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2020年のツール総合優勝モデルの遺伝子を継ぐ! V3レビュー|COLNAGO

イタリアンブランド、コルナゴが放つレーシングモデル「V3(ブイスリー)」。タデイ・ポガチャルの2020年ツール総合優勝の栄光が刻み込まれた名作「V3-RS」と同じモールドを採用している一台は、レースはもちろんエンデュランスなどにも対応。このバイクを管 洋介さんのレビューとともに紹介する。

2016年から続くVシリーズ。ハンドルまわりをアップグレード

2016年に初代となるV1-rが生まれ、2018年にV2-rと進化し、それぞれの時代のフィードバックを経て生まれたのがV3-RS。そしてそのV3-RSのDNAを引き継いだV3もまた、トラディショナルなフレームスタイルを貫きながらレーシングバイクとしての「重量」「剛性」「空力」の全てを網羅している。

V3自体は2021年から展開済みだったが、主にハンドル&コラムまわりのケーブル処理が刷新され、NEWモデルとして再登場

また、2022年には新たにD型コラムを採用し、ケーブル類をハンドル~ステム~コラム~フレームへとほぼフル内装化。よりエアロダイナミクスに優れた形状となった。カラーリングもリニューアルされ、これまでよりもシンプルで現代的なデザインが採用されている。

V3 ディテール紹介

ホリゾンタルに近い伝統的なフレームスタイルを踏襲しつつも、各所のパーツやシステムには最新のものを多く採用。スプリントやヒルクライム、ダウンヒル、さらにはブルベなどあらゆるライドシチュエーションに対応させられる。そんなV3のディテールを見ていこう。

前面投影率の低いエアロハンドルバー&コラムの形状を採用しつつも、ステムとは別体。ケーブルはほぼフル内装でもポジションの調整がしやすい
ストレート形状のフロントフォーク。直進時の安定性能とコントローラブルなコーナリング性能を両立
端がカットオフされたシートポストやシートチューブでエアロ性能を向上。28Cタイヤまで対応するクリアランスで振動吸収性や安定性もアップできる
リア三角周辺も上位のV3-RSと同デザインであり、スプリントやダウンヒルでの安定性を確保。トップモデルに勝るとも劣らない性能を発揮

「クリテリウムで光るV3のパフォーマンス」by管 洋介

バイシクルクラブのインプレッションライダーであり、アヴェントゥーラサイクリングを主宰するプロライダー&フォトグラファーでもある管 洋介さんによるV3のレビューを紹介しよう。

コーナーの多いクリテリウムをメインにしつつも、その駆動性のよさからヒルクライムなどにも向く

ファーストインプレッションは、フロントまわりの高剛性によりコーナー前の急減速や、その後のコーナー切れ込みなどでのコントロール性が高いということ。こうした性能を必要とするクリテリウムにおいて、このV3のパフォーマンスは光るだろう。

短めのチェーンステーで駆動感をダイレクトに、しかも軽く得られ、ペダルを回していて常に心地いい踏み抜けを感じられるのが特徴。ダンシングのピッチをつかむのも非常に容易だ。

ハイケイデンスなペダリングやダンシングを得意とするライダーにとてもマッチした設計だ。クリテリウムだけでなく、勾配が変化しスピードの緩急のつくヒルクライムでもこのバイクの強みが生かされるだろう。各サイズに合わせたジオメトリーでフィーリングを均一化などコルナゴの性能をどんなユーザーも存分に満喫できるのがうれしい。

コルナゴらしさを詰め込んだレーシングモデル「V3」。コルナゴのもつレーシングスピリッツがモデル全体に息づいている

COLNAGO V3

価格:79万2000円(シマノ・アルテグラDi2完成車)

フレーム&フォーク:V3ディスクカーボン
コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2 R8170
ホイール:フルクラム・レーシング600DB
タイヤ:ピレリ・P7 700×28C
ハンドル:オリジナル・カーボン41
ステム:デダ・スーパーボックス
サイズ:420S、450S、480S、500S、520S
カラー:MKBR(マットカーボン)、MKBL(マットペトロールブルー)、MKWK(ホワイト)
※スラム・ライバル AXS仕様(70万4000円)、シマノ・105Di2仕様(64万9000円)も展開あり

問:アキボウ https://www.colnago.co.jp/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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