーキ)を採用。あえて電動式の12速にしないことで、お手頃かつ適正な価格を実現。リアは最大30Tというビッグギヤで、厳しい登坂にも対応
ストレート形状のフロントフォークはカーボン&アルミのハイブリッド。ブレーキはリムブレーキタイプだ
タイヤにはシリアスと同国のドイツブランド、シュワルベ・ルガノK-ガード700×25cを装備。グリップ力と耐パンク性能に優れる
ボトムブラケットは伝統的なスレッド式。メンテのしやすさを重視。BBまわりのフレーム溶接痕の「盛り」も少な目で、よい仕上がりだ

全体的にプロ選手やハイアマチュアのレース向け機材といった仕様ではなく、初めてロードバイクに乗るビギナーや乗りこなしやすいセカンドバイクを求めるユーザー向けの機能&価格に仕上げられている。

「車体の安定感と親切なコンポーネントチョイス」(ライズライド 鈴木祐一)

変なクセがなく、扱いづらさがない。そんな素直なフィーリングがヴァルパローラ105の特徴的です。そして実際にしばらく乗ってみると、とくに安定感に長けているとも思いましたね。初めてのロードバイクに乗る人、具体的にはドロップハンドルが初めての人とか、ロングライドをするのが初といった人に対し、その安定感で背中を押してくれる味付けがされているなと感じました。

搭載されているコンポーネントはシマノ105の11速バージョンで、エントリーのアルミロードとしてふさわしい仕様だと思います。ホイールもチェックしましたが、しっかり頑強に作ってありましたね。まとめてみると、全体的に親切なパッケージングなんですよね。お手頃な価格の完成車には、ブレーキやクランク、ホイールに低グレードのパーツを入れてしまうブランドもけっこう多いですが、このバイクにはそれがない。「車体の安定感と親切なコンポーネントチョイス」、これがヴァルパローラ105全体での評価ですね。

SERIOUS Valpalora(シリアス ヴァルパローラ)105

メーカー小売価格:178,000円
フレームサイズ:45cm、48cm、50cm、52cm、54cm
重量:10.1kg
コンポーネント:シマノ・105(R7000)
フレーム:オールラウンドアルミフレーム
フォーク:リジッドアルカーボン

詳細はこちら

問:プロバイクショップ
https://www.probikeshop.jp

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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