カブトの最新軽量モデル! 185gの軽さと高い冷却性を手にした「フレックス・エアー」|Kabuto
ハシケン
- SPONSORED
日本生まれのヘルメットブランド「カブト」から究極の軽さを実現した「フレックス・エアー」が誕生。無駄を徹底して削ぎ落として実現したわずか185g(XS/Sサイズ)の軽さ。さらに、新機構のエアーフローパッドを採用する進化したフローティング構造。軽さと空冷性能を引き上げた次世代フラッグシップモデルのテクノロジーに迫る。
INDEX
カブトが生み出す最新の軽量モデル
ジャパンブランドとして絶対的な人気とシェアを誇る「カブト」。レーシングフラッグシップモデルには、軽さ、空冷性能、空力性能をテーマにした各モデルをラインアップ。今回登場した「フレックス・エアー」は軽さを第一に開発されたニューモデルとなり、その軽さは185g(XS/Sサイズ)を実現している。
カブトといえば、日本人の頭部形状に合わせた設計とジャパンメーカーらしい細やかなフィッティング機構が特長だ。これは歴代のどのモデルにも共通するカブトのアイデンティティーでもある。そして、軽さを追求したモデルも積極的に開発してきた歴史をもつ。カブトファンでなくとも「モストロ」の名は耳にしたことがあるだろう。軽量モデルとして登場し絶大な人気を誇った名作だ。その後、フレアーへと正常進化し、今作でついにフレックス・エアーへと生まれ変わった。
重量面では250〜300gほどが多い他ブランドに比べて、S/Mサイズで195g、XS/Sサイズでは185gという圧倒的な軽さを手に入れている。この軽さを実現するため、「軽量はすなわち“究極”の球体である」というコンセプトのもと、無駄のない球体ベースの外観デザインを設計。そこから無駄な削ぎ落としたシェイプを作り上げ、従来のトップモデルの部品構成も見直す徹底ぶり。シェル表面の肉抜き加工も施し、従来比で8.8gの軽量化に達成。
より厳格な衝撃落下試験条件で開発
超軽量だが、ヘルメットの大前提条件である安全性はJCF(日本自転車競技連盟)の高いレベルの安全基準をクリアしている。しかも、フレックス・エアーは2022年より施行されている新規格のもとで開発された。
「以前よりも衝撃落下試験時の高さが引き上げられ、安全性への要求が厳しくなっています。そのため、軽さを追求したモデルは以前よりも開発が難しくなっています」とカブト担当者は説明する。このように、フレックス・エアーは厳しい安全基準の条件下で軽さを追求した究極のモデルである。
新構造により最大8%もの高い空冷効果を実現
フレックス・エアーの特長は軽さだけではない。年々暑さが厳しくなる環境下では長時間にわたって快適性をキープできる空冷性能も重視される。そのため、ライティングポジション時を想定して、CFD解析をもとに空気の流れを最適化した最新のエアフローデザインを追求。すぐれた空冷性能を誇る同社のイザナギと同等クラスの他社モデル
さらに、新型の3点固定のY字形状のエアフローパッドを搭載。これにより頭部とヘルメットの接触面積を減らし通気性を向上しているだけでなく、あえて薄い生地を使うことで、パッドそのものの軽量化はもちろん、生地に汗を溜めないので、軽量化にも貢献している。
定評のあるカブト独自の細やかなフィット機能
一人ひとりの頭部へのジャストフィットを可能とする微調整がきくフィットシステムも健在。ワンタッチ操作が可能なBOA®︎フィットシステムを使用する「KBF-2」アジャスターや、個人差の大きい後頭部の形状に合わせた調整が可能なヘッドレスト(PAT.)を採用。アジャスターアームは上下4段階に調整が可能で、抜群のフィット性能を誇る。
サイズ展開は、XS/S、S/M、L/XLの3サイズ。カラーはマットホワイトシルバー、マットブラックガンメタ、マットバーガンティー、マットアクア、マットトランス、マットゴールドの6色。ロードシーンだけでなく、グラベルやオールロードシーンにもマッチするマットベースのカラーがトレンドを捉えている。
トップ選手とアマチュアクライマーがインプレッション
