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4年ぶりの開催「湘南シクロクロス開成大会GP佐宗」男子エリートは加藤健悟が制す

1月7日(日)、湘南シクロクロス第2戦が開成水辺スポーツ公園(神奈川県足柄上郡)で行われた。この場所での開催はコロナの影響もあり4年ぶりとなる。

CX大会としては珍しい個人の名前を冠にした大会

コースは平坦かつ直線が長く、関東では珍しいレイアウト。全日本自転車競技選手権大会の一週間前ということもあり、350人以上の選手が参戦。シクロクロスの鬼と言われる佐宗広明さんの還暦祝いとして、CX大会としては珍しい個人の名前が冠となっている。
ここからは大会ネーミングの由来と、選手たちの全日本に対するコメントを含めて紹介したい。

男子エリートは加藤健悟が優勝

注目の男子エリート。事前情報では佐宗選手を先頭にスタートループのみパレードランを行うといわれていたが、加藤健悟選手(臼杵レーシング)、高木三千成選手(AX cyclocross team)が先行したあと、一瞬遅れて斎藤朋寛選手(RIDELIFE GIANT)が追従。2~5周目まで加藤選手、宇賀隆貴選手(SHIDO-WORKS)、髙木選手の3名による展開となった。その後、高木選手が遅れ、2名の争いとなるが、残り1周のキャンパーで宇賀選手の脚が痙って動けなってしまった。優勝は加藤選手、宇賀選手は高木選手に追いつかれるも、執念により2位でのゴールとなった。

MEスタート
2位の宇賀選手
表彰式

優勝した加藤健悟選手(臼杵レーシング)のコメント

「宇賀選手はロード選手で、単純に脚で勝負しても勝てないと思っていました。コーナーやシケインなど、細かい部分で自分が少し有利になれるとレース中に気づき、アタックをかけられても冷静に詰めてきました。ロード選手とはいえ、細かくアタックしていけばチャンスがありそうだなと冷静に展開を持って行きました。来週の全日本は去年より仕上がっているんで、良いとこを見せられたらと思います」

佐宗広明選手のコメント

「第1回の2013年大会のときから仲間内ではGP佐宗と勝手に呼んでたのですが、今回は本当にこういう形で本当の大会名として実現して、感無量でちょっと涙が出そうです」

古賀MCによる「パンパカパパパパーン! 本日のメインイベントがはじまります」のかけ声で始まり、佐宗広明選手の60歳を祝うケーキも用意された

湘南シクロクロスオーガナイザー、大泉裕之さんのコメント

「今回の大会は佐宗さんが会場近くに住んでおり、所属チームのFRIETENさんからコラボしてお祝いしたいと相談があり開催いたしました。今後もスポンサーという形で対応できる内容であれば今回のようなスタイルで行うのも良いかなと考えています。気になる方はぜひお問い合わせください。

右から発起人の足立選手、大泉オーガナイザー、佐宗広明選手、古賀MC

女子エリートは安藤沙弥が優勝

女子エリートはスタートから竹村舞葉選手(SHIDO-WORKS)が先行したものの、同チームの安藤沙弥選手(SHIDO-WORKS)に追いつかれ、順位が入れ替わる。1周目以降は安藤選手から遅れること10秒で竹村選手、西形 舞選手(TRC PANAMA REDS)の2名で追走。最終周回には西形選手が5秒差まで攻めたが追いつかず、安藤選手が終始安定した走りをみせ勝利を勝ち取った。

優勝した安藤沙弥選手(SHIDO-WORKS)のコメント

「一生懸命、真っすぐ進むだけとはいえ、そこが勝負所と思っていたので、タイヤを合わせて苦手なコーナーも頑張りました。久しぶりの開成で勝ててよかったです。来週の宇都宮は得意なコースではないですが、ケガなく楽しく走りたいです」

2位の西形 舞選手(TRC PANAMA REDS)のコメント

「苦手なスタートで後退してしまい、安藤選手が速かったことや私の練習不足もあり、追いつけませんでした。来週の宇都宮もテクニカルなコースですが、踏めるところは踏んで、少しでも上位になれるよう頑張りたいと思います」

3位の竹村舞葉選手(SHIDO-WORKS)のコメント

「スタート直後、いつものように飛び出しましたが、後ろのプレッシャーに勝てませんでした(笑)。試走では5回転びましたが本番では転ばず、MTBの効果も出てきたように感じました。コーナーも前より走れるようになってきたのがよかったです。来週は得意不得意別にして、楽しいコースなのでとにかく走れることを楽しみにしています」

その他カテゴリーの上位選手コメント

【女子ジュニア】日吉愛華選手(Teamまるいち)

「今日は応援していただきありがとうございました。来週の全日本は大事な大会なのでしっかりタイトルを取れるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

【男子ジュニア】福島愛都選手(TCKR)

「監督からの指示で後ろから抜かしていく練習を兼ねて参戦しました。総合1位にはなれませんでしたが、成果は感じられたのでよかったです。来週は全日本。去年4位だったので、それ以上に順位を上げられるように頑張りたいと思います」

【男子マスターズ/1位】生田目 修選手(イナーメ信濃山形&大幸ハーネス)

「今日は来週に備えて調整のみのつもりでしたが、組み立て方がうまくいき勝ててよかったです。来週が本番なのでコンディションしっかり整えて全日本も取りにいきたいと思います」

【男子マスターズ/4位】太田好政選手(AX cyclocross team)

「序盤は僕の後ろで生田目さんがぬくぬくしてましたが、4周を過ぎたころからとにかく強くて、コーナーが速かったです。パワーは変わらないと思いますが、キャンバーの乗り降りとかが速くてかないませんでした。来週は勝てるように頑張りたいです」

【ME3/1位】野村慧晴選手(AVENTURA VICTORIA RACING)

「病み上がりで全力が出せず、途中落車したものの、リズムを崩さず走りきれてよかったです。全日本までラスト一週間、自分の力を最後まで出し切って頑張りたいです」

【男子マスターズ50/1位】塩見 学選手(BBQ Masters)

「MM2に降格してましたが、2024年最初のレースで勝ててよかったです。次からMM1で戦いたいと思います。来週の全日本も頑張ります!」

【男子アンダー17/2位】三上将醐選手(アスリチューン・CORAGGIO KAWANISHI U-19)

「今日は負けましたが、課題は分かってるので全日本ではやってきたことをうまく出せるように頑張りたいです」

【男子アンダー15/1位】伊藤隆聖選手(Sonic-Racing)

「今日はU17と一緒で自分も調子よかったはずですが、思ってたより離されてしまいました。来週は万全な状態で頑張りたいと思います」

【女子アンダー17/1位】日吉彩華選手(Teamまるいち)

「今日は得意なコースではなかったんですが、走れてよかったです。来週も負けないように頑張って走りたいと思います」

次回は2月11日「湘南シクロクロス中井大会」。エントリー締切は2月4日となっている。

湘南シクロクロスHP

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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