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東京2020のレガシー「ロードレース」のコースに記念のマークを設置

小池百合子都知事が東京2020大会のレガシーとして、自転車競技のロードレースで使われた道路上に記念のマークを設置することを表明した。

東京2020大会のレガシーについて

臨海部レガシースポーツイベントに出席する東京都小池百合子都知事(左から2人目)

6月に開催された東京都議会第2定例会の一般質問を行ったトライアスリートで東京都議会の白戸太朗議員が自転車に関する質問をおこなった。

その内容は「GRAND CYCLE TOKYOプロジェクトや多摩地域のおけるロードレース等の取り組みに加え、東京大会の時にトップサイクリストが多摩地域を駆け抜けた感動の記憶を未来に継承していくためには、我が会派(都民ファースト)が以前から要望してきたように、大会のコースとなった道路に何らかの形でその証しを残し、住民はもちろん、サイクリストらも認知できるような工夫が必要であると考えます」というもので、小池知事に問う形で行われた。

小池知事はその答えとして東京2020大会の開催意義を後世に伝えるには、身近な場所でその足跡を刻むことが重要。これに加え、東京大会の自転車競技で走行した道路上に、記念のマークを設置。こうした取り組みを通じて、大会のレガシーを未来に継承し、スポーツフィールド・東京の実現につなげていく、といった旨の答弁をした。

© Tokyo 2020

東京2020大会のロードレースのルートは東京都下では調布市の武蔵野の森からスタートし、三鷹市、小金井市、府中市を通って多摩川を渡り、リアルスタート地点となった稲城市から尾根幹線を経て多摩市、八王子市、町田市へと至るもの。今回の都知事の発言ではマークについてはあくまでも東京都のみで、具体的な案はこれから示されることになる。今後はこのマークが神奈川県、山梨県、静岡県のルートでも東京2020大会のレガシーが記されることを期待したい。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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