ここからは、フレックス・エアーを手に取り、実際に使ってみた国内最速インプレッションをお届けする。インプレッションライダーは、2018年、2019年の乗鞍ヒルクライムの女王で、今年の全日本選手権ロード2位の牧瀬 翼さん(WINGS PLUS)。さらに、サイクルジャーナリストのハシケンがインプレッションする。
「これまでにないソフトなかぶり心地が魅力的です」(牧瀬 翼)
「いま主にレースで使用しているモデルは高い空冷効果と包まれるフィット性能が特長のイザナギです。イザナギには何も不満はなったのですが、フレックス・エアーと持ち比べてみると、軽さの違いはやはり感じます。実際にかぶったときの軽さも快適そのものです。頭部へのストレスを全く感じない点も驚きました。歴代のカブトのモデルはどれもフィットしていたのですが、頭部との接触面積を減らした設計と新機構のエアーフローパッドのおかげで、これまでにないソフトなかぶり心地に仕上がっていると感じます。あと、ロードレースでエアロポジションを取ったときに、ヘルメット先端部で視野が狭まらないところもよいです。前傾姿勢という点ではヒルクライムレースでも視野を確保しやすく、おすすめです。」(牧瀬 翼)
牧瀬 翼さん
オランダでの海外活動を経て、現在は国内でスポンサーを付けてソロ活動中。2018、2019年の乗鞍ヒルクライム優勝。2019年に打ち立てた1時間6分48秒は女子クラス歴代2位のタイム(2023年現在)。2023年全日本選手権ロード2位。佐賀県伊万里市出身。長年カブトのヘルメットを愛用。
「ヒルクライムの上りでも空気の抜けていく快適さ」(ハシケン)
「安全性と軽さというヘルメットの相反する要素を実現させたフレックス・エアー。ヘルメットにおいて軽さは快適性を高めてくれます。ヒルクライムレースのような短時間競技はもとより、ロングライドでの首まわりへの負担軽減という観点からも重要です。数十グラムでも頭にかかる負担は大きいですから。今回は乗鞍ヒルクライムのコースでテストしましたが、かぶっていることを忘れるかぶり心地の良さを実感しただけでなく、登坂時という低速走行時でもヘルメットの中をスムーズに空気が抜けていく快適な感覚を得られました。頭部の接触面積の削減、空気が通るクリアランスを確保する「エアーフローパッド」、走行時のヘルメットポジション(角度)に合わせたエアホールとエアルートなど、エアーフローデザインの効果を感じます。もちろんスピードの出る下りでは涼しさをより感じられます。ヘルメットの中に蒸れた空気が溜まることなく、長時間走るときにもメリットです。もちろん、身につけるものを数グラムでも削ぎ落としてレースに挑みたいヒルクライマーにとっては今すぐ手に入れたいモデルでしょう。」(ハシケン)
自転車ジャーナリスト・ハシケン
フリーランス自転車ジャーナリスト。Mt.富士ヒルクライム一般の部など、各地のヒルクライムレースで優勝経験多数。乗鞍ヒルクライムの自己ベストは58分。カブトは初代軽量モデルのモストロ以降のすべてのロードフラッグシップモデルを使用してきた。現行モデルのエアロR2、イザナギ、フレアーを所有。
「FLEX-AIR」のネーミングは、「軽さのAIR」「通気のAIR」「フローティング内装のAIR」というフレキシブルなエアー3要素を持つモデルとして命名されている。外装の変化からは感じられない、軽さと快適性が格段に向上しているカブトのニューフェイス。ヒルクライムシーンに限らず、ロングライドシーンなど幅広いシーンで高い快適性を約束してくれるはずだ。
製品情報
FLEX-AIR(フレックス・エアー)
価格:2万9700円(税込)
サイズ/参考重量:XS/S 185g、S/M 195g、L/XL 215g
カラー:マットホワイトシルバー、マットブラックガンメタ、マットバーガンディー、マットアクア、マットトランス、マットゴールド
▼YouTubeで動画もチェック!
公式YouTubeチャンネル(Kabuto Active Channel)のフレックス・エアーの特長紹介ムービーはこちら!
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- PHOTO&TEXT:ハシケン
SHARE