新城幸也ジロ・デ・イタリアへ出場。チームメイトのコロナ陽性で緊急要請｜ユキヤ通信

5月6日から5月28日までイタリアを舞台に開催されるグランツール『106th Giro d’Italia (ジロ・デ・イタリア)』に新城幸也の参戦が決定した。
新城はリザーブとしてエントリーされていたが、チームの出場メンバー発表時に新城の名前はなかった。しかし、主要メンバーだったジーノ・メーダー(スイス)の新型コロナウイルス感染により、リザーブ選手の中から新城が抜擢され、急遽出場が決定した。

新城5度目のジロ・デ・イタリア

新城にとっては5度目のジロ・デ・イタリアで、ツール・ド・フランス、ヴェルタ・ア・エスパーニャと合わせて16回目、2021年のヴェルタ以来のグランツール出場となる。

現地時間の5月4日の夜、開幕の地イタリア中部のアブルッツォでチームプレゼンテーションが行われ、レースは6日に個人タイムトライアルで始まり、28日にローマで最終日を迎える全21ステージ、総距離3,448.6km、総獲得標高はグランツール史上最も過酷とも言われる51,300mで行われる。

新城のコメント

『久し振りのグランツール出場は突然やってきました(笑) 。正直、出場するなんて、少しも思ってなかった。チームから出場選手の発表があったばかりだったしね。フランクフルトでのレース後のコメントどおり、翌日から休暇に入っていたが、 “明日、ジロに合流しなければなりません”というチームからのメッセージでその休暇は半日で終了となった……。16回目のグランツールにして、体も頭も休暇モードになっているときに、こんなにも突如呼ばれたのは初めてですよ(苦笑) 。チームとしては大事なキーパーソンのジノの離脱は大きな痛手だけど。ジャック、ダミアーノ、サンティアゴとチームは強い。急きょ招集された身としては、チームに最大限、貢献できるよう頑張るだけです。さすがに今の調子は絶好調ではないけど、それをプラスに考えて、日に日に調子が上がって行ってくれたらと思う。3週間、楽しんでください。応援よろしくお願いします！』

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