BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

「世界一楽しく乗れる自転車まちづくり」を目指したサイクリングモニターツアー in埼玉県小川町・ときがわ町

2023年2月19日、「世界一楽しく乗れる自転車まちづくり」を目指した企画の第1弾として埼玉県小川町・ときがわ町でサイクリングモニターツアー(中級コース編)が行われた。同エリアの観光、文化、食など体感し、サイクリングルートを造成するためのテストツアー。そのツアー内容を「株式会社おいでなせえ」がレポートする。

埼玉県小川町から比企地域を巡るサイクリングツアー

田園地帯や山岳地帯を巡る33kmのコース。冬と春の間となる季節に行われたモニターツアー

ツアーが行われた埼玉県比企地域は、「首都圏からもっとも近い農村」と呼ばれ、西部は山岳地帯、中央部は丘陵地、東部は水田地帯となっている。つまりサイクリングにとっては初心者から上級者までそれぞれの楽しみ方ができる最適な環境だ。

※比企地域とは東秩父村、小川町、ときがわ町、嵐山町、鳩山町、滑川町、東松山市、吉見町、川島町(順不同)の全9市町村で構成。

参考リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000088390.html

小川町駅からモニターツアー開始!

9時45分頃に受付開始。モニターツアー参加者の愛車が続々と並び始める

2月19日朝、埼玉県西部の小川町駅前に続々と参加者が集まった。ロードバイク乗りが多いが、ミニベロでの参加者も。本モニターツアーは全長33kmのコースで、走行ペースはかなりゆっくりめに設定されている。ツアー前半は有機農業として有名な小川町から、地元グルメが楽しめるときがわ町へ。駅を出発してすぐにのどかな田園風景が広がり、小川町の下里地区を駆け抜けていく。

山と川を望む橋を行く。小川町にはフィッシングスポットも多く、早い時間から釣り人が糸を垂らす
春が近づく季節。小川町の道沿いには梅の花が咲きはじめていた

小川町ののどかな田園風景を駆け抜けときがわ町へ!

有機=オーガニック農業先進の地である小川町。その歴史をまさに現地で解説する

じつは小川町の農業は世界に名だたる「有機の里」であり、有機農業の先進地域としておいしく安全な野菜を多数育成している。同エリアに在住する地域案内人の梅原 学さん(画像左)が、下里地区の成り立ちや農産物のガイドを行った。

無人直売所には大豆や根菜、葉野菜など豊富にそろう。ツアー中にも大豆を購入する参加者も!
やや低めの山々に囲まれた農村エリアだ。徐々に気温も上がり参加者の笑顔も増えていく
突如として現れた激坂! 田舎らしい風景を横目にそれぞれのペースで上る
田舎そば・うどんが堪能できる、ときがわ町の名店「橋倉屋」で昼食。絶品の地元産の粉を用いた肉うどん
おいしさが伝わる笑顔の参加者。本日初対面の人同士でも共感すればすぐ仲良しになれる!? 少人数ライドの良さかもしれない

ときがわ町の隠れた和菓子名店「都幾本」&松郷峠の短時間ヒルクライム!

小川町のローカルな和菓子店「都幾本」。サイクリングに甘味は欠かせない

昼食後は外秩父四連峰を正面に見ながら、ときがわ町の和菓子の名店「都幾本」へ。徒歩ではなかなか行きづらい場所にあり、自動車では見逃してしまうようなお店。まさにサイクリングだからこそ行きやすい和菓子店だ。

特に黒糖ようかんがオススメ。原材料にこだわり、黒糖の味もしっかりしている。一口サイズなのでサイクリング途中の補給食としてもオススメ

間食後は松郷峠に向けてクライム開始!

松郷峠は地元ライダーにはよく知られ、慣れ親しまれた峠。頂上付近で余裕のポーズ!

都幾本の後は、ハイライトとなる小川町の松郷峠へ。約2.5kmの短い道のり。ここも自分の無理のないペースで上る。激坂というわけではないので、ほどなくして全員が足を着くことなく無事登頂! なんと上りをおかわりした猛者も(笑)。その後は小川町の有名な酒蔵へと立ち寄る。

男女ともに無事峠の頂上にゴール。短めの33kmコースのなかのちょっとしたアクセントだ

最後のスポットは小川町の酒蔵「帝松(みかどまつ)」。もちろん飲酒運転になってしまうので試飲はなしで、見学のみ。硬水なのに軟らかい不思議な水を使用しており、その「まろみと奥深さ」が特徴とされる。

酒蔵「帝松」の前で一枚。もうすぐゴールだが、みんなまだまだ元気だ

その後小川町駅に戻り無事ゴール。その後の参加者の感想として「参加者同士でもおしゃべりして仲良くなることができました」や「もっとこのエリアで走ってみたい」「地域の方との交流の機会が欲しい」などの声もアンケートとして徴収、今後の事業展開に生かされることに。次回以降も期待大だ。

小川町駅に14時40分頃にゴール! 参加者同士の協力と一体感のおかげで、大きなトラブルなくモニターツアーが完了。お疲れさまでした

地域の案内人を務め、事業の立案者でもある梅原さん

今回の事業立案&案内人である梅原学さん。比企地域の、来訪者を迎え入れてくれる人の温かさやさまざまな活動への熱量に感銘し、2022年9月に小川町に移住。「比企の魅力を一人でも多くの方に知ってほしい」という思いから、サイクリングをメインにした事業を立ち上げた。今後の活躍に期待!

まだ間に合う⁉ 次回モニターツアーの情報

3月上旬~中旬にかけて次は初級コース、上級コースが開催予定。定員間近なので、迷われている方はお早めにお申し込みを。

・2023年3月4日(土):ゆるっと農村満喫コース(初心者向け) 応募期限2月28日(火)
・2023年3月11日(土):山岳一周コース(上級者向け) 応募期限3月7日(火)

こちらのURLからお申し込みください。https://ogakuru.jp/introduce/cycling_monitor

問:株式会社おいでなせえ https://oidenasay.co.jp

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load