グラスゴーで史上初のUCI世界選手権大会、日本代表選手67名を発表
Bicycle Club編集部
- 2023年07月19日
8月3日から13日にかけて、イギリス・グラスゴーで「UCI自転車世界選手権大会」が行われる。
今回の世界選手権は自転車競技のオリンピック・パラリンピック採用種目をはじめ複数種目が同じ場所、同じ期間で開催される、史上初の大会だ。今回、JCFがこの世界選手権に参戦する67名の選手を発表。以下プレスリリースより、主要選手のコメントをお届けする。
2023年UCI⾃転⾞世界選⼿権⼤会 ⽇本代表派遣選⼿ ⼀覧
男子:43名、女子:24名 計:67名
※グランフォンド種目は、個人エントリーとなります。
主要選手コメント
佐藤水菜選手のコメント
(出場予定種目:女子 チームスプリント・スプリント・ケイリン)
世界選手権は21年、22年とケイリンで銀メダルを得たものの、いまだ1番になれていない大会です。今年こそ目標でもあるアルカンシェル(世界チャンピオンジャージ)を獲得できるように、しっかり結果を出してきたいと思います。また、個人種目だけでなく、チーム種目でも良い結果を残すようにしたいです。これまで、たくさんの方々にサポートしてきてもらっているので、大会では活躍して、応援して下さる皆さんに元気を届けられればと思います。
梶原悠未選手のコメント
(出場予定種目:女子 チームパシュート・マディソン・オムニアム)
これまでの厳しく苦しい練習を乗り越え、2023年UCIトラック世界選手権大会への出場権を獲得することができました。私たちがここまで来られたのは、指導してくださったダニエル・ギジガーコーチをはじめ、家族、仲間、スポンサー各社さまの支えがあってのことだと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。応援してくださった皆さまの期待に応えられるよう、成果を発揮し、悔いの残らないよう頑張ります。応援よろしくお願いします。
中村輪夢選手のコメント
(出場予定種目:男子 BMX フリースタイル・パーク)
ディフェンディングチャンピオンとして挑む世界選手権になりますが、7月のワールドカップでも表彰台に上がれたので、調子が上がってきています。今回の世界選手権に向けて練習を続けてきている新技があるので、それをメイクして、フリースタイル・パークでは誰も成し遂げていない大会2連覇を目指したいと思います。
杉浦佳子選手のコメント
(出場予定種目:女子 パラサイクリング トラック / ロード)
今大会では2024年パリパラリンピック出場のための国際ポイントを獲得することが目標です。
そして、今年はワールドカップの参加ができなかったので、この大きな国際大会で他国の選手たちをしっかり観察し、残り1年、有意義なトレーニング期間としたいと思います。
JCF会長 橋本聖子氏のコメント
このたび、本連盟(JCF)会長に就任しました参議院議員橋本聖子です。
報道各社におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃より、本連盟に格別なご理解とご協力を賜り厚くお礼を申し上げます。
2024パリ大会への重要なステップであると位置づけられる UCI自転車世界選手権大会は、13種目の自転車競技が行われますが、これは UCI(国際自転車競技連合)として初の試みです。今大会は、2023年8月3日から13日まで、グラスゴーとスコットランド全土(イギリス)において開催されます。
日本チームは表彰台を目指し、「ロード」「トラック」「BMX」「MTB」「パラサイクリング」「トライアル」「インドア」の7種目に出場。トラックでは東京2020女子オムニアム銀の梶原悠未・2021-2022世界選手権女子ケイリン2年連続銀の佐藤水菜、BMXでは現世界チャンピオン中村輪夢をはじめとした総勢67名の選手が2024パリ前哨戦として世界の強豪と相まみえます。
インドア種目の女子サイクルボールは、日本がUCIへ働きかけたことで今大会より正式種目となりました。
より一層の高みを目指す選手に注目し、熱い応援を賜りますようお願い申し上げます。
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