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BS・岡本勝哉が西日本ロードクラシックで競技人生初のロードレース優勝を飾る!

4月15日から16日にかけて兵庫県加東市にある播磨中央公園で第57回JBCF西日本ロードクラシックとして第3回播磨中央公園ロードレースが開催。
初日となる15日はエリートツアーよびフェミニンツアーのレースが雨天の中開催され、E1ではリーダージャージを着用する南 和人(OUTDOORLIFE Racing)が独走で、FではU23全日本チャンピオンである小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)が川口うらら(TEAM TATSUNO)とのマッチレースを制し、それぞれ優勝を飾った。
2日目となる16日はユースツアーやエリートツアーのレース、そしてメインレースとなるJプロツアーのレースが開催され、Jプロツアーでは集団スプリントを見事に制した岡本勝哉(チームブリヂストンサイクリング)が競技人生初となるロードレースでの優勝を飾った。

3年連続での開催となった「はりちゅう」でのJプロツアー

4月15日から16日にかけて、兵庫県加東市にある播磨中央公園(通称:はりちゅう)で第57回JBCF西日本ロードクラシック(以下、西日本ロードクラシック)として第3回播磨中央公園ロードレースが開催された。

エンデューロレースなどが開催され、関西地域では比較的なじみ深い播磨中央公園のコースだが、JBCFのレースは昨年に引き続き7.4kmのフルコースで開催。

昨年に続き今年も工事が継続している中での開催となり、細かい部分では昨年とは異なるコースとなったが、S/F地点奥のテクニカルなアップダウン区間を始め、勝負どころとなるラスト1kmの上り区間は昨年同様のレイアウトとなっていた。

マンセボら6名の逃げと愛三・グリフィン・シマノによるコントロール

Jプロツアー第5戦は大会2日目となる4月16日に開催。

鹿児島での開幕2連戦、静岡での2連戦では欠場チームがいる中でのレースとなっていた中、台湾籍のBryton Racing Teamを含めてJプロツアー登録チームが全チーム出場するレースとなった西日本ロードクラシック。Jプロツアーのレースは7.4kmのコースを21周する。

Jプロツアーのリーダーである今村駿介をはじめ、チームブリヂストンサイクリングの主力選手たちがネーションズカップ出場のためか欠場となる中、マトリックスパワータグは昨シーズンも力を見せたフランシスコ・マンセボやギリシャチャンピオンであるゲオルギオス・バグラスらフルメンバーを今シーズン初めてそろえるなど、各チームによる主力選手の激しいレースが展開されることが予想された。

快晴の中13時00分に93名の選手がスタートを切ると、2周目にフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)が単独で飛び出す。

これまで何度も独走で優勝を飾ってきたマンセボを単独で逃がすのは脅威と思われたか、次の周回でマンセボはキャッチされる。しかし、マンセボを含む6名の選手が4周目に再びアタックを仕掛け、逃げ集団を形成することに成功する。

逃げの6名は以下のとおり。

・フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)
・當原隼人(愛三工業レーシングチーム)
・横山航太(シマノレーシング)
・トマ・ルバ(キナンレーシングチーム)
・アリア・キアニ(稲城FIETSクラスアクト)
・小出 樹(イナーメ信濃山形)

突然の雨と共にレースは振り出しに

6名はメイン集団に対して最大2分40秒のタイム差をつける中、メイン集団は群馬グリフィンや愛三工業レーシングチーム、シマノレーシングがコントロールする。

9周目から徐々にメイン集団がペースを上げる中、コース上空には徐々に雲がかかり始め、冷たい風が吹き始める。

そして12周目前後から雨が降り始めるといっきに激しくなり、選手たちを濡らすとともにコース各所にも水たまりができた。

この雨もあってか、逃げ集団とメイン集団のタイムが急激に縮まると、14周目には逃げ集団を吸収し、集団は一つに。しかし、急激なペースもあってかメイン集団はかなり人数を減らし、31名にまで人数が絞り込まれてしまう。

集団スプリントを制したBS・岡本勝哉が競技人生初のロードレース優勝を飾る

15周目あたりで天候が回復すると、今度はコース全体で路面から水蒸気が上がるなど、コンディションが目まぐるしく変化していく。

メイン集団からは散発的にアタックがかかるものの、愛三工業レーシングチームやマトリックスパワータグらのコントールもあり、集団は一つのまま最終周回へと突入する。

最終周回に入ってもアタックが決まらずに集団のまま最後の上り区間に入るも、ここでも集団を振り切るような動きは生まれず、20名弱の集団のまま集団スプリントへ。

最終コーナーを回って先頭には草場啓吾(愛三工業レーシングチーム)が立ち、2番手には岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)がつけ、愛三工業レーシングチームのワン・ツーフィニッシュかと思われた矢先、アウト側から岡本勝哉(チームブリヂストンサイクリング)が素晴らしい伸びを見せる。

フィニッシュライン上で草場と岡本勝哉がハンドルを投げる大接戦となるも、僅差でアウト側の岡本が前に出る形となり、岡本勝哉が競技人生初となるロードレースでの優勝を西日本ロードクラシックという大舞台で果たすこととなった。

第57回JBCF西日本ロードクラシック
第3回播磨中央公園ロードレース DAY2リザルト

1位 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling) 3時間52分41秒
2位 草場啓吾(愛三工業レーシングチーム) +0秒
3位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) +0秒
4位 入部正太郎(シマノレーシング) +0秒
5位 岩田聖矢(弱虫ペダル サイクリングチーム) +0秒
6位 孫崎大樹(KINAN Racing Team) +0秒

敢闘賞

該当者なし

中間スプリント賞

1回目 トマ・ルバ(KINAN Racing Team)
2回目 小森亮平(マトリックスパワータグ)

Jプロツアーリーダー 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム
U23リーダー 岡本勝哉(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

JBCF公式サイト

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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