キナンレーシングチームが直属のジュニア下部組織「KINAN Racing Team MIE Junior」を発足

Bicycle Club編集部

2023年10月30日

和歌山県を拠点とし国内外で活躍する自転車ロードレースチーム「キナンレーシングチーム」が、2024年シーズンから三重で下部組織の運営を開始。以下、プレスリリースより。

直属アカデミー「KINAN Racing Team MIE Junior」発足

KINAN Racing Teamでは将来のあるジュニア層の育成を通じて、ロードレース界ひいては自転車競技界、スポーツ界全体の未来を明るくすることを目指し、下部組織の運営を開始します。

2024年シーズンより稼働する「KINAN Racing Team MIE Junior」（キナンレーシングチームみえジュニア）では、自転車競技・ロードレース種目をメインに、国内大会・国際大会で戦える選手の発掘と、年代別日本チャンピオンや将来のプロ選手を目指す若い力の育成に取り組みます。

対象となるのは小学校5年生から高校生までで、選手ひとりひとりの走力やスキルに合わせた指導を行いながら、競技力向上を目指します。その一環として、毎月1回程度のレース参加を基本とし、そこで得られたレース勘や走行技術を伸ばしていくことに特化します。

ジュニア選手を育てる充実のコーチ陣

ロードレースで世界を目指す育成プロジェクトらしく、選手たちを指導するコーチ陣も充実させました。ヒルクライムやシクロクロスをで一時代を築き、現在はテレビ出演を通じた自転車競技の普及にもあつい筧五郎氏。

2021年の東京五輪ロードレース出場をはじめ、国内外のビッグレースで数多くの実績を残している金子広美選手（イナーメ信濃山形所属）。そして、トップチームにあたるKINAN Racing Teamも選手・スタッフが積極的に参画。次世代のプロロードレーサー輩出を目指すプロジェクト「ロード・トゥ・ラヴニール」とも連携し、世界で活躍できる選手を養成していきます。

チーム名にあるとおり、当面は三重県内を拠点としますが、広く各地からの参加は大歓迎。競技力の向上と並行し、交通ルールやマナー、サイクルスポーツの楽しさを啓蒙できる人材育成にも努めます。

概要

KINAN Racing Team MIE Junior（キナンレーシングチームみえジュニア）

目的・役割

自転車競技・ロードレース種目をメインに、国内大会・国際大会で戦える選手の発掘と、年代別日本チャンピオンや将来の自転車プロ選手を目指す若き力の育成に取り組む。さらに、自転車を通じて交通ルールやマナー、サイクルスポーツの楽しさなど、社会性を身につける場としての役割も担う。

実施スケジュール

2024年1月より開始予定　月3回土曜・日曜・祝日に実施
月に1回程度「KINAN AACA CUP」などのレースに参加　※詳しい日程は要問合せ

活動拠点

三重県立朝明高等学校（三重県四日市市中野町2216）
その他、近隣地域でのトレーニングも予定

入団対象

小学校5年生～高校生（女子・男子）　※小学校4年生以下の入団は応相談

月会費ならびに入会金

入会金：3000円　※兄弟姉妹2人目以降は無料
月会費：13,000円（保険加入含む）　※月３回分の金額。欠席時の返金はいたしかねます。※兄弟姉妹2人目以降は、1人11,000円

カリキュラム・プログラム（予定）

クラブメンバーの走力・スキルに合わせたグループ指導

トレーニング実施時間

9:00～11:30　小学校5年生～中学生
12:00～14:30　高校生
※走力・スキル・選手の希望によるクラス変更にも応じます

主な内容

1．選手一人ひとりの走力に合わせたプログラム設定
2．現在地（走力・スキルなど）を数値化し、レベルアップを図る
3．チームタイムトライアルやチーム走を用いた、協調性・社会性の養成
4．バイクテクニック、レーステクニック、戦略や大会準備など、実践で必要な技術指導
5．レース参加とその後の振り返りまでを一貫し、実戦を通じてスキルの向上を図る
6．サマーキャンプ（1泊予定）、ウインターイベントで、自立・主体性・社会性を育む
7．高い走力・スキルを持つ選手を対象とした「代表選手コース」の設定、KINAN Racing Teamのトレーニングキャンプ参加など、プロライダーを目指せる環境づくり