ツール・ド・ふくしまに経済産業大臣表彰を設定、記念プレートや名誉ゼッケンを付与

9月9、10日に福島県浜通りエリアで行われる「ツール・ド・ふくしま」。メインとなる日本最長211kmの公道市民レースのほか、3人で走る駅伝の部やなど幅広いカテゴリーが魅力の大会だ。そのツール・ド・ふくしまに、経済産業大臣表彰が設定された。

自転車に対する経済産業大臣表彰は55年ぶり

ツール・ド・ふくしまに新たに設定されることになった経済産業大臣表彰。自転車競技のロードレースに対する設定はJBCF経済産業大臣旗以来、55年ぶりとなる。

211kmカテゴリーで“競技において最も優れたパフォーマンスを示し、福島県の交流人口拡大ひいては福島県の復興及び再生に寄与した選手”1名が表彰される。なお選出はレース直後に有識者等により構成される審査委員会で実施。審査においては、リザルトに重点におきつつ、積極的な逃げ等の果敢なレース展開も考慮に評価する。

経済産業大臣表彰に選ばれた選手は、来年のツール・ド・ふくしままでの福島復興サイクルロードレースシリーズ全戦に招待。大会近傍の宿泊場所も合わせて提供される。さらに副賞として大堀相馬焼の記念プレートに加えて、福島復興サイクルロードレースシリーズ名誉ゼッケンであるF01が1年間付与される。

史上初！　自転車競技に対する復興大臣表彰も

このほかにも、9日開催のTTでは復興大臣表彰を設定。全カテゴリー総合1位の選手を表彰するもので、副賞として大堀相馬焼の記念プレートが贈呈される。自転車競技に対する復興大臣表彰は史上初となる。

駅伝には福島県知事表彰を設定

さらに、10日に開催される駅伝には福島県知事表彰を設定。3名1チーム駅伝mp全カテゴリー総合１位の選手（チーム）を表彰するもので、こちらも副賞として大堀相馬焼の記念プレートが贈呈される。

各カテゴリー1位には大堀相馬焼の走り駒（左馬）のモニュメント

大臣賞、知事賞の記念プレートにも描かれた左を向いた馬は「右に出るものがいない」とされる縁起物だ。

ツール・ド・ふくしま 公式サイト