那須ブラーゼンとさいたまディレーブが統合し、さいたま那須サンブレイブを結成
Bicycle Club編集部
- 2022年12月13日
JCLに所属するプロサイクルロードレースチーム「那須ブラーゼン」と「さいたまディレーブ」がレーシングチームとしての活動を統合し、共同で複数地域連携型のUCI登録のプロチーム「さいたま那須サンブレイブ」が発足する。チームの運営は那須ブラーゼの母体となるNASPO 株式会社(代表取締役 若杉厚仁)、さいたまディレーブの母体、株式会社オリエンタルスポーツ(取締役社長 山梨英男)が共同でおこなう。両チームは那須ブラーゼンの人材、さいたまディレーブの資金獲得するのに有利な立地を生かすことで両チームの弱点を補完しあうことで成長を目指す。12月13日に那須、さいたまの2拠点で行われた記者会見では2023年シーズンにはJCLでツアー3勝を目指すとし、将来的には2032年にはUCIプロチーム、2035年にはUCIワールドチームを目指す構想を掲げた。
吉岡直哉を軸に、新体制でJCLを走る
那須ブラーゼン、さいたまディレーブにもともと所属する選手に加え、新たに吉岡直哉がチーム右京 相模原から古巣に移籍することになる。このほか若手を中心に新規選手も加入し、那須とさいたまの2拠点として、那須拠点とする選手とさいたまを拠点とする13選手が所属することになる。また、チームスタッフは運営会社代表は若杉厚仁、ゼネラルマネージャーは鈴木卓史(現、さいたまディレーブ監督 )となり、チーム監督は鈴木真理(現、那須ブラーゼンコーチ)となるほか、桂 慶浩がプライングマネージャー(現、さいたまディレーブレーサー)となる。(以下、プレスリリースより)
那須エリア所属レーサー
吉岡直哉(1991/12/23)
西尾勇人(1994/01/09)
佐藤大志(1999/12/09)
新開隆人(2000/07/14)
篠原輝利(2003/04/01)
桂 慶浩(1995/11/07)
さいたまエリア所属レーサー
持留叶汰郎(1996/12.09)
藤田涼平(1997/03/13)
鈴木道也(1999/05/15)
白尾雄大(2000/09/06)
湯浅博貴(2001/03/15)
佐藤 光(2002/10/25)
小泉響貴(2004/03/29)
スタッフ
運営会社代表 若杉厚仁(那須ブラーゼン運営会社代表 1989/10/14)
ゼネラルマネージャー 鈴木 卓史(さいたまディレーブ監督 )
監督 鈴木 真理(那須ブラーゼンコーチ 1974/12/25)
マネージャー(選手兼任) 桂 慶浩(さいたまディレーブレーサー 1995/11/07)
チーム名称の由来
SAITAMA/NASU SUNBRAVE(さいたま那須サンブレイブ)。日本国内では初めて誕生する「複数地域連携型プロサイクルロードレースチーム」への思いを込めて、それぞれの地域名(SAITAMA・NASU)と、「団結する。連立する。」=「United」 の頭文字を集めた「SUN」。「BLASEN」の「B」と「DRAVE」の「RAVE」を組み合わせました。「SUN」=「太陽」が新たな挑戦を照らし続ける象徴であり、那須地域の思いを込めた「B」とフランス語で「夢」を意味する「Rēve」の組み合わせである「BRAVE」=「勇 気」には大きなチャレンジに常に強い想いと勇気を持って踏み出すという思いを込めてい ます。
チーム発足の背景
自転車チームの運営には多くの予算が必要な他、選手スタッフともに慢性的な人材不足という問題を抱えています。複数拠点型のチームとすることで、人的・資金的課題を解決しながらより規模の大きな活動の実現と強く安定したチーム運営を可能とします。
両チーム代表取締役 若杉厚仁コメント
この度新たな取り組みとなる複数地域連携型チームとして「さいたま那須サンブレイブ」 を発足致しました。未だ数多くの課題を抱えるプロサイクルロードレースチームの新たな モデルへのチャレンジとなります。この取り組みにより、より一層安定した強いチームの構築を行います。また、地域間のコラボレーションにより、今まで以上に大きな取り組みを行っていきます。各地域での活動は今までと変わらず行ってまいりますので引き続き私たちのチャレンジを見守っていただけますと幸いです。
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。