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QNリーグ第4戦はあぶくま洞ヒルクライム、根本香織がアメジストジャージをキープ

7月17日(月・祝)、福島県田村市滝根町・あぶくま洞で「第6回あぶくま洞ヒルクライム」が開催された。今回の大会はQリーグの対象で、女子クラスは2023-2024シーズン第4戦も兼ねている。結果は女子クラス全体7位に入った根本香織(Team一匹狼)がQリーグポイントリーダーに。アメジストジャージを守り切った。以下、プレスリリースより。

コスプレイヤーも活躍できるあぶくま洞ヒルクライムを開催

コスプレイヤーも活躍できるあぶくま洞ヒルクライムを開催

2023年07月19日

2つのステージで争う本格ヒルクライムレース

第2ステージのスタート前に気合を入れる女子クラス選手たち。写真前方右からQリーグリーダー根本、女子クラス優勝の鈴木、4位の岡田、2位の原 睦(photo:あぶくま洞ヒルクライム実行委員会)

第6回となる今大会は、2011年に東日本大震災で被災した“福島の今”を国内外に発信し、サイクルスポーツを通じた広域的な交流人口の拡大と振興を目的に、福島復興を象徴するために立ち上げられた自転車ロードレースシリーズ「福島復興サイクルロードレースシリーズ」である。第1ステージで、あぶくま洞鍾乳洞側の5.4kmを走り、その後すぐに下山してスタートとなる第2ステージは入水鍾乳洞側の5.1kmを走行。この2つのコースを用いた全2ステージの合計タイムで順位を争うヒルクライムステージレースとなっている。

これまで高校生以上女子のQリーグ対象レースは、クリテリウムなど短いレース距離と走行時間になりがちだったが、今シーズンからはヒルクライムなど⻑めの距離や走行時間のレースも組み入れることで、ロードレースの面白さも知ってもらうとともに、さまざまな得意分野を持つ女子選手にリーグ登録をしてもらい、改めて幅広いレースの魅力を多くの方々に知ってもらうことを狙っている。

当日は朝から晴天となり、メイン会場となった星の村・天文台から臨む、あぶくま洞やレースコースからの眺めは素晴らしく参加選手たちは一層、気合が入っていたよう。そんな大会の舞台となるあぶくま洞は今年で開洞50周年という節目で、開会式には田村市⻑の白石高司氏も臨席いただき、第1ステージのスターターも市⻑が務めて選手たちの健闘を後押ししてくれた。

開会式には田村市⻑・白石氏(写真中央)も臨席(photo:あぶくま洞ヒルクライム実行委員会)
あぶくま洞の絶景を自然の背景にしたメインステージで挨拶する、あぶくま洞ヒルクライム実行委員会の先崎よしなか氏(写真左)(photo:井上和隆)
第1ステージでスタートする女子クラスの選手たちを拍手で送る(photo:井上 和隆)

実行委員会はコース清掃などさまざまな事前準備をおこない、大会当日の恒例である振る舞いでは、各ステージのスタート地点やゴールでクールダウンができるように冷たい飲み物やカキ氷を用意。さらにはメイン会場では全2ステージのレースを終えた選手たちのために、焼き鳥や地元名物の「キムコロ」、そして同じく名産品のエゴマ=じゅうねんタレのうどんなどを用意。参加賞も地元の新鮮野菜などが並んで手厚いおもてなしに参加選手は満足していたようだ。

ゴール地点にはヒットアップした選手のため、たっぷりの水を用意(photo:井上 和隆)
第2ステージのスタート地点には、大会恒例となっている地元の応援団も登場。暑い中にも関わらず各クラスのスタートに声援を送ってくれた(photo:あぶくま洞ヒルクライム実行委員会)

第1ステージが朝8時からクラス別にスタート。前日まで同じ福島県の石川町で開催された「JBCF 石川ロードレース」に出場した地元は郡山市出身の風間翔眞選手(シマノレーシング)が、今大会の最高峰クラスであるAクラスに招待選手として参加。さらに、この石川ロードに出場していた選手は無料で参加できるということもあり、朝から高気温のレースで、文字どおりの熱闘が繰り広げられた。

