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暗闇のバルセロナで波乱の幕開けを告げた第1ステージ|ブエルタ・ア・エスパ―ニャ2023

8月26日、スペインでブエルタ・ア・エスパ―ニャが開幕した。今年はバルセロナで第1ステージのチームタイムトライアルが行われ、チームDSM・フィルメニッヒの若きロレンツォ・ミレージ(イタリア)が、今年最初のマイヨ・ロホを袖を通すことになった。

この日ステージ優勝したチームDSM・フィルメニッヒ。レース直前の試走の時点では雨はまだ降らず。PHOTO:YUKARI TSUSHIMA

バルセロナ市街地のレースだけに、選手たちは波乱が起きることを予想

「街中でのタイムトライアルだから、何でも起きますよ」第1ステージ直前に、コースを試走するカハルラル・セグロスRGA。フェルナンド・バルセロ(写真右、スペイン)。隣にはブエルタ初出走のオールイス・アウラール(写真中央、ベネズエラ)の姿も。PHOTO:YUKARI TSUSHIMA

今年のブエルタ・ア・エスパ―ニャはバルセロナのチームタイムトライアルからスタートする。いわずと知れたこのスペインの大都市がブエルタの舞台になるのは、今回でなんと54回目。とは言え、この大都市がブエルタのゴール地点となったのは2012年以来。10年以上の時間を置いて、ブエルタに復帰したバルセロナの海岸沿いが、今回のレースのスタート地点となった。

ブエルタの始まる2日前の8月24日の木曜日にチームプレゼンテーションが開催され、2人のスペイン人サイクリストに第1ステージのチームタイムトライアルのコースの印象について聞いてみた。

フェルナンド・バルセロ(カハ・ルラル・セグロスRGA)は、「典型的な街中でのタイムトライアルのコースですね。カーブも多くてテクニカルですが、そうした条件はどのチームも同じですから。私が初めてブエルタに出た2019年の初日もチームトライアルだったのですが、その時にユンボ・ヴィスマが落車して、ステージ優勝できなかったことがありました。だからタイムトライアルのときはいつでも本当に注意して走る必要があります。何が起きても不思議ではないですし、街中のコースだとその『何かが起こる確率』も高くなりますから」とコメントしていた。

ルーベン・フェルナンデス。この時点でバルセロナの気温は37度。PHOTO:YUKARI TSUSHIMA

一方、ベテラン選手であるルーベン・フェルナンデス(コフィディス、スペイン)は「バルセロナでのチームタイムトライアルのコースは、昨年のブエルタの初日のコース(オランダ・ユトレヒト)とよく似ている感じがしますね。前半は特にカーブが多いです。ただ、去年のユトレヒトの初日と比べると、今回のバルセロナのタームトライアルのコースの後半は直線が長く続くので、そこで各チームの間でタイム差が開くでしょうね。初日はコース全体がバルセロナ市内を走ることになるので、何か予期しないことも起こる可能性もありますし」

偶然、2選手とも「バルセロナのチームタイムトライアルで、予期せぬことが起こる可能性」を指摘したインタビューとなった。

レース直前に雷が鳴り、雨が降り始める

レーススタート直前、雨が本降りに。PHOTO:YUKARI TSUSHIMA

第1ステージの前日まで気温の高い日が続いていたバルセロナだったが、第1ステージの天候は曇り空。太陽が隠れたせいか気温も思ったほど上がらず、心配された高温の影響もひとまず回避できそうなスタート前の様子だった。

午後3時くらいから各チームがタイムトライアルのコースの試走を始めるが、この時点では空には雲が多いものの雨が降る様子はなく、選手たちも比較的過ごしやすい気温の中でのコース試走となった。特に、DSMファ―ミニックやイネオス・グレナディアーズそしてモビスターが第1ステージ直前に2回の試走をしていたのが目を引いていた。

当初、19時から第1ステージのレースがスタートする予定だったが、オーガナイザーが日没の時間を考慮した結果、前々日にスタート時間が10分繰り上がることになった。

しかし、ちょうどこの日最初にスタートするカハルラル・セグロスRGAが各選手のTTバイクをチェックし始めたころから、バルセロナに雨が降り始める。そして、各チームがコースの試走を終了し、スタート前の準備をしていると、稲光がスタート地点でも見られるようになった。

当初は稲光だけで雨は降っていなかったものの、この日最初の出走チームであるカハルラル・セグロスRGAがスタートラインに並ぶころには、雨は本降りの様相を見せる。そして、この日の第1ステージでは、全チームが本降りの雨の中を走ることになった。

雨の中のタイムトライアル、デプルスが落車し棄権
2番目にスタートした

PHOTO:UNIPUBLIC / CHARLY LÓPEZ

雨脚は時間が経過するごとに強まり、バルセロナ市内のコース上には雨水がたまり始める。加えて、悪天候のせいで日没以前に街中が暗くなってしまい、コース上で明かりの見えにくい場所も発生した。こうした状況下で、多くのチームは良いタイムを出すことよりも、選手が安全にレースを終えるようにすることを優先する。しかし、イネオスのローレンス・デプルス(ベルギー)が落車し、レースを途中棄権することになった。

優勝したDSMファ―ミニックは、カハ・ルラル・セグロスRGAの直後にスタートしており、この日2番目にスタートしたチームがこの日のベストタイムをたたき出す結果となった。DSMファ―ミニックにあと一歩に迫ったのは、21番目スタートとなったモービースター。エンリック・マスの総合順位の表彰台に向けて、良いスタートを切った。

夕暮れ時のレース開催にレムコも批判

レムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)も、「今日は危険なコースだった」と批判。
この日のステージ終了後、2022年のブエルタの優勝者であるレムコ・エヴェネプールは、「今日のコースは危険すぎる。雨と暗闇でレース中何も見えなかった。」と発言し「雨は仕方ないとしても、レース中の明かりはどうにかできたのではないか」と疑問を呈した。

リザルト

第1ステージ

1 チームDSM・フィルメニッヒ 17:36
2 モビスターチーム +0:00
3 EFエデュケーション・イージーポスト +0:06
4 ロット・スーダル +0:06
5 グルパマ・エフデジ FDG +0:06
6 バーレーン・ヴィクトリアス +0:10

個人総合成績

1 ロレンツォ・ミレージ(チームDSM・フィルメニッヒ、イタリア) 17:30
2 マックス・プール(チームDSM・フィルメニッヒ、イギリス) +0:00
3 ロマン・バルデ(チームDSM・フィルメニッヒ、フランス) +0:00
4 ショーン・フリン(チームDSM・フィルメニッヒ、イギリス) +0:00
5 オスカー・オンレー(チームDSM・フィルメニッヒ、イギリス) +0:00
6 クリス・ハミルトン(チームDSM・フィルメニッヒ、オーストラリア) +0:00

新人賞

ロレンツォ・ミレージ(チームDSM・フィルメニッヒ、イタリア)

総合チーム成績

チームDSM・フィルメニッヒ

ブエルタ・ア・エスパーニャ2023プレビューはこちら

ブエルタ・ア・エスパーニャ2023の見どころ・注目選手プレビュー|ロードレースジャーナル

ブエルタ・ア・エスパーニャ2023の見どころ・注目選手プレビュー|ロードレースジャーナル

2023年08月24日

ブエルタ・ア・エスパーニャ2023 公式ウェブサイト
https://www.lavuelta.es/

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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