両足スタンドをスポーツバイクに取り付け! アダプターで子乗せ&デリバリーの悩み解決
Bicycle Club編集部
- 2023年02月09日
東京都台東区のサイクルショップ「カイセサイクル」が、一般車向け両足スタンドをスポーツバイクに装着するための「スタンドアダプタ」を考案。両足スタンドは子乗せはもちろん、UBERなどのデリバリーでも便利、さらにスポーツバイクに取り付けられればゆるキャンやソロキャンで浸透中のグラベルアドベンチャーロードにも向いている。このカイセサイクルではあらゆるスポーツバイクに取り付けられるアダプターの量産化に向けた金型作りのためにクラウドファンディングをスタートさせた。目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取ることができるAll-or-Nothing方式で行われ、3月20日午後11時まで支援を募集中だ。以下、プレスリリースより。
スポーツバイクにも安定安心、世界に誇る日本の両足スタンドを付けたい!
クラウドファンディングで金型を製造し、量産へ
ママチャリの「ガッチャン」するあの両足スタンド、日本人にはとてもなじみが深いのですがじつは日本にしかないことは知られていません。
このスタンドはそのままでは世界標準のクイックリリース式スポーツ自転車に取り付けることができません。ネットで検索しても不可能とばかりヒットします。
自転車は世界中の人が容易に使える乗り物として浸透しています。日本ではナット式のママチャリとして進化し、世界ではクイックリリース式のスポーツ自転車として進化してきました。ですが互換性がないのです。同じ自転車でも構造が違います。世界に目を移すと自転車にはスタンドを付けないか、付けても簡易な取り付けによる片側一本で支える片足スタンドです。
日本でもオシャレでクールなスポーツ自転車には両足スタンドが付きません。そもそも両足スタンドを付けたらかっこよくないという声も耳にしてきましたが、それに勝る利便性があると言ったらどうですか?
風にも強く利便性も高いママチャリスタンドをスポーツ自転車へ。常識を覆すカイセサイクルの発明を応援してください!
多様な車種に対応するユニバーサルデザイン
スタンドアダプタはロードバイクはもちろん、キャリアのついたゆるキャンやソロキャンで浸透中のグラベルアドベンチャーロード、クロスバイクから子乗せシートの付いた小径車まで幅広く対応します。制作にあたりコンピューターCAD・3Dプリンター・モニターテストで、トライ&エラーを繰り返し改良を重ねました。
「スタンドアダプタ」はユニバーサルデザインです。このアダプターは幅広い自転車の車輪の大きさに対応します。29erホイールには28インチスタンドとの組み合わせで対応(一部不適合もあり)、16インチ小径車には12インチ用両立てスタンドと組み合わせることで適合します。
スタンドアダプタについて
ご覧頂いたアニメーションのホワイトグレーのパーツがスタンドアダプタです。クイックリリース式スポーツ自転車のフレームと両足スタンドの間に入れて完成。自転車史上不可能であった組み合わせを可能にしました。
サイクルパーツ合同展示会にも出展、意見交換や質問も
- 販売店様から頂いたご質問
- Q カーボンフレームでもいけますか?
A カーボンいけます。先に樹脂のブロックが潰れます。 - Q スルーアクスル、エンド幅はいくつまでいけますか?
A スルーとクイックのコンバーターは世の中にあるのでそれを使って変換すれば大丈夫です。 - Q 重いですか?
A アダプター自体は重くないですが、両足スタンドは重いです
倒れない! 両足スタンドの活用でスポーツ自転車の常識を覆す発明
リターン一例
スタンドアダプタ(30%割引き) 11,570円+システム利用料
スタンドアダプタと両足スタンドのセット 18,110円+システム利用料
スタンドアダプタと安定ビック両足スタンドのセット 20,620円+システム利用料
プロジェクト概要と集めた資金の使途
金型費1,500,000円の支援を得ることができれば、金型を作製してリターンの製造を行います。その後発送となります。製造が遅れた場合は発送も遅れます。
※このプロジェクトはAll or Nothingです
リスク&チャレンジ「プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について」
リターンの原料費・宣伝費・広告費・自転車と部品の仕入れ費は自己負担します。その他必要金額と目標金額の差額の対応は自己資金で補填します。
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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