開会式で参加選手達を激励するシマノレーシング風間選手(photo:あぶくま洞ヒルクライム実行委員会)
非常に暑いなか、第2ステージで地元の声援を受け A クラスがスタート(photo:井上 和隆)

今大会はリーグ初の「Qリーグ=高校生以上女子が対象のシリーズ戦」を組み入れ、対象レースとなった女子クラスは14名のエントリー。男子の実力別クラスや体重別クラスの後に時差スタートした。第1レースでトップとなったのはMIVROの鈴木友佳子。その後の第2ステージも女子クラス唯一の20分台で走りきり、このあぶくま洞ヒルクライムでは2度目の優勝を手にした。

女子クラスで中学生ながら4位と健闘したブラウ・ブリッツエン U15 岡田(photo:井上和隆)

リーグの前シリーズ戦「そでがうらサマーサイクルロードフェスタ」において、Nリーグ中学生女子NWのポイントリーダーの座を手にした岡田愛裕來(ブラウ・ブリッツエン U15)も出場、得意の登坂で表彰台は逃したものの4位と健闘していた。

初のヒルクライムレース参戦で苦戦しつつも、Qリーグポイントリーダー根本は無事に全2ステージを走り切った(photo:井上和隆)

そのなかで、前シリーズ戦でQリーグのポイントリーダーを防衛したTeam 一匹狼の根本香織は苦手な登坂をこなし、苦戦しながらも全体で7位の成績を修め、ポイントリーダーの座を守りアメジストジャージの防衛をかなえた。

全2ステージを走りきり、メイン会場に戻って根本は安堵の表情(photo:井上和隆)

ポイントリーダー授与式では「初のヒルクライムレース参加だったので、皆さんの反応を見ながら何とか完走できました。皆さん、ありがとうございました」とレースを無事に終えたことに感謝する根本。今後のリーグシリーズ中盤戦にむけては「ここまでシリーズ戦に出場し続けて頑張れているので、引き続き応援をお願いします!」と意気込みをコメント。なお、根本は北海道で開催されたUCIグランフォンドワールドシリーズ「ニセコクラシックレース」において英国・グラスゴーで開催される世界選手権の出場権を得て、来月8月に参戦する。そのレースでの健闘にもご注目いただきたい。

あぶくま洞の絶景を背景に、授与式での歓声に応える根本(photo:井上和隆)

次のリーグシリーズ第5戦は7月30日(日)開催の、自転車ロードレース老舗コースとなる群馬サイクルスポーツセンターを舞台とした「JCRC legacy WR ROAD:群馬CSCロードレース」。さらには8月に入ると、福島復興サイクルロードレースの「ツール・ド・川内」と「小野こまちロードレース」の連戦が待っている。この大会当日のような蒸し暑い日が続き、トレーニングなど調整が難しいタイミングでの本格ロードレースが続くはずだが、リーグ登録選手たちには引き続きポイントリーダーを目指して頑張ってほしい。

アスリチューンのスポーツエナジージェル目録を手に笑顔を見せる根本(photo:井上和隆)

今大会のポイントリーダー授与式では、BioracerさまよりQリーグポイントリーダーの証として「アメジストジャージ」をご提供いただきました。また、Qリーグは株式会社 隼さまより「アスリチューン Qリーグポイントリーダー賞」としてアスリチューンQリーグ特製セットをご提供いただきました。改めて厚く御礼申し上げます。

「第 6 回あぶくま洞ヒルクライム」
公式ホームページ

QNリーグ第5戦の舞台は群馬サイクルスポーツセンター

第5戦は、7月30日(日)に群馬サイクルスポーツセンターで開催の「JCRC legacy WR ROAD:群馬 CSCロードレース」となります。
ほかQリーグ全15戦、Nリーグ全13戦で、シリーズ戦を予定しております。
Qリーグ・Nリーグの登録はこちらから。各対象レース開催日の3日前までに登録完了すればポイントランキングに反映。今後も女子とジュニアが活躍するリーグにご声援のほどよろしくお願いします!

QNリーグ HP

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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