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パリ五輪2024のロードレースで日本は男女とも1枠獲得、国別出場枠が決定へ

2023年シーズンのUCIワールドツアーが、10月17日のグリー・ツアー・オブ・グワンシー閉幕をもって終了。これを受けて、2024年に控えるスポーツ界全体のビッグイベント、パリ五輪における自転車競技・ロード種目の出場枠もおおむね見えてきている。

2023年10月18日付のUCIランキングで出場枠を決定

パリ五輪の自転車競技・ロード種目に参加できる人数は、合計180人(男女各90人)と定められている。

IOC(国際オリンピック委員会)は、国別の出場枠は2023年10月18日付のUCI(国際自転車競技連合)ロード国別世界ランキングに準ずるとしており、その順位を基準に各国の出場枠が割り当てられることとなる。

詳しくはオリンピック公式ウェブサイト内の記事を参照されたい。

https://olympics.com/ja/news/how-to-qualify-paris-2024-road-cycling-qualification-system-explained

このほかに、UCI自転車世界選手権エリートロードレース、各大陸選手権での出場枠の付与もある。大前提として、開催国フランスにはあらかじめ出場枠が男女2枠ずつ割り当てられている。

これらを算出し、ロードレースに出場できる男女それぞれ90人の枠が決まる。

個人タイムトライアルについては、男女それぞれ35人の出場が可能。国別の出場枠は、ロードレース同様に10月18日時点のUCIロード国別世界ランキングをもとにし、1位から25位のチームに自動的に1枠を付与。さらに、今年のUCI自転車世界選手権エリート個人タイムトライアルで10位までに入った国に1枠ずつ追加される。

国別出場枠最大は4。日本は男女とも1枠と見られる

本記執筆時点ではIOC、UCIともに出場枠決定にかかる正式発表を行っていないものの、前記した条件からある程度出場枠獲得国を抽出することが可能だ。

国ごとの最大出場枠は4で、男子ではベルギー、デンマーク、スロベニア、イギリス、フランスがそれに該当。UCIロード国別世界ランキングのもととなるのが、各国上位8選手のUCIポイントで、シーズン終盤にかけてスペインがフランスを追い上げる状況となっていた。しかし、最終的に逆転とはならず、スペインは前記チームより1枠少ない3となった。同様に3枠となるのはオランダ、イタリア、オーストラリア、アメリカ。

アジアでもっとも枠を獲得したのは、2枠のカザフスタン。強豪国では、ドイツやコロンビア、ポルトガル、ノルウェーなどが同様に2枠となっている。

日本は、先のアジア選手権で新城幸也が出場枠を1つ獲得(国別順位で2位だったことによる)しているが、UCIロード国別ランキングでも30位に入ったことで、こちらでの枠取りが有効に。1枠であることには変わらないものの、アジア選手権での順位による出場枠は他国へと移される。

また、個人タイムトライアルでは、ベルギー、イギリス、イタリアなどが順当に2枠を獲った一方で、タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)やプリモシュ・ログリッチ(現ユンボ・ヴィスマ、2024年よりボーラ・ハンスグローエ)を擁するスロベニアが1枠にとどまった。

新城幸也がアジア選手権で獲得していた男子の出場枠。最終的にUCI国別世界ランキングの順位が生きて1枠獲得となりそうだ ©️ Syunsuke FUKUMITSU

女子では、ロード4枠をベルギー、オランダ、イタリア、イギリス、フランスと、上位常連国が獲得。選手層の厚いオーストラリアやドイツ、アメリカは3枠、デンマークは2枠となった。

日本はUCIロード国別世界ランキングで43位に入り、1枠を獲得した。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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