2023年チーム体制を発表、オーストラリア選手を含む6名が新規加入｜KINAN Racing Team

Bicycle Club編集部

2022年12月17日

KINAN Racing Team（キナンレーシングチーム）が2023シーズンのチーム体制を発表した。来季は2022年シーズンと同人数の13選手が所属。ライアン・カバナやドリュー・モレといったオーストラリアの選手をはじめ、孫崎大樹、白川幸希、宮崎泰史、津田悠義の6選手が新たに加入する。以下、プレスリリースより。

ニュージーランドサイクルクラシックでシーズンインを予定

13選手の内訳は、日本人ライダー10人、オーストラリア人ライダー2人、フランス人ライダーが1人で、平均年齢は28歳（本リリース配信時点）。アンダー23カテゴリーの若手有望株から実績十分のベテランまでがそろい、経験やこれまでに培ってきたスキルをビックレースでの結果に結び付けていく所存です。

これまで以上に選手個々のバックボーンが多彩であることから、選手の特性や専門性を生かしたレース出場やメンバー選考にも努めていきたいと考えています。ロードレースをメインに、トラックレースやJCLバンクリーグに主眼を置く荒井佑太や福田真平といった選手へのサポートにも引き続き注力してまいります。

アフターコロナの趣きが日増しに強まるロードレース界にあって、KINAN Racing Teamは2022年シーズン6勝、トップ3確保は31回を数え、近年をはるかにしのぐ成果を収めることができました。2023年シーズンも国内外の社会情勢に合わせながら、チーム活動に一層の充実を図っていきたいと考えています。

なかでも、メインスポンサー「株式会社キナン」の本拠である熊野地域を舞台に開催されるツール・ド・熊野でのタイトル獲得が最大の目標となります。主戦場であるUCIアジアツアーはもとより、ジャパンサイクルリーグ（三菱地所JCLプロロードレースツアー）への継続参戦ならびに各種活動への参加、サイクルイベントや地域貢献による自転車競技の普及など、日本の自転車界の活性化を目指した取り組みにも積極的に参画します。

最後に2023年シーズンの初戦として、ニュージーランドサイクルクラシック（UCIオセアニアツアー2.2、1月11～15日）を予定していることもお知らせします。過去には数多くのトップライダーを輩出した同国伝統のステージレースへ、3年ぶりに参戦します。このほか、各地の大会主催者より出場オファーを多数いただいている状況です。近日中に、新たなご案内ができるであろうこともお約束します。

KINAN Racing Team　2023年シーズン所属選手

新規加入選手／IN

ライアン・カバナ／Ryan CAVANAGH

国籍：オーストラリア
1995年11月22日生まれ　身長182cm
脚質：オールラウンダー
2022年所属チーム：ヴィクトワール広島

【コメント】
「2023年よりKINAN Racing Teamに参加できることを非常に楽しみにしています。常に最高の敬意を払ってきた日本の伝統チームでレースに臨むことを楽しみにしています。
ファンのみなさまにお会いできることも今からとても楽しみです。チーム一丸となって、勝利を目指しましょう！
スポンサー・サプライヤー企業のみなさまには、これからの素晴らしいサポートに感謝申し上げます。みなさんの代表として、誇り高きジャージを着用し、表彰台に立つことを目指していきます。
改めまして、この機会にどうぞよろしくお願いします！」

ドリュー・モレ／Drew MOREY

国籍：オーストラリア
1996年11月27日生まれ
脚質：オールラウンダー
2022年所属チーム：チームブリッジレーン（オーストラリア）

【コメント】
「KINAN Racing Teamが私に素晴らしい機会をくださったことに心から感謝しています。過去のレース出場時に、このチームのプロフェッショナリズムに大変感銘を受けていたことから、晴れてチームの一員となることに楽しみが膨らんでいます。今までレース出場してきた中で、日本が最も好きな国でもありました。ですから、2023年からのKINAN Racing Teamでの活動が本当に楽しみです」