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3年ぶりに開催したUCI宇都宮シクロクロス! 男子は織田 聖、女子は小川咲絵が勝利

12月17日から18日にかけて、栃木県宇都宮市にある道の駅うつのみや ろまんちっく村で宇都宮シクロクロスが開催。3年ぶりとなった「JCX series 第6戦 カンセキpresents2022 宇都宮シクロクロス 」は、2日間ともに今回もUCI2クラスのレースとして開催。大会初日となる17日のレースでは、男子エリートで織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が今シーズンの国内シクロクロス主要シリーズで8連勝目、そして同大会では初優勝を飾り、女子エリートで小川咲絵(AX cyclocross team)がこちらも同大会では初優勝を、それぞれ独走で飾った。

3年ぶりの開催となった宇都宮シクロクロスで織田 聖が今季8連勝目を達成

12月17日から18日にかけて、栃木県宇都宮市にある道の駅うつのみや ろまんちっく村で宇都宮シクロクロスが開催。3年ぶりの開催となった宇都宮シクロクロスは、2日間ともに今回もUCI2クラスのレースとなる。3年前のコースと比べ、フライオーバーが無くなるなど一部コースの変更がなされたが、今年もバランスの良いコースでの開催となった。

大会初日となる17日はUCIレースとして男女エリートおよび男子ジュニアのレースが、AJOCCレースとして男女の各カテゴリーレースが開催された。

今季絶好調で国内負けなし7連勝中の織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)や、現全日本チャンピオンである小坂 光(宇都宮ブリッツェン)らが参戦した男子エリートのレースは、織田が独走で大会初優勝を飾り、連勝数を8に伸ばした。

じつは初の宇都宮での勝利となった織田

織田は「宇都宮で勝ったことがなかったので、やっと宇都宮で勝てたなという感じです」と宇都宮での初優勝を振り返る。

レーススタートしてすぐに独走状態となったにも関わらず、沢田 時(チームブリヂストンサイクリング)や副島達海(大阪産業大学)に追い付かれレース序盤はパックでの走行という展開に対して織田は、「1周目の砂区間で前に出て、その後の森区間を抜けたら飛び出す形になりました。ただ、あの時点では1周目ということもあって他の選手もまだ力があって追い付いてきて、副島君や(小坂)光さんまではパックになってもいいかなと考えていました。スピードは僕が一番あるので、そこを生かして走るためにはパックの中から飛び出す形の方が良いかなと思ったので、パックにまとめようと考えていました」と意図的にパック状態に持ち込んだという。

パックになってからは「自分がペースコントロールするというよりは、(沢田と)お互いに前に出たいタイミングで前に出るような感じで」と意識したペースコントロールはあまり行わず、一方で「(中盤までは)時さんが後ろにくっついていて、でもミスで離れて。そのミスを見逃さずにしっかりと踏みました」と相手のミスをしっかりと見逃さない冷静さを終始持ち続けていた織田。

「単独になってからはペースを落とさないように、テクニカル区間はミスをしないように意識していました」と織田はレース後半を振り返り、宇都宮での初優勝、そして今シーズン主要レースでの8連勝を達成。

宇都宮シクロクロス完全優勝の期待がかかる翌日のレースに向けては、「リカバリーして明日に備えたいと思います。明日も優勝を狙います」と織田はレース後に語った。

小川咲絵が相手のミスを見逃さずに冷静な対応、宇都宮初優勝を飾る

シクロクロスでの現全日本チャンピオンである渡部春雅(明治大学)や、11月に開催されたMTB・XCO種目の全日本選手権で優勝を飾った小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)、UCIランキングで日本人トップに立つ小川咲絵(AX cyclocross team)らが参戦した女子エリートは、小川が冷静な走りで大会初優勝を飾った。

ホールショットを奪った小川と渡部が1周目から抜け出すと、テクニカル区間で渡部がミスをしたタイミングで小川は冷静に対処し、そのタイミングでレースが決まる形となったが、小川は「1周目に抜け出したいと思ったタイミングでは渡部選手がしっかりとついてきていたので、そこで体力を使うのはもったいないなと判断し無理はしませんでした。平坦で抜け出せればと冷静に判断したタイミングで(渡部選手が)ミスをしたので、そこからは踏みました」と振り返る。

単独で抜け出し独走で勝つという今シーズンの勝ちパターンに持ち込んだ小川だが、「小林選手もいてタイム差があまり開かず、所々小さなミスもあったのでそこは反省かなと。いつもであれば2分とか差がついて冷静に走れるんですが、30秒、40秒でも問題ないタイム差なので、明日は冷静に走れればなと思います」と少し焦りもあったという言う。

翌日のレースに向けては、「JCXの総合優勝も狙っているので、明日もしっかりと優勝したいなと思います」と小川はレース後に語った。

JCX series 第6戦 カンセキpresents2022 宇都宮シクロクロス Day1リザルト

男子エリート

1位:織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) 57分30秒
2位:沢田 時(チームブリヂストンサイクリング) +31秒
3位:小坂 光(宇都宮ブリッツェン) +43秒

女子エリート

1位:小川咲絵(AX cyclocross team) 48分47秒
2位:小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム) +54秒
3位:渡部春雅(明治大学) +2分24秒

男子ジュニア

1位:長島慧明(北桑田高校) 39分17秒
2位:Sam NORTHEY +3秒
3位:澤井千洋(SNEL) +44秒

 

宇都宮シクロクロス 公式サイト

